ある日、南本宿のスーパー「いなげや」前の通り「保土ヶ谷二俣川線」を自転車で走っていると、いつもの風景と何か違うぞ、と不思議な感覚におそわれました。
自転車を止めると、いつも見かける赤いラーメン屋さんの隣にのれんが出ています。
おしゃれです!おしゃれな外観です!二俣川を愛しているからこそ言いますが、二俣川にはあまり無いかわいい雰囲気のお店があります。
外からそっとのぞいてみると、どうやら「どら焼き屋さん」のようです。
家に帰り、お店のことを調べてみると「自由が丘から移転」という文字が見えて目を疑いました。なぜ二俣川に来てくれたのでしょうか、不思議が止まりません。その謎も解明したかったので、あんこ好きの娘を連れて早々に再訪しました。
小麦粉不使用、乳製品不使用のこだわりのどら焼き
扉を開けてそっとあいさつをすると、お店の方が明るく声をかけてくれました。
「いらっしゃいませ!」
店内には座席が5席ほどあり、淡いピンクのクッションが春らしくワクワクします。お店で食べるのも、テイクアウトもOKとのこと。
どら焼きは「有機抹茶生どら」と「有機ほうじ茶生どら」の2種類ありました。
- 乳製品不使用
- 動物性原材料不使用
- 小麦粉不使用
- 有機素材使用
このようにメニューに書かれていて、身体にやさしいおやつであることが分かります。
抹茶もほうじ茶も大好きで、季節の苺ちゃんもとても気になりましたが、まずは抹茶を選択。幼稚園生の娘も渋いことに抹茶好きなので今回は「有機抹茶の生どら」を2つ注文です。
まもなく、お店の方が抹茶色の皮にあんこをのせている姿が見えました。
もう、これだけでとてもおいしそうです。
生どら登場!見ているだけで幸せになるフォルム
まもなく、「有機抹茶の生どら」が現れました。
とてもおいしそうです!!見た目からふわふわしていそうな生地に、たっぷりのあんことクリームが入ってボリュームがあります。
一口食べてみると、予想を上回るおいしさ!!
ふわふわした皮の抹茶、クリーム、あんこ、全てが優しい甘さに包まれ、とても幸せな気持ちになりました。
これは、幼稚園児に自分1人で食べさせて中身全部落下という事態は避けなければなりません。
次女のどら焼きを私が両手で持ち食べさせる、自分のどら焼きを食べる、食べさせる、食べる、、、正直面倒ですが、一口も無駄にせず、全部食べ切りたい気持ちが勝ってこうなってしまいました。
たまに自分が食べることに夢中になり「ママ(私も)食べたいよ」と横から催促されながら、しっかり味わって完食です。
優しい甘さとモチモチふわふわの皮がおいしくて止まらなくなり、小さな子もペロリと食べてしまいました。
自由が丘から二俣川へ
食後に、気になっていたアレを聞きました。
「自由が丘にもともとあったお店とInstagramで見たのですが、本当ですか?!」
お店の方は笑顔で「オーナーの実家が二俣川周辺にあり、こちらで営業することになった」と教えてくれました。もともとご縁がある街だったんですね!相鉄ユーザーとしてとてもうれしいです。
もう一つ、どら焼きを食べて気になったことを。
「どうしてこんなにモチモチしているんですか?」
「生どら」のモチモチした皮を一瞬で好きになったので、秘密を知りたかったのです。皮にはタピオカ粉やもち粉などを使っているそう。
お店でいただいたリーフレットによると、「上新粉、もち粉、上南粉、JAS認証オリジナル有機茶、澱粉、有機豆乳・・・」などなどモチモチの秘密はたくさんありました!とてもお家で真似することは無理そうです。
私が感じたこのお店の大きな特徴は、小麦粉や牛乳を使っていないこと。
小麦や牛乳アレルギーの方も安心です。アレルギーを持つ人の「みんなと同じものが食べたい」という願いが叶うのは、とてもステキなことだなと思いました。
どら焼きと合わせてその場でたててもらえる抹茶やほうじ茶のメニューもあり、とても魅力的です。
娘は大きなどら焼きを1人で食べることができて満足したようなので、今度はゆっくり1人でお抹茶とどら焼きを楽しみたいと思います。
どら焼きが完売してしまうこともあるので、遠方の方は事前に電話をしてから行くと確実ですよ。
南本宿交差点のそば「Dolala(どぅらら)」の生どら、とてもおいしいです。ぜひ行ってみてください。
Dolala(どぅらら)
住所:神奈川県横浜市旭区南本宿町102-9
アクセス:相鉄線「二俣川駅」からバス「保土ヶ谷駅東口行き」に乗り約7分「南本宿」下車すぐ
相鉄線「二俣川駅」から徒歩約25分
営業時間:11:00〜17:00
TEL:045-744-8220
定休日:不定休