二俣川に住む友人から聞いた、「南本宿公園はお花見スポットの穴場!」というウワサ。
近くに有名な桜スポットのこども自然公園(大池町)があるせいか、これまで他の公園で桜をみる、という機会があまりありませんでした。
しかし友人が言うには、桜を見たりピクニックをしたり、さらに遊具で遊んだりと、子連れにぴったりの公園なんだそう。
今回は、住宅街に隠れた地元で人気のお花見スポット、南本宿公園を紹介したいと思います!
二俣川駅から歩ける!住宅街の中の公園
南本宿公園は、二俣川駅から徒歩約10分の場所にあります。

大通りからは少し離れていて、周辺はとても静かな住宅街。少しわかりづらい場所にあるので、公園に隣接している南本宿小学校を目印にするのがおすすめです。
花木散策路で桜のトンネル発見!
私は友人の案内をもとに向かったところ、ちょうど小学校とは反対の南側の入口に到着しました。

住宅街を抜けると、美しい桜並木があらわれましたよ!
ここは、南本宿公園の花木散策路と呼ばれる場所なんだそう。

道路から丘の頂上に向かって散策路がつながっています。両脇に咲く桜の様子は、まるで桜のトンネルのよう。
薄いピンク色の桜と足元の緑のコントラストが、とてもキレイでした。
この日の桜は満開まであと一歩、といったところ。平日の日中に訪れたせいか、花木散策路は人がまばらで、私たち親子と数人の方しか見えていませんでした。
このステキな光景を独占できるなんて、穴場感がありますよね。
花木散策路には、桜だけでなくあじさいやモミジなども見られるのだそう。1年を通してお散歩が楽しめそうな場所でした。
遊具が充実!芝生広場
そのまま散策路に沿ってゆるい坂道をあがっていくと、カラフルな遊具がある芝生広場が見えてきます。
芝生広場は、四方が桜を中心とした木々に囲まれています。

こちらにも、レジャーシートを敷いてお花見を楽しまれている方がいらっしゃいました。小高い丘のようになっているので、空が近く感じられて解放感があります。
中央にはのぼり棒やすべり台つきの遊具があって、子どもたちに大人気。

高さの異なる鉄棒や砂場もあって、遊具が充実しています。

地面は芝生なのでふかふか。四つ葉探しもできそうでした。
砂場は見守りにありがたい、日陰になるベンチがあるのがうれしいですね。

バランス間隔を養える平均台のような遊具も。ここだけまるで遺跡のよう。

シンプルながら落ちずに端まで行くのが難しく、娘は何回もチャレンジしていました。
芝生広場は遊具がある場所が少しずつ離れているので、子どもたちは次はあれ!次はこっち!とあちこちに動き回ります。知らず知らずのうちに、元気にからだを動かせていました。
遊びに疲れたら、桜の見えるベンチで水分補給をしてのんびり休憩。お花見しながら遊具でも遊べるなんて、気に入ってしまいました!
この鳴き声なんだろう?まさかのリス!
私たちが遊んでいると、芝生広場には「キュイッキュイッ」という大きな音が響きます。何の音だろう?とあたりを見回す私。
すると偶然通りかかった奥さまがそんな私の姿に気づき、「これはね、タイワンリス。3種類の鳴き声があってね、こんなふうに鳴くのよ」と教えてくださいました。
思わず「え、鳥じゃないんですか!?」とびっくり。しかしあまりにも長く音が聞こえていたのでしばらく見ていると・・・。

なんと、本当にリスが姿を見せました。奥さまいわく、最近よく見かけるんだとか。
すべり台の近くの木だったので、知らない子どもたちも集まってきて大騒ぎ。みんなでリスを観察しました。
見どころたくさんの南本宿公園
桜や遊具が楽しめると聞いて訪問した、南本宿公園。
実際に行ってみると、その敷地はかなり広く、芝生広場や花木散策路のほかにもたくさんの見どころがありました。

トイレのあるレストハウスを挟んで芝生広場の反対側には、多目的広場があります。

自転車の練習もできそうな平らな広場で、こちらでも桜が楽しめますよ♪
また、北側には散策のできる大きな原生林がありました。

森林内にはウッドデッキがあって、探検気分が味わえます。
さらに公園内には大きな畑で野菜作りが楽しめる、分区園などもありました。

この日は春の陽気を感じる暖かな日。ぽかぽかとした日差しは暑いくらいで、たまにすーっと吹きぬけていく風が気持ち良かったです。
公園内には色とりどりのチョウが飛んでいて、数日前の寒さが嘘のように春の訪れを感じました♪
桜が美しい花木散策路をはじめ、遊具も充実していてお子さんとも楽しく過ごせる南本宿公園。みなさんも、ぜひ足を運んでみてくださいね。
南本宿公園
住所:神奈川県横浜市旭区南本宿町37-4
アクセス:相鉄線「二俣川駅」から徒歩約10分
電話番号:045-953-8801