【二俣川】たき火ならではの甘〜いサツマイモがおいしい!こども自然公園の焼き芋体験

二俣川駅と南万騎が原駅の間に位置する「こども自然公園」(通称:大池公園)は、横浜で最大級の面積を持つ公園と言われています。

この広大な大池公園の一角で、焼き芋体験ができます。

公式のホームページによると、11月から3月までの期間で、きりかぶ広場や野外炊事場に空きがあり、雨が降っていない日に開催しているとのこと。日程はホームページにて確認をお願いします。

数年前、たまたま見つけて訪れたところ、たき火ならではの甘みある焼き芋に家族全員魅せられました。それから毎年欠かせないイベントになっています。

先日、今シーズン初めての焼き芋体験に行ってきたので、その時の様子をレポートします。

大池公園に到着!焼き芋会場まで歩くのも楽しい

大池公園の正面玄関、入り口広場からの行き方を簡単に説明します。

通称の由来である「大池」と野球場の間をどんどん歩き、万騎が原ちびっ子動物園を通りすぎ、多くの梅の木が並ぶ梅園を抜けていくともうすぐ!

ドーナツ広場も越えて行くと「こども自然公園青少年野外活動センター」が見えてきます。

ちょっと遠いので幼稚園生の娘は大変でしたが、焼き芋のためならと一生懸命歩いていました。

かわいいお芋の絵が迎えてくれます。

いざ!お芋選び

予約などは不要で、受付時間である10時から14時までに管理棟で受付をすれば、焼き芋体験ができます。

「こども自然公園青少年野外活動センター」のホームページで焼き芋体験の開催日が記載されているので、確認の上訪問をお願いします。

【1月30日現在、発表されている開催予定日】
2月2、8、9、15、16、23、24日

広場に着いたら、野外炊事場の側にある長い階段を上り管理棟へ。

管理棟にいるスタッフさんに「名前」と「焼き芋体験に来たこと」を伝えてサツマイモを購入します。

サツマイモは1本220円(税込)、支払いは現金のみなのでお財布を忘れずに!

ダンボールに入っているたくさんのサツマイモたちから「これぞ!」というお芋を選んで、たき火会場に持っていきます。

ささいなことですが、「お芋選び」には性格が出ます。

欲張りな小学生長女は、全体的に太いサツマイモ、私は均等に火が入って欲しいので全体的に膨らみが少ない均等な太さのもの、次女は「とにかく大きいの!」とこん棒のような大きいもの。

会場近くにある洗い場でサツマイモを洗い、濡れたままアルミホイルに二重に包んでスタンバイOK!

たき火スタート

「●●さんですね〜!こちらへどうぞ〜!」

会場には数人スタッフの方がいて誘導してくれるので安心です。

みんなで軍手をつけて、アルミホイルで包んだお芋を並べたら、枯れ葉を山の形に積んでいきます。小さな子も、子ども用の軍手があるので大丈夫!

私たち以外にも数組の家族連れが、たき火を楽しんでいました。落ち葉の山から次々と煙が出て、パチパチと音を立てていきます。

静かに燃えていく炎を見つめていると、なぜか気持ちが落ち着いてきます。

写真だと少しわかりにくいのですが、こんもりと8組分くらいでしょうか、枯れ葉でできた山が火の周りを囲んでいるイメージです。

それぞれ名前が書かれた札が枯れ葉山の前にあるので、自分のお芋の場所がわからなくなる心配はありません。

たき火を眺めながらゆっくり待つ

さて、焼き芋は火にかけてすぐにできる訳ではなく、枯れ葉に埋もれながら、ゆっくりじっくり焼かれていきます。

お芋の形によって変わりますが、できあがるまではだいたい40分くらいです。

枯れ葉が燃えると灰になり、全体的に白黒になってきたら、また葉っぱをこんもりと乗せる、またその枯れ葉が灰になり……を繰り返します。

楽しくてついつい、まだ灰になりきっていないうちに葉っぱを載せたくなったりします。

でも我慢。少しづつ少しづつ、できあがりを待ちます。

できあがり!

40分ほど経つと、スタッフさんが焼き芋のでき具合をチェックしてくれます。

すると私のサツマイモが一番にできあがってしまいました。

均等に火が通るといいな、と平均的な形状のサツマイモにしたことがよかったようです。子どもたちには申し訳ないけど、先にアルミホイルを開けてみます。

できたてのサツマイモはとっても熱い!熱いです!

軍手必須でアルミホイルをもぎ取ると、蜜たっぷりのおいしそうなサツマイモが顔を出しました。

とてもおいしそうです。2つに割った途端にほっくりとした断面から湯気が舞い上がります。

さっそく一口食べてみると、おいしい!!

ものすごい甘みです。たき火ならではの香ばしさ、ほっくり、ねっとりとした甘みがとてもおいしいです。

待つこと数分。全員分のサツマイモができあがりました。

こん棒の形をしたお芋もとてもおいしそうです!

焼きたてのサツマイモをたっぷりいただきました。

アルミホイルやお芋の皮などを捨てる場所も会場にあるので、本当に手ぶらで来て手ぶらで帰ることができます。

お芋を食べ終わり空を見上げると背の高い木が生い茂っていて、気持ちの良い非日常を感じました。

今年度の焼き芋体験は3月まで!

今回もサツマイモをおいしくいただき、温かくなって大池公園をあとにしました!

毎年秋から冬にかけて開催される焼き芋体験。

雨が降ると開催できないので、判断が難しい場合は事前に問い合わせておくと安心です。

また、後々洗濯が楽なので汚れてもいい格好で行くとより全力で楽しめるのでおすすめです。ぜひ日程を確認の上、行ってみてください。

こども自然公園(横浜市こども自然公園青少年野外活動センター焼き芋体験)
住所:神奈川県横浜市旭区大池町65-1
アクセス:相鉄線「二俣川駅」南口から徒歩約17分
相鉄バス「二俣川駅南口」から「万騎が原中央」または「万騎が原大池」下車徒歩約3分
※公園入口から野外活動センターまでは徒歩約13分かかります
受付時間:10:00-14:00(当日受付)
TEL:045‐811‐8444

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。