住宅街に森が出現!?旭区の「四季美台ふれあい公園」

今回訪れた「四季美台ふれあい公園」は、もともとあった地形や樹林をいかした、自然と生き物にふれあえる公園です。

去年の緊急事態宣言中、「自宅近くで自然と触れ合えて、混雑しない公園はないかな?」と探していた時に見つけた公園で、実際に子どもたちを連れて何度か訪れました。

残念なことに、今年になっても、遠出や外出が難しい日々が続いていますよね。

今回は、身近で自然と触れ合いたい方におすすめの「四季美台ふれあい公園」を紹介します。

自転車の駐輪スペースが嬉しい!住宅街の中の公園

「四季美台ふれあい公園」は、静かな住宅街の中にある公園。

最寄りは二俣川駅ですが、歩くと約16分かかるので、バスを利用することもできます。

もし可能なら、自転車でのんびり行くのもおすすめ。

住宅街の中にある公園としては珍しく、「四季美台ふれあい公園」には、入り口のすぐ横に自転車の駐輪スペースがあるんです♪

「邪魔にならないかな?」と心配しながら、公園内の隅に寄せて止める必要がなく、安心して遊べますよね。

ささいなことだけど、嬉しいポイント!

入り口にある「四季美台ふれあい公園」の地図を見ると、公園内に森のような大きな樹林があることが分かります。

さっそく行ってみましょう!

花に囲まれた広場でくつろぐ♪テーブル付きベンチのある「かたらい広場」

公園に入ってすぐにあるのが、ベンチと手洗い場だけの「かたらい広場」。

ベンチに座ってのんびりするのもよし、子どもと走り回るのもよし。

何もないからこそ、自由に過ごせる空間ですね。

広場のまわりには、カワイイ花がところどころに。

どの花壇も丁寧にお手入れされていて、きちんと管理している方がいることが分かります。

階段を上った先にある雑木林に囲まれた「陽だまり広場」

「かたらい広場」を通り過ぎた先には、雑木林へと続く階段があります。

途中から、丸太でできた階段に。

さらに先へ進むと…

周りを雑木林にぐるりと囲まれた「陽だまり広場」に到着!

ウッドチップというのでしょうか、広場には小さな木のくずがしかれていて、上を歩くとクッションのような柔らかい感触です。

ここなら、走り回ってこけてもそれほど痛くないかも?

木とロープでできた遊具が並ぶ「遊具みち」

「陽だまり広場」からは、5本の道が伸びています。

1本はもう一方の出口へ。

1本は今歩いてきた「かたらい広場」へ。

そして1本は、木でできた遊具が並ぶ「遊具みち」へ続いています。

木とロープでできた遊具は、小さなアスレチックといった印象。

斜面にそって設置されていて、順番にクリアしていくと、けっこう鍛えられそうです。

私は以前、この「遊具みち」で子どもたちと「高鬼」をして遊んだことがあるのですが、これがけっこうハード!

汗だくになった記憶があります…。

自然の音が心地よい♪「風の広場」でつながる2本の道

残りの2本は、どちらも「風の広場」へとつながっていて、一方から入ると、もう一方へと

出てくる輪のような構造になっています。

左右を樹林に挟まれた、まさに森の中の小道!

歩いていると、鳥のさえずり、風に揺れる葉っぱのざわめき、なにかの虫の鳴き声など、いろいろな音が聞こえてきます。

地図に「ヒノキの森」と書いてあった場所には、高い木々がそびえています。

首をぐっと傾けないと、てっぺんが見えないほど。

一体樹齢何年くらいなのかな?

ずっと昔から、この旭区のまちを見守ってきたんでしょうね。

ふと下を見ると、入り口すぐの「かたらい広場」が思ったよりもずっと下に見えました。

どうりで息が切れるはず。

斜面に立つ雑木林の中をグルグルしているうちに、けっこうな高低差のある道を歩いて来たのでしょう。

今回紹介したように「四季美台ふれあい公園」には、とっても自然豊かな雑木林があります。

そのため、生き物が活発に行動する春~秋にかけては、虫よけ対策が必須。

私が去年、子どもたちと訪れたのは初夏でしたが、虫よけスプレーとムヒを持っていきました。

雑木林の中の道は、全て「陽だまり広場」に通じているおもしろい構造になっているので、これを利用すれば、鬼ごっこやかくれんぼなど、楽しい遊びがたくさんできると思います。

昆虫好きなお子さんなら、たくさん虫を見つけることもできるかも!

自然いっぱいで、いろんな遊び方ができる「四季美台ふれあい公園」、ぜひ一度訪れてみて下さいね。

四季美台ふれあい公園
住所:神奈川県横浜市旭区四季美台74番地外
アクセス:相鉄線二俣川駅から徒歩約16分 または 四季めぐり号「ふれあい公園前」下車すぐ

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。