ある日何気なくグーグルマップを見ていると、気になるパン屋さんを発見!
写真を見ると、カレーパンやえのきとしめじのタルティーヌなど、オシャレで目をひくパンがたくさん紹介されています。
カウンターを彩る雑貨もセンスが良く、なんともステキな雰囲気♪
外をみると、さっきまでパラついていた雨があがっています。
今しかない!と財布を握りしめて、すぐに向かってみることにしました。
今回は保土ヶ谷区新井町にあるグラン・ドゥ・ブレ はらぺこコッペを紹介します。
バス通りにある千丸台のベーカリー
グラン・ドゥ・ブレがあるのは、千丸台団地近くのバス停「金草沢」のすぐそば。
バス通りには「千丸台連合商店会」の看板があります。
近くに来ると、ベーカリーののぼりが見えました。
こちらの白基調の建物が、グラン・ドゥ・ブレです。
どうやってお店へと入るのか、しばらくお店の周りをウロウロしていると、赤い屋根ののびているところがカウンターだとわかりました。
おうちと壁の間のかわいらしい小道を進みます。
お花や雑貨がとってもオシャレです♪
パン作り45年の職人が魅せるツヤやかなパン
ガラス1枚分ほどのショーケースには、バケットやメロンパン、カリカリチーズなど10種類以上のパンが所狭しと並んでいます。
ガラス越しにもわかる、ツヤやかなパン。とてもおいしそうです!
カウンターの奥には、ひとりの男性店員さんの後ろ姿が。
遠慮がちに「今日はお店やっていますか?」と声をかけると、「やってま~す!大丈夫ですよ!」と意外なほど明るい声が返ってきました。
お話を伺うと、なんとこの方は店主である原さんでした。
パンを作り続けて45年の職人さんです。
パン作りからお会計まで、全て店主の原さんがおひとりで切り盛りされているそうですよ。
また原さんはお店のプロデュース業もしていて、このグラン・ドゥ・ブレもご自分で自宅をデザインして作られたそう。
カウンターの後ろには、コンパクトながら動きやすそうな調理スペースが広がります。
忙しそうですが、ひとりひとりに丁寧に接客し、おしゃべりもかかさない原さん。
お話ししながらも、後ろでオーブンが鳴ると「ちょっと待ってね~!」とテキパキと焼きたてのパンを取り出します。
帰るころにはすっかり雨も上がり、少しずつ青空が見えてきました。
雑談も楽しく、ステキなパン屋さんに出会えて気分も晴れ晴れ。うれしい気分で帰宅しました。
どれも別格のおいしさ!リピート間違いなし
今回は、バケットと塩バターぱん、アップルデニッシュとごぼうサラダを購入しました。
まずは塩バターぱん。
一口いただくと、ふわっとした食感にバターのコクを感じます。そこに塩っ気が加わって、シンプルながらとってもおいしい!このパンだけで、どんどん食が進みます。
ツヤツヤのアップルデニッシュは、甘酸っぱいリンゴが特徴的。
シャキシャキ感が少し残るリンゴと、アーモンドの食感が絶妙なおいしさを奏でます。
最も感動したのが、ごぼうサラダ!
ちょっとかたいかな?と思いながらも口にすると、中はフワフワしています。
中には、ささがきのごぼうとにんじんが入ったおいしすぎるサラダがたっぷり。
ごまを感じるマヨソースも絶品です。
時間帯や日によって置いてあるパンは異なるそうなので、次回はどんなパンに出会えるのか、これもまた楽しみですね!
キッチンカー「はらぺこコッペ」も準備中!
改めて店主の原さんにお話を伺うと、グラン・ドゥ・ブレはコロナ禍で一度閉店したものの、今年4年ぶりに再開したそう。
このパン屋で千丸台団地を盛りあげたいんだ!と笑顔で話される姿が、とても印象的でした。
偶然グーグルマップでお店を見つけたことを話すと、「たまに見て来てくれる人がいるんだ~うれしいなぁ。インスタグラムも毎日更新してるよ!」と声を弾ませて喜んでくださいましたよ。
現在原さんは店舗に加えて、キッチンカー「はらぺこコッペ」も準備中だそう。
「パン屋さんが作る本気のパンを使って、幅広い種類のコッペパンを売りたい!」と輝く目で夢を話してくださいました。
街を盛り上げる、オシャレでおいしい千丸台のパン屋さん、グラン・ドゥ・ブレ。
みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。
グラン・ドゥ・ブレ はらぺこコッペ
住所:神奈川県横浜市保土ヶ谷区新井町572-1
アクセス:相鉄本線「西谷駅」よりバス「千丸台団地」乗車約8分、「金草沢」下車徒歩約1分、または相鉄本線「鶴ヶ峰駅」から車約10分
電話番号:090-6008-8799
営業時間:8:00-20:00
定休日:月曜日