普段はほとんど自宅で仕事をしていますが、以前からコワーキングスペースを利用してみたいと考えていました。そんな折、友人から天王町のコワーキングスペース「PILE」を教えてもらい、足を運んでみることに。最初の訪問では、スペース内で開催されていた展覧会を見学。その後、実際に作業スペースとしても利用してみました。
天王町駅から徒歩約1分。創作できるコワーキングスペース
PILEは、天王町駅から約1分の好立地に2023年春にオープンしました。コワーキングスペースというと、PCを使ったデスクワークを思い浮かべる方が多いかもしれません。PILEではデスクワークはもちろん、DIY工具や大型プリンターも利用可能。ビジネスマンからクリエイターまで、さまざまな方のワークスペースとして活用できる場所です。
展覧会を見学
天王町駅周辺で開催されているパブリックアート展覧会では、PILEをはじめ、駅構内、高架下、ベリーニの丘など、複数の場所で11月中の1カ月間にわたって作品を楽しめます。高架下の壁面に展示されたアートを眺めながら散策し、PILEへ向かいました。
PILEに一歩足を踏み入れた瞬間、広い作業台や工具が目に入り、「まるでアトリエのような空間!」と感じました。
こちらはPILEの一角で展示されていた作品。魅力的なアートと写真の数々に、心が和むひとときを過ごせました。
ポストカードが販売されていたので、わたしも購入し自宅に飾っています!PILEでは、仕事をする場所としてだけではなく、このような展覧会やワークショップが定期的に開催されています。会員でなくても参加できるのはうれしいですね。
コワーキングスペースを初利用
後日、今度は実際に1day drop-inを利用してみました!平日は10:00~18:00、土日は10:00~17:00。施設内の消耗品については、一部有料の備品もあるそうです。料金は2,800円(税込)。わたしは今回、1日だけの利用でしたが、定期的に利用したい方には会員になるのがおすすめです。
月額会員さんは24時間利用が可能で、共有ツールや制作用備品が使用できます。利用プランは多様で、月額会員のほかにも、土日会員や学生会員など、ライフスタイルや予算に応じて柔軟に選択可能。自分に合った利用方法を見つけることができるでしょう。
入り口付近に会員の方のプロフィールが掲示されていました。染色や絵画などクリエイターの方がやはり多い印象です。アーティストの創作拠点として親しまれているPILEの特徴がよく伝わってきます。
作業台も広いので作業しやすそう!こういった家具類も開設したときに、スタッフの方やクラウドファンディングで支援してくれた地域の方が協力して作成されたそうです。
キッチンで食事を作ることもできるとか。手前のテーブルでお昼休憩をされていた方もいらっしゃいました。会員さんや利用されている方が気軽にお話しできたり、情報交換ができたりする和やかな雰囲気である点も魅力ですね。
ちなみに、わたしは記事の校閲と執筆をしましたが、とてもはかどりました!
印刷機やオンライン会議ができるブースも完備
PILEにはA3プリンターと、印刷会社に置いてあるようなA1サイズも印刷できる大きなプリンターが設置してあります。プリンターの横に使用方法や料金表が分かりやすく表示されていました。
オンラインで会議ができるブースも設置してあります。木工作業などによる音が気になる心配もなく、静かな環境で打ち合わせに集中することができます。このように配慮の行き届いた設備があるため、創作する方もPC作業をする方も同じ空間で快適に活動できる環境が整っていますよ。
DIY工具も豊富です!十分なスペースのある作業台もあるので、効率的に作業できそうです。
PILEで創造力を刺激しよう
今回紹介したPILEは、従来のコワーキングスペースの概念を超えた、創造性豊かな空間です。充実したDIY設備や大型プリンター、会議ブースなどさまざまな設備を完備し、幅広い職種の利用者が心地よく活動できる環境が整っています。また、展覧会やワークショップの開催を通じて、地域の文化発信拠点としても機能しているので、創作活動の新たな可能性を広げる魅力的なスペースとなっています。
みなさんも、ぜひPILEを訪れてみてください。
PILE – A collaborative studio –
住所:神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134-9 星天qlayD-2
アクセス:相鉄線「天王町駅」から徒歩約1分
TEL:080-6040-0045
営業時間:1日利用の場合は平日10:00-18:00、土日10:00-17:00 ※各会員利用時間の詳細は施設にご確認ください。
定休日:祝日
駐車場:なし