プレパパ、プレママのときからオススメ!星川駅徒歩約2分の「こっころ」

保土ケ谷区役所を利用していると、そのとなりの「こっころ」という施設が目に入ります。いつも名前は見かけていたものの、「保育園?」「地域交流の場?なんだろう…?」と私自身理解しきれていない場所だったので、今回初めてお邪魔してみました。

行ってみると子育て世代にはありがたい、とってもステキな場所だったのでご紹介します。
プレパパ、プレママの方必見です!

保土ケ谷区地域子育て支援拠点こっころとは

保土ケ谷区役所横の建物で、道路を挟んだ向かい側にある「パークタワー横濱星川」というビルの一階に「こっころ」があります。

一見すると保育園のような雰囲気で、区などに申請をして利用を許された子連れの親子しか入れないのかと思っていました。

しかし、プレパパ・プレママでも利用できるプログラムもあり、地域全体で子育て支援をしていけるような心温まるステキな場所だったのです。

こちらは保土ケ谷区役所のこども家庭支援課との協働事業だそうで、お腹の中に赤ちゃんがいるママやパパでも利用者登録を行うだけで、さまざまなことが利用できるようになるシステムでした。

登録すると「こっころ」が使えるようになるのはもちろんなのですが、他にもメリットがたくさんありました。
具体的には、

  • 横浜市全区の子育て支援拠点の利用
  • 横浜子育てサポートシステムの入会説明会の予約
  • 横浜子育てサポートシステムのサポート依頼(入会説明会参加後)
  • 横浜子育てパートナーの相談の予約など

が挙げられるそうです。
(引用;保土ケ谷区地域子育て支援拠点こっころ公式HP「こっころだより4月号」https://www.kokkoro.org/files/libs/7307/202403291029009019.pdf )

この「横浜子育てサポートシステム」というものが聞き慣れないかもしれないですが、地域ぐるみで子育てをしていこうというシステムで、子育て中に仕事などで子どもを預かって欲しい、といった時に研修を受けた会員の方が子どもを預かってくれる仕組みなのです。

普段は一緒に過ごせるから保育園に預けていない親子でも、急な予定でどうしても…という時があると思います。とってもありがたいシステムですよね。

入ってみると、まるで保育園のような空間

インターホンを押して入ってみると、そこは保育園の入口のような雰囲気でした。
すぐに子どもが遊んでいる光景が目に入り、奥には食事スペース、壁にはいっぱいの情報があります。

遊んでいるのはママ・パパと子どもだけではなく、こっころのボランティアさんも一緒になって遊んでくれていました。
とっても心が穏やかになる雰囲気で、初めて訪れた私も癒される空間でした。

部屋の奥には乳幼児のお部屋や食事スペースなどもあり、施設内は充実しています。

ここが利用登録するだけで無料で利用できるなんて、「利用しない手はない!」と思わず感じてしまいました。

地域交流の場にもなっていて、情報収集をしたいパパママにも安心!

そして、私が驚いたのは、壁いっぱいに貼られたさまざまな情報。
その情報も子育てに関することだけではなく、地域のパパが主催でおこなっているプログラムや、保土ケ谷区にある保育園情報、ほかにも他のエリアの子育て支援の情報など、ありとあらゆる情報であふれていました。

また、保土ケ谷区は横浜市の中でも外国から来られた方が多いそうで、「がいこくじんのみなさんへ」と書かれた横浜市内の国際交流のお知らせや、「ほどがや国際交流ラウンジ」という保土ケ谷区にある国際交流の施設のお知らせなどがありました。

プレパパ、プレママ期からの支援講座も

私が訪れた日は「プレパパママのための沐浴講座」を開催しており、その様子を少し伺うことができました。

講師はとても物腰柔らかく、打ち解けやすい雰囲気でどのパパママも真剣に話を聞いていましたが、途中「先生〜…赤ちゃん用なのに私たちも眠くなってきちゃいましたよ〜」というママの声から談笑するというアットホームな空気もありました。

このような講師の方の協力をはじめ、これから生まれてくる赤ちゃんをみんなで育てていける環境があるというのは、うれしいですね。終始とっても温かい空気に包まれていましたよ。

パパ、ママとおなかの中の赤ちゃんから就学前の子まで、みんなのための場所

今後生まれてくる赤ちゃんの情報だったり、今いる赤ちゃんのことの相談や交流の場所だったり、地域のパパママと繋がれたり…と「こっころ」を利用するだけで、充実した子育て生活を地域のみんなでできるようになる場所でした。

子育て中のママは何かと孤独な気持ちになりがち。そんなときにこの保土ケ谷区の「横浜子育てパートナー」に電話相談したり、少し外出できるようになったらこっころを利用してみたり…と一人にならない工夫があることも初めて知りました。

私は長男を育てている時に里帰りをして、育休をとって9ヶ月で職場復帰してずっと保育園にお世話になっていました。

しかし、第二子を妊娠中の身としては保育園もいいところですが、こういった「こっころ」のような支援施設を利用して地域のネットワークを作ったり、赤ちゃんとゆっくり過ごしたり…という時間を過ごすのも、生まれてくる赤ちゃんとの充実した時間になるのだと思いました。

また、保育園の先生も「こっころ」に定期的に来られるということで、生まれたらぜひお邪魔したいと思います。
情報収集や地域の関わりを大切に「みんなで育てていく」という環境が、赤ちゃんにも、ママパパにも刺激になります。改めて絶対通いたい、と強く思いました。

いろいろな理由で「里帰りできない」、また、赤ちゃんと二人で過ごすのもいいけど、こういうところに行ってみたい、と興味を持たれた方は、ぜひ一度区役所にお話を聞きに入ってみたり、「こっころ」を訪れてみてはいかがでしょうか。

きっとあなたも、今よりも充実したステキな子育て時間を過ごせるようになると思います。

保土ケ谷区子育て支援拠点こっころ
住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区川辺町2−5 パークタワー横濱星川1階
アクセス:相鉄本線「星川駅」から徒歩約2分
電話番号:045−340−0013(代表)
営業時間:9:30〜15:30
休館日:日曜日、月曜日、祝日、年末年始

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。