厳しい冬の寒さも少し和らいで、春の日差しがちらほらと顔をみせるようになりましたね。
散歩の途中、ふと顔をあげると、家の近くの「わかばの広場」の梅が満開になっていました。
うれしくなって見まわすと、梅のすぐ下には初春に咲く美しいスイセンの群生を発見!
春がゆっくりと近づいていることを感じました♪
旭区若葉台の住民のいこいの場「わかばの広場」。
ほかにも春を告げる花々が咲いていましたので、その様子をご紹介いたしますね!
住民のいこいの場!梅咲く「わかばの広場」
三ツ境駅北口バスターミナルから「若葉台中央」行きのバスに乗って20分ほどの終点にある若葉台地区。
もともと山であった場所に高層住宅を建て、商店や学校など人々の生活に必要な施設が整えられた大規模住宅地です。
その中心地にある、岩のある池とその周りを囲む花々や木々の庭園「わかばの広場」。
中央商店街や大型スーパーに隣接しているため、地元住民のいこいの場や子どもたちの遊び場としていつもにぎわっています。
池には安全上の配慮から現在は水の入っていない日が多く、放課後はたくさんの岩場を拠点に遊ぶ子どもたちでいっぱい。
中心部には梅の木があり、毎年美しい白い花を咲かせて、若葉台に春の訪れをもたらしてくれます。
広場内には水道やお手洗い、自動販売機も設置されているので、若葉台のウォーキングや散歩の休憩にはもってこいの場所なんですよ。
日々を忙しく過ごしていると、つい季節の移り変わりにも気が付かないことがありますよね。
そんなとき、ふと地元でかれんに咲く花々を目にして春の訪れを感じることができるのは、何だかうれしいことだなと思っています!
スイセンやミツマタの花も!
そんなことを思いながらゆっくりと散策していると、岩の周りに黄色と白の花々を発見!
小さなかわいい花をたくさん咲かせているのは、スイセンの群生です。
今まで急ぎ足でここを通り過ぎることが多かった私。
お恥ずかしながら、この時期、スイセンがここで咲いていることを今回初めて知りました!
清楚でみずみずしい黄色と白のスイセンたち。
勢いよく生えているグリーンの葉っぱにも生命力を感じます!
寒さの中でも元気に花を咲かせているその様子に、何だか元気をもらうことができました。
そして、こちらのたくさんの黄色い小さな花を咲かせている木、みなさんはご存知ですか?
ご存知の方は、かなりの植物通なのではないでしょうか?
私は名前を周りの人に聞いてみたのですが、植物に詳しい人でもなかなか分かる方がいませんでした。
最近気に入っている「植物アプリ」で撮影して調べたところ、これは初春に花を咲かせる「ミツマタ」の木。
しらべてみると、かつて万葉歌人が「サキサク」(先咲く)と呼んでいたことから、春の訪れを最初に教えてくれる花であることが分かりました。
樹皮は強い繊維でできており、和紙の原料になるそうですよ。
ミツマタの花との出会いで、小さな植物の勉強ができ、なんだか幸せな気分になりました♪
花をながめてベンチでまったり♪
「わかばの広場」に面して、設置してあるいくつかのベンチ。
広場の花々や池の風景をゆったりと眺められるようになっています。
ベンチの前には、紫があざやかな「葉牡丹(ハボタン)」が植えられていました。(これは母が知っていました!)
隣接している商店街やコンビニエンスストアであたたかいコーヒーを買ってきて、初春の花を眺めながら「まったり」するのもいいですね♪
みなさんもお近くにお越しの際は、ぜひ「わかばの広場」の花々で春の訪れを感じてみてくださいね!
わかばの広場
住所 :神奈川県横浜市旭区若葉台3-1
アクセス:相鉄線三ツ境駅北口よりバス約20分「若葉台中央」下車徒歩約5分