今回は三ツ境駅から歩いて18分の「長屋門(ながやもん)公園」に行って来ました。
歴史的な建物を楽しめるとのことでしたが、
入り口からさっそくどっしりとした趣のある建物が!!
明治時代に作られた歴史ある建物たちがお出迎え
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中に入って、先ほどの建物を振り返ると、裏側はこんな感じです。
向かって左手が長屋門。
長屋門というのは、もともとは江戸時代、武家屋敷で敷地の周囲に、
家臣を住まわせるために長屋を建て、その建物に扉をつけて門としたもののことだそうです。
時代が過ぎるにつれて、武士だけでなく有力農民たちも暮らすようになったとのこと。
右側に建物は穀蔵といって、
その名前の通り、穀物の保存、農機具の収納に使われていたそうです。
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こちらは文庫蔵。
この蔵は、衣類など、家財の収納として使われていたようです。
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そしてこれが母屋です。
表側にはメンテナンスのためかボランティアの方がたくさんいたため
こちらの写真は建物の裏側です。
どの建物も本来は中に入って見学できますが、
当面の間は新型コロナウイルス感染症対策の観点から、
外からの見学が基本となっていました。
しかし、完全入室禁止ということではなく、
利用申告書を記入することで入室も可能とのことです。
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今回は建物の外からの見学だけで済ませました。
中はゆっくり入ってみるのも、かなり見応えがあって楽しめそうです。
見どころや楽しみ方は歴史的な建物以外にも!
長屋門の中にある工房では、
定期的に「おもちゃの病院」というイベントもあるようです。
この病院では、壊れたり、調子が悪くなってしまったおもちゃの手術をしてくれるとのこと。
ぬいぐるみから精密機械仕掛けのおもちゃまで、
ほとんどのおもちゃが修理の対象となるようです。
開院日程はホームページの「おもちゃ病院」のページに記載されていますので、
診てもらいたいおもちゃがある方はぜひチェックしてみてください。
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「長屋門公園ボランティア会」のボランティアの方々の作った民芸品や、
お野菜や切り花、お菓子なども販売されています。
お菓子は長屋門銘菓の「昔が来た」。
こちらは三ツ境商店街「和菓子屋 文化堂」さんが、
長屋門での販売用に特別に作っているものとのこと。
白いおまんじゅうと黄色いおまんじゅうがあって、
白い方には白あん、黄色い方にはこしあんが入っています。
季節によって販売されているものの内容も変わって来るようで、
今回の季節の品には梅干しが出ていました。
定例の行事には、落語会(長屋門寄席)や、懐かしシネマ館というのがあるそうです。
他にも、紅葉のライトアップや、ミニ門松作りなど季節ごとのイベントもたくさん。
習字教室や写真教室、陶芸教室などもあるとのことで、
地域交流だけでなく趣味作りもできる穴場スポットです。
この公園の魅力は歴史的な建物のエリアだけじゃない!
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歴史的な建物のエリアを離れると、散歩道や、自然観察をできるエリアがあります。
公園内の樹林には、40種類ほどの野鳥がやって来るそうです。
毎月第三金曜日には自然観察会が行われているとのポスターも掲示されていました。
歴史を学んだり、自然の中でのびのびと遊んだりするだけでなく、
地域とのつながりを深められるこの公園。
みなさんも、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
長屋門(ながやもん)公園
住所:神奈川県横浜市瀬谷区阿久和東1-17
アクセス:三ツ境駅から徒歩18分、
三ツ境駅から神奈中バス乗車6分「上阿久和」下車、徒歩5分
開園時間:午前9時から午後5時まで
休園日:毎月第2水曜日、第4水曜日、年末年始(12/29〜1/3)