天気に恵まれた子どもの日。
どこか行楽地へ出かけようと思いましたが、ニュースによると、どこもかしこも混雑しているようです。人混みは避けたいと思い、近場でお出かけ気分になれるところを探すことにしました。
今回は泉区の「深谷通信所跡」(以下「通信隊」)を紹介させていただきます。
愛犬を自由に遊ばせたいため、長いリードを持って出発。
通信隊に到着するやいなや、大好きな草の上を思いっきり走り始めました。
いつもと違った解放感。
弾むように走る姿から、うれしさが伝わってきます。
青空に大凧が舞う!!
愛犬と散歩をしていると風にのって太鼓の音が聞こえてきました。
中央広場の方でイベントが開催されているようです。
昨年11月の「はらっぱで空の広さを体感しよう!」というイベントでは、サイエンスショーや防災ゲームなどを楽しみました。
今回は、どんなイベントが開催されているのか期待しながら中央広場へ。
歩きながら、ふっと空を見上げると大凧があがっているではありませんか。

辺りは人がいっぱいです。

広場には数種の大凧が用意されていました。
いずれも彩り豊かで立派な凧です。

大凧をあげる準備中は、みんなの気持ちが高ぶります。
スマホやカメラを手に持ち、シャッターチャンスを逃さないように構えています。
やがて青空に大凧が舞うと会場からは歓声が。


子どもの日ということもあって、こいのぼりの凧もありました。

聞くところによるとこの大凧は「相模凧」と呼ばれ、泉区の伝統文化の1つとなっています。400年の歴史があり、子どもの健やかな成長と豊作を願って、あげられるようになったそうです。
竹の骨組みに和紙を貼った正方形の大凧。「ビィーン」という独特のうなりをあげるのが特徴です。相模凧いずみ保存会のメンバーの方々がその伝統を引き継いでいます。
空に舞う「相模凧」の力強さと活気あふれる雰囲気を味わうことができました。
相模凧いずみ保存会のみなさんに感謝、感謝です!!
笑顔を呼ぶ「岡津太鼓」♪
一方、中央広場から歩道を挟んだスペースでは、大人も子どもも太鼓を楽しんでいます。
こちらも泉区の伝統文化の1つ「岡津太鼓」。バチの持ち方や叩き方を教えてもらっているようです。
太鼓の音を聞いていると楽しく元気になりますね。叩いているみんなも笑顔です。

このお祭り気分、久々に感じました。とても懐かしい気持ちになりました。
野球に、ゲートボール…広い敷地はふれあいの場
イベントは続いていますが愛犬は、じっとしていられないようなのでもう少し、通信隊の中を散歩することにしました。
よい天気ということもあって子どもたちが至るところで野球をしています。

ここ通信隊の中には、なんと14個ものグランドがあります。
バッティングマシーンを所有しているチームもあるようで、野球少年には堪らない場所です。
ゲートボールを楽しんでいるご年配の方もいらっしゃいます。
おしゃべりをしながら、楽しくプレー。健康にいいですね♪

自然もいっぱい!のんびりと散歩でも!
のんびり歩いていると、たくさんのきれいな花を目にします。
自然もいっぱいで癒されます。



帰り道では、たくさんのこいのぼりを見かけました。
空に羽ばたく、こいのぼり。
大凧に負けず、劣らず力強さを感じます。

大人も子どもも健康で元気でいることが一番です。
今日は通信隊に来て本当によかった!!
近場でお出かけ気分を満喫できましたし、活力もいただきました。
みなさんも泉区へ来られた際には、通信隊に足を運んでみてはいかがでしょうか。
いい時間を過ごすことができますよ!!
「深谷通信所跡」
住所:神奈川県横浜市泉区和泉町
アクセス:相鉄線いずみ野線「いずみ中央」駅から自転車15分