【大倉山】焼きたてのホームメイドメープルビスケットがおすすめ!「WHITE SLICE 」

今回ご紹介するのは、カフェ「WHITE SLICE (ホワイトスライス)」です。

大倉山と新羽の間を南北に流れる鶴見川。東京湾に向かって大きく東に曲がる手前にあるのが「新羽橋」です。
駅からは少し離れていますが、静かな住宅が広がり、川沿いの遊歩道にはいつも涼しい風が流れ、散歩やサイクリング、ランニングを楽しむ人、登下校中の学生などが行き来しています。
「WHITE SLICE」は、新羽橋のそばにある小さなカフェです。

カナダに魅せられたマスターが、毎日手焼きするメープルビスケット

お店は、新羽方面からは新羽橋を渡ってすぐの三叉路の手前の右側、大倉山方面からは新羽橋東側の交差点を進んで左側にあります。写真は大倉山側から見たものです。

ん?お店の前に「BURGER」の大きな看板があります。確か、ビスケットとサンドイッチがおいしいと聞いていたのだけれど…。
ちょっぴり不思議に思いながら、中に入ります。

入った途端、甘くてこうばしい香りがいっぱい!!
オーブンから出したばかりの、焼きたてのビスケットがズラリと並んでいます!

一番のおすすめ「バナナクリームチーズ」です。「はじめて食べていただくなら、ぜひこれを!」とマスターに勧めていただきました。

みんな大好きなイチゴのビスケットもあります。甘く焼けたイチゴとクリームチーズがとろっととろけた感じがたまりません!

マスターは大のカナダ好き。カナダのカフェでの記憶をたどりつつ、試行錯誤を繰り返して完成したオリジナルレシピのメープルビスケットは、子どもの手のひら位はゆうにあるビックサイズ。見た目に反して、甘さはグッと控えめ。焼き菓子によくある口が乾くようなパサつき感を極力抑え、くちどけがよく食べやすい生地になっています。

バターがたっぷり入ったしっとりクッキーも人気です。この日は、チョコチップとココナッツパイナップルの2種類が焼きあがっていました。

アメリカの田舎のダイナーに迷い込んだみたい!ポップでおしゃれな店内

入店直後からおいしい香りのオンパレードで、店内を見渡すのをすっかり忘れていました。
コンパクトな造りで、厨房のあるカウンターの左側にはベンチがあり、奥にはテーブル席が3組あります。

ドリンクメニューです。左側のボードは定番メニュー、右側のロール紙にはおすすめやシーズンのビバレッジが書かれています。この日のおすすめは「ラベンダーオーツミルクラテ」とのこと。

ホットコーヒーとホットティーはなんとおかわり自由!マグカップを渡してくださるので、
自分で好きなだけ注ぎます。コーヒーは普通のコーヒーとフレーバーコーヒーの2種類を用意。白楽にあるBRコーヒーさんから取り寄せているそうです。

ビスケットやクッキーの他に、サンドイッチやトースト、パイなど、食事にもなるボリューミーなメニューもあります。人気は「チキンサンドイッチ」。オリジナルのマヨネーズソースが絶品だそうですよ!

店内の装飾もポップでかわいい雰囲気!イラストやカードなどがさりげなく飾られているのがすてきです。

ほんのりラベンダーがおいしいラテ&意外に軽い?特大ビスケット

注文した「ラベンダーオーツミルクラテ」と「バナナチーズビスケット」がやってきました!

大きなグラスで供されるラテは、エスプレッソにラベンダーシロップを加え、オーツミルクを注いでホイップをたっぷりのせたビバレッジ。

オーツミルクのほんのりやさしい甘さにエスプレッソの濃厚なコクが加わり、最後にふわっとラベンダーの香りが抜けていきます。ホイップを混ぜるとミルキーさが増して、まろやかに楽しめます。これはおいしい!

バナナクリームチーズのビスケットは、甘さが本当に控えめでサクッと軽めの生地なのにボロボロしない絶妙の「さくさく&しっとり」感です。

焦がしたバナナの香ばしさに、クリームチーズのほんのり酸味のまろやかさが合わさると、本当においしい。大きいのに、いつのまにかパクパクと全部食べ切ってしまいました。

この日は平日にもかかわらず、開店前には2人のお客さんが並び、12時の開店後も常連らしきお客さんが数人入って来られました。慣れた様子でおかわり自由のコーヒーやティーを注文し、サンドイッチやビスケットを選んでいきます。

「後から〇〇ちゃんが来るの、私と同じサンドイッチが食べたいって!」
「先に作り始めますか?待ってる方がいい?」
「作り始めて大丈夫だって!」

お客さんとマスターの、明るい会話が店内に響きます。

マスターのサトウさんです。多くの時間をひとりで切り盛りしていて、厨房カウンターの中から笑顔で迎えてくれます。

サトウさんは、高校のときに訪れたカナダにすっかり魅せられ、社会人になってからも度々カナダを旅し、ついに定住しようと決意したそうです。
仕事をすべて整理し、いざ向かおうとしたときにコロナ禍に見舞われました。やむなく渡航を断念して日々悩んだ挙句「自分がやりたいことをやりなよ」とアドバイスをもらい、今の場所にハンバーガー店を開いたそうです。

「お客さんにも来ていただいていたし、味もきちんとしていたのですが、ハンバーガーを作ることに対してなんとなく違和感を感じていたんです。それで、大好きなカナダで食べたメープルビスケットのあの味を思い出して、作ってみようと」。

表の看板の「BURGER」の下に小さく「is over(は、終わり)」と書かれていたのは、そういう経緯があったからなのですね。

「ベイク(オーブンでお菓子などを焼くこと)を始めてから、あ、これが自分に一番しっくりくるな、と思ったんです。そうしたら、お客さんがどんどん増えてきました」。

「私は高校のとき、いろいろな違いに関係なく誰でも受け入れてくれる、カナダのおおらかな雰囲気にとても惹かれました。カナダのカフェに行くと、お客さんも店員も関係がフラットなんですよ。それでいて、どちらも楽しそうにくつろいだり仕事をしたり。私も、そんな感じのお店を作りたい。一番自分らしいお店になっていくと思います」。

ひとりでいらしたお客さんが、たまたまベンチで隣り合わせになった他のお客さんといつのまにか会話になっていたり。そこへマスターがカウンター越しに加わって話がはずんだり。
「これから子どものお迎えなのよ…」「そうなんだ、気を付けて行ってきてね!」なんて声を掛け合ったり。
マスターが作る、やさしくつつみこむようなお店の雰囲気が、お客さんみんなの気持ちをほんわかと癒してくれているようです。

近くにいらしたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!

WHITE SLICE(ホワイトスライス)
住所:神奈川県横浜市港北区大倉山7-11-12
アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン「新羽駅」から徒歩約9分、東急東横線「大倉山駅」から徒歩約19分、横浜市営バス「太尾西住宅」からすぐ
営業時間:12:00-19:00 (金曜日のみ)12:00-15:00
定休日 :月曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。