地域住民の高い志が育てた森!!和泉が丘の「古橋市民の森」

11月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

最近はちょっと運動不足。出勤前に軽く散歩をすることにしました。

この日はいつも気になっている「古橋市民の森」へ。
「古橋市民の森」は泉区和泉が丘の住宅地にある森林公園です。

心打たれる地元の方の強い意志と実行力!!

森の入口付近には、マップと説明が掲載されている看板があります。

「ふれあい広場」からはじまり、森に入っていくと「どんぐり広場」に「さえずりの森」、そして、奥には湧水があって生き物を観察できるようです。
住宅地にあるのにこの森、意外に広いです。

説明によると地元の方々で作られた「和泉の森を育む会」が管理されているとのこと。

ちょっと「和泉の森を育む会」について調べてみました。
この会は「地域住民の憩いの場にしたい」という想いから地域の方々により発足されました。
かつて、ここはゴミだらけの雑木林だったようです。

「和泉の森を育む会」メンバーは清掃から始め、自然環境づくりについても勉強。
その後、丹念に木々を育て「古橋市民の森」を完成させました。
すがすがしく生まれ変わったこの森は、今では地域のイベントやレクリエーションの場としても利用されています。
強い意志と実行力には、心が打たれます。

地域住民の「憩いの場」♪♪

さっそく森に入ると、休憩用のテーブルと椅子があります。
先日、森の前の道路を通った際におじいさんやおばあさんが椅子に座って楽しそうに会話していたことを思い出しました。
地域住民の貴重な「憩いの場」。「和泉の森を育む会」の想いが伝わっているんですね。

次は「どんぐり広場」へ向かいます。

住宅地とは思えないほど木がたくさん植えられています。針葉樹と落葉樹が混ざっているようです。
山の中に足を踏み入れるようで何だかワクワクしてきました。

探検気分でワクワク♪♪森へ入って行きます!!

森を進んでいくと朝だというのに少し暗くなってきました。
とてもよい木の香りがします。

さて「どんぐり広場」に到着です。
名前通り、足元に目を移すとたくさんのドングリを見つけることができます。

広場の端には「観察デッキ」の方向を示す道しるべがありました。
時間も限られているので出発です。

歩いていると、やがて階段が。どんどん、森の奥に入って行くようです。

湧き水付近では昆虫やサワガニが観察できます!!

「観察デッキ」に到着です。
ここには湧き水があり、オニヤンマやサワガニ、カワニナなどが生息しているようです。

次の目的地は「さえずりの森 休憩所」です。
今度は階段を上がっていきます。
なだらかな起伏があって、ちょっとした運動に最適です。

鳥のさえずりと森林浴で心も体もリフレッシュ!!

「さえずりの森 休憩所」に到着です。
ベンチが1つ設置されていました。ここでちょっと、ひと休み。

鳥のさえずりが聞こえて、すがすがしい朝です。
心も体もリラックスできる、とても貴重な空間です。

さて、そろそろ出勤時間が気になってきました。
今回は、これで散策終了。森の出口に向かうことにしました。

出口付近には、いくつかテーブルと椅子がありました。
お弁当を持って、ちょっとしたハイキングが楽しめそうです。

みんなが認める地域住民を想う活動

出口付近には「みんなの森づくり事業」という小さな看板がありました。

自然を大事にする活動が認められ、財団法人都市緑化基金や花王から支援を受けているようです。
住宅地で自然に触れることのできる場所、大切にしていきたいものです。

心もからだもリフレッシュできました!!仕事に集中できそうです。

近くに来られた際はぜひ、みなさんも「古橋市民の森」に立ち寄ってみてください。
すがすがしい気分になりますよ!!

「古橋市民の森」
住所:神奈川県横浜市泉区和泉が丘3-34
アクセス:相鉄線いずみ野線「いずみ中央」駅から自転車で約6分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。