夏の暑さが落ち着き、心地よい風が吹く秋晴れの日。
少し肌寒いと、熱々のラーメンを食べたくなりませんか?
そんな日にぴったりのお店が、さがみ野駅から徒歩わずか約4分の場所に佇む「中華そば みちや」。線路沿いに静かに暖簾を掲げる、地元の方々に愛される一軒をご紹介します。

おひとりさまでも入りやすい、温かい雰囲気の店内
訪れたのは平日の正午。
この日は、おひとりさまランチ。「みちや」は気負わず入れる雰囲気が魅力です。
自転車はお店の横に置くことができ、数台分の駐車スペースも完備。
毎回と言っていいほど、取材許可を取る際に緊張する私ですが店主さんは「いいですよ!」と、快く引き受けてくださいました!
店内に入ると左手に発券機があり、まずは食券を購入するスタイル。

座席は2人掛け、4人掛けのテーブルが1つずつ、カウンターが5席ありました。
今回私はカウンター席へ。
お昼時ということあり、店内にはすでに席が埋まるほどのお客さんが。人気ですね!

上着をかけるハンガーや、足元には荷物を置く籠も用意されていましたよ。小さな心遣いはうれしいですよね。
中華そば、つけ麺、まぜ麺と豊富なラインナップ
メニューを詳しくみてみましょう。

まず目に飛び込んでくるのが看板メニューの「中華そば」。塩・醤油の2種類から選べ、シンプルな中華そばは800円、味玉付きは920円、特製は1050円と種類も豊富です。
そのほかには、チャーシュー麺や濃厚焼きあごつけ麺、まぜ麺があり、気分に合わせて楽しめるラインナップが魅力。
サイドメニューは白ごはん、チャーシューご飯。次回はチャーシューご飯を食べてみたいと思います。
もちろん追加でチャーシューやメンマ、ネギ、味玉等のトッピングもできますよ。
そして見逃せないのが、季節限定の麺類。
訪れた日は担々麺が登場しており、夏季には冷やし焼きあご中華そばも提供していたそうです。
「いつ来ても新しい楽しみがある」のは、地域に愛されるラーメン店の大きな魅力です。
大人気、中華そばのヒミツは焼きあご×豚骨のダブルスープ
待つこと数分、注文した中華そばが出来上がりました!

スープのいい香りが一気に食欲をかき立てます。
チャーシューが2枚、海苔、メンマ、ネギとトッピングがのっていました。
まずはスープを一口。
口に含んだ瞬間、焼きあごの旨味がふわっと広がり、あとから豚骨の深みが追いかけてくる……。あっさりなのに力強い、とてもバランスのいい味わい!
みちやのこだわりは、焼きあごと豚骨のダブルスープ!
トビウオを焼いてから乾燥させることで旨味をぎゅっと閉じ込め、その香りとコクを最大限引き出しているそうです。
焼きあごメインに、豚骨とのスープは芳醇な旨味を存分に楽しむことができます。
醤油だれには2種類の醤油をベースに、焼きあごの風味と旨味を移したものを使用。塩だれには藻塩を含む複数の塩をブレンドし、奥行きある味わいに仕上げています。

麺はどちらかというと、固麺でしっかりとした歯ごたえ。
北海道産小麦の「ゆめちから」と「きたほなみ」をブレンドした平打ち麺です。
トッピングもチャーシューは、豚バラを特製タレにつけ込み長時間煮込んでいるそう。
柔らかくジューシーでスープとの相性も抜群。

卓上には「黒煎り七味」という調味料がありました。
店主さんに「途中で入れて、味変してみて!」と声をかけていただき、半分食べたところで、少量かけてみました。
黒胡椒、唐辛子、青海苔、山椒など7種類の素材を合わせた、黒煎り七味。
山椒が特にアクセントになり、ピリッとした味わいでまたおいしさを楽しめました。
気がつくと、スープまで飲み干し完食です。
リピート確実!次は家族で訪れたいお店
今回は中華そばを堪能しましたが、次回は中太平打ち麺を使用しているつけ麺をいただきたいと思います。

テーブル席もあるので、次回は家族と一緒に訪れようと思っています(なお、キッズチェアはないためご注意を)。
アットホームな店内に、気さくな店主さん、そして体の芯から温まるこだわりの一杯。
夜は遅くまで営業しているので、お仕事帰りに立ち寄るのもいいですね。
ぜひ、みなさんも訪れてみてくださいね。
中華そば みちや
住所:神奈川県海老名市東柏ケ谷2-30-5
アクセス:相鉄線「さがみ野駅」から徒歩約4分
営業時間:ランチ11:30-14:30
ディナー18:00-24:00(日曜日、祝日はランチのみ)
定休日:月曜日


































