住宅地から森をぬけると富士山が!!中田の「中田宮の台 市民の森」

新しい年を迎え、どのようにお過ごしでしょうか。
今回は住宅地で見つけた小さな森「中田宮の台 市民の森」を紹介させていただきます。

この日は、泉区中田にある御霊神社へ初詣に向かっていました。
すると神社の方角から反れて脇道に入って行く人たちがいました。

不思議に思ったので、ちょっと偵察です。
私も、そのあとを追うことにしました。

こんなところに森!?

家が立ち並ぶ先に、フェンスの扉が開いた入り口があります。

中に入ってみると「中田宮の台市民の森」の看板。
えっ、こんな住宅地に森が?!

何度も近くの道を通ってきましたが、まったく気づきませんでした。
看板には案内図もあります。
森は意外と広そうです。

さっそく、森を散策

さっそく散策開始です。
この静けさ。森というだけあって、とても落ち着いた気持ちになります。
先ほどまで、初詣へ向かう人たちでガヤガヤしていたのがウソのようです。
瞬間移動したような気分です。

もう少し奥に入って行きます。

木の種類の多さにビックリ!住民に愛される森

多くの木に樹名板が貼られています。
どの木もきれいで手入れが行き届いています。
「タブノキ」、「ヌルデ」、「スダジイ」と…いろいろな種類の木があることに驚かされます。

調べてみると「中田宮の台市民の森愛護会」の方々が貴重な自然を残すように、森を丹念に整備しているそうです。

春にウグイスの声を聴きながら、桜を鑑賞。夏は昆虫たちが集まり、秋には紅葉を楽しむ。そして冬には落ち葉が敷き詰められて静寂な雰囲気が味わえる。
一年中、住民の方々に愛される森になるように活動されています。

ここは散歩にも最適

木々を観ながら歩いていると、案内図を見つけました。

森の中には散歩道も整備されているようです。
スタート地点からも距離も明記され、これなら運動量もわかりますね。
目標を立てて定期的に運動するにはもってこいです。

ベンチも多く設置されています。
散歩をしている人から参拝客で長蛇の列ができていると聞きましたので列に並ぶ前に
ここでちょっと、ひと休みです。

すると上の方から「デデッポーポー」と鳥の鳴き声が聞こえてきます。キジバトです。

ゆっくりと鳩を観察することなど、今までにない経験です。

心身ともに疲れた時にぶらっと家を出て、こんな森でくつろぐことができたら最高ですね!
しっかりと充電ができて、元気を取り戻せそうです。

だいぶ時間も経ちましたのでそろそろ、御霊神社へ向かうことにしました。
こちらが森への正規の入口だったようです。

壮大な富士山がお出迎え!!

神社への道を歩いていると立ち止まっている人がたくさんいます。
みんなが見ている方向へ目線を移すと…なんと!!富士山です。
その姿は、雄大な絶景という言葉がピッタリです。

そうか、これが森へ向かう人たちの目的だったんですね。

森をぬけて富士山を眺めた後に参拝。
良い年が迎えられそうです!!

晴れた日に「中田宮の台 市民の森」から御霊神社への参拝経路は本当におすすめです。
壮大な富士山が期待と希望を膨らませてくれます。
2024年、きっといいスタートを切れると思いますよ。

中田宮の台 市民の森

住所:神奈川県横浜市泉区中田北3-45-8
アクセス:相鉄線いずみ野線「いずみ野」駅から自転車で約12分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。