源頼朝伝説の史跡!上星川駅から徒歩約6分「釜壇山トンネル」

前回帷子川を調べていると、保土ヶ谷区は江戸から鎌倉への通り道だったということがわかりました。
鎌倉幕府といえば小学校で誰もが習う歴史上の有名人、源頼朝公の時代の地や頼朝の妻である北条政子のゆかりの地が保土ヶ谷区には点在していたのです。

相鉄線沿いにもいくつかの史跡があり、なんだかうれしい気持ちに。
そのことが気になって今回は史跡を探して歩いてみました。

源頼朝の伝説の地、「釜壇山トンネル」へ

上星川駅北口を降りると、国道16号線があります。
その国道16号線を曲がるとすぐに、ゆかりの地「釜壇山トンネル」がありました。

歩いてみると、急にあったのでびっくりです。
話を聞いて調べていたトンネルよりずっと明るく、怖いイメージは全くなかったです。
蔦がトンネルにまとわりついていることで、なんだか歴史の長さを物語ってくれている気がします。

源頼朝伝説について

横浜市保土ヶ谷区に伝わる上星川が舞台の「源頼朝伝説」を知っていますか?
昔、源頼朝が旅の途中にひとやすみをした場所のお話です。

「源頼朝伝説」の舞台になったのがこの釜壇山。
釜壇山で二つ重なっている釜壇石を使い、お湯を沸かしてお茶を立てたそうです。
そのお茶がおいしすぎて、水の神様に感謝の意を込めて当時流れていた帷子川に向かって矢を放ったようなんです。

どれほどおいしいお茶だったのかは想像できませんが、感動を越えたおいしさだったということは間違いなさそうですよね。

釜壇山トンネルを通ってみると別世界!

蔦の生えている、いかにも歴史を感じるトンネルでしたがトンネルを抜けてみると現代の街並みが広がっていました。

今は使われていない貨物線路の「東海道貨物線」が釜壇山トンネルと並行してあります。
その高架下を利用して公園もありました。

また釜壇山トンネルの頂上横には上星川幼稚園があります。幼稚園からは陸橋を通って降りることもできましたよ。

トンネルを通っても反対側に行けますが、実はトンネル横の階段を登っても幼稚園のある頂上を通り同じ反対側に行くことができます。
今でも山の構造は変わらずに、最短距離で反対側に行けるように下にトンネルが作られているというふしぎな構造になっていたのです!

現存する釜壇山へ登ってみるのがオススメ

釜壇山トンネル横には階段があるので、簡単に階段で頂上までのぼることができます。
現代でこそ住宅街が広がっていますが、ここから見えただろう景色はきっと絶景だったと思います。
保土ヶ谷区は坂も多く、この釜壇山も山の頂上なので遥か遠くまで見渡せたのではないでしょうか。

釜壇山からの景色は絶景!!

疲れた時にひとやすみするためにこの釜壇山にのぼり、お茶を沸かしほっと息をつくとこの景色だったと想像するだけでもステキな時間ですよね。お茶もより一層おいしさが感じられたのだと想像できます。

残念ながら源頼朝公がつかったとされる石は見つかりませんでしたが、こうして昔の人もみることができた景色を今もなお見ることができるというのは、史跡が残っているからこそ。

興味のある方はいってみることをオススメします。
源頼朝公が感じたであろう景色を体感できますよ。

釜壇山トンネル
住所:神奈川県浜市保土ケ谷区上星川1丁目8
アクセス:相模鉄道本線「上星川駅」から徒歩約6分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。