自然の中に身をおくと、なぜだか心が軽くなるような気がしてきませんか?モヤモヤした気持ちが、草木や川に吸い込まれていくかのように…。
そんなリフレッシュできる自然豊かな場所が、鶴ヶ峰にあります。名前は「帷子川親水緑道(かたびらがわしんすいりょくどう)」。しかも、駅から徒歩5分というびっくりする近さ!
地元の小学生が「まち探検」で訪れる、鶴ヶ峰に住む人々にとっては、とても身近な「帷子川親水緑道」。私も子供達が小さかった頃は、時々訪れていたのですが、最近はすっかりご無沙汰でした。
そこで今回、2月のある晴れた日、久しぶりに歩いてみることにしました。
駅から徒歩5分でアクセス抜群!
「帷子川親水緑道」は、鶴ヶ峰駅から徒歩5分。鶴ヶ峰駅北口を出て、踏切を背中にしてしばらく直進すると見えてきます。
「帷子川親水緑道」は、住民が水辺に親しめるようにと「水と緑と歴史のプロムナード事業」の一環として、昭和63年に帷子川の河川敷を整備してつくられました。そのままの地形や自然をいかした緑道です。
案内図を見ると分かりますが、「池・庭園ゾーン」「せせらぎゾーン」「広場ゾーン」の3つに分かれています。
池のコイを探すのも楽しい!静かな美しさに癒される「池・庭園ゾーン」
今回は、鶴ヶ峰の駅から歩いて来たので、まずは「池・庭園ゾーン」からスタートです!
入ってすぐの階段をおりると、池が目の前に見えてきます。周りの木々がとてもきれいですね。きっと春や秋には、もっと素敵な景色が楽しめるのではないでしょうか。
しばらく行くと、東屋がありました。ここに座って、ゆっくりと池を眺めるのもいいですね。
少し先には、池のそばまで近づける場所があります。子供達が小さかった頃は、よくここに来て、池にいる亀やコイを眺めていました。
「まだいるかな?」と思って探してみましたが、コイの姿を見ることはできたものの、亀を発見することはできず…。まだ冬眠中かもしれませんね。春になったら、また探しに来ようと思います。
森林浴でリフレッシュ!川の流れも心地よい「せせらぎゾーン」
池をあとにして、次は「せせらぎゾーン」へ。左右を緑に囲まれた、川沿いの道が続きます。木漏れ日と穏やかな川の流れが、とても気持ちいいですね。
しばらく歩くと、橋があります。この橋を渡ると、緑道を出て鶴ヶ峰駅へ向かう道に続いています。
夏には子供たちが川遊びに夢中です!
さらに進むと、川のそばまで行くことができる道があります。
この道を進んでいくと、川が目の前に!
夏になると、子供達とここで川遊びをしていたことを思い出します。浅くて流れが穏やかなので、小さい子供でも安心して遊ぶことができます。
近くの子育て広場でも、夏になると「帷子川親水緑道で川遊びをしよう!」という企画が開催されており、たくさんの親子が川遊びを楽しんでいます。遠出しなくても、地元で川遊びができる場所があるというのは嬉しいですよね。
もちろん、ベンチもあります。歩き疲れたら、ちょっと休憩しましょう。
つり橋の先にあったものは…
さらに進むと、大きなつり橋を発見!何度も来ていたのに、全く知りませんでした!
つり橋を見つけると、なぜだか渡ってみたくなりませんか?
さっそく、ワクワクしながら、揺れを楽しみつつ渡ってみると…
つり橋の向こうには、木でできた囲いのあるスペースがありました。「バードウォッチングウォール」という場所で、木の壁にある穴から、自然の中にいる野鳥を観察することができます。
壁には観察できる鳥の種類を描いた看板があります。私も「どこかにいないかな?」と周りを見渡してみたところ、2羽のカモを発見しました!
再び、つり橋を渡って、緑道をさらに奥へ。鶴ヶ峰にいるのに、まるで森林浴をしているような気分です。
走り回れる広いスペースの「広場ゾーン」
最後にたどりついたのは、ベンチのある広場でした。たくさん歩いたので、ここで少し休憩。
ぼんやり座っていると、右から左から、どんどん人が通っていきます。「帷子川親水緑道」は、鶴ヶ峰の人々にとっては、毎日の生活で利用するとても身近な道なのだなと感じました。
自然の中でウォーキングしたいと思ったら、「帷子川親水緑道」は本当におすすめです。運動しながら、自然からパワーをもらえる場所です。ぜひ一度、訪れてみて下さいね!
帷子川親水緑道
住所:神奈川県横浜市旭区白根1-1
アクセス:相鉄線鶴ヶ峰駅から徒歩5分