自宅で過ごす時間が増えて、スマホ、パソコン、テレビなど、目を使うものばかりに触れていませんか?ここ最近、目を閉じて自然の音に耳をすませたことはあったでしょうか?
今回、私が訪れたのは、目ではなく耳で楽しむ「新橋天神の森公園」。たまには文明の利器から離れて、自然と向き合ってみるのもいいものです。どんな音が聞こえてくるのか、さっそく紹介します。
カワイイ丸い花壇がお出迎え!
「新橋天神の森公園」は、相鉄線の緑園都市駅と弥生台駅の中間あたりに位置します。私は今回、緑園都市駅を利用しました。駅を出て地図を見ながら歩いていると、「本当に公園なんてあるのかな?」と思うほど、住宅街が続きます。そして、最後の角を曲がると、ぱっと視界が開けて「新橋天神の森公園」が現れました。
公園に入るとまず、円形の花壇が並んでいます。暖かい日が増えてきたとはいえ、まだ季節は冬。咲いた花をみることができるのは、まだもう少し先でしょうか。
とはいえ、きちんと並んだ丸の形が、丁寧に花壇の手入れをしている人の存在を伝えてくれています。春になったらどんな花が咲くのか、今から楽しみですね。
力に自信がある子供におすすめ!難易度高めの複合遊具
花壇を過ぎると、小さなグラウンドがあります。私が訪れたのは、平日の午前中だったので、大人の方が数人、体操したりベンチに腰掛けてゆっくり休憩していました。
グラウンドを通り過ぎて、さらに奥へ進むと遊具があります。上り下りする手段がロープやボルタリングの壁になっているため、ちょっと大きい子供向けかなという印象です。身体が鍛えられそうな遊具ですね。自然いっぱいの「新橋天神の森公園」にはぴったりだなと思いました。
自然の音がたっぷり!緑の木々を通り抜ける枯れ葉の道
遊具を通り過ぎると、その先からは自然いっぱいの空間です。先へ続く道には枯れ葉が敷き詰められ、その両側には背の高い木々が生い茂っています。
歩く度に枯れ葉のふんわりした感触が足の下に感じられ、ザッザッという音が聞こえてきます。その感触と音が心地よく、一歩一歩進むたびに、なんともいえない温かな気持ちが胸に広がっていきます。
冬でも緑の葉っぱをたっぷりつけた木々が立ち並び、風に揺れる度に、サワサワとすてきな音を奏でています。思わず目を閉じて、しばらくこの音を楽しみました。
鳥たちのカワイイ歌声と姿に癒される!
さらに道を進んでいくと、看板を発見!どうやら「新橋天神の森公園」では、メジロ・ウグイス・シジュウカラなど様々な野鳥を見ることができるようです。
改めて耳をすましてみると、あっちからもこっちからも、カワイイ鳴き声が休みなく聞こえてくることに気が付きました。声をたよりに、さっそくバードウォッチングです!
見上げてみると、さっそく発見!探すまでもなく、鳥たちが木々の間をあっちこっち飛び回っている光景を目にすることができました。数はたくさんいるのですが、移動するスピードが速すぎて、シャッターを押すタイミングがつかめません…!
なんとか一枚撮ってみましたが、わかるでしょうか?黄色いお腹はメジロかな?次回は双眼鏡を持参して、かわいい鳥たちの姿をじっくり観察してみたいと思います。
道の途中にはベンチを発見。座ってなら、思う存分鳥たちの鳴き声を楽しめますね。
ベンチの先には、長い階段が外の道へと続いていました。この階段を降りて進むと、弥生台駅の方向です。弥生台駅から来るときは、この階段側が入口になると思います。
枯れ葉を踏む音、葉っぱが揺れる音、鳥たちの歌う音…たくさんの自然の音を楽しめる「新橋天神の森公園」。目が疲れたなと思ったら、耳で癒されてみませんか?
新橋天神の森
住所:神奈川県横浜市泉区新橋町1277-2
アクセス:相鉄線緑園都市駅下車徒歩約13分、弥生台駅下車徒歩約12分