瀬谷は区内で〇〇巡りができる全国でも珍しい地域!
瀬谷区は全国でも珍しいことに、
区内で「八福神めぐり」ができる地域だそうです。
よく聞く「七福神めぐり」というものは、
7つの災難を消滅すると7つの幸運がやってくる、
という仏教の教えによるものです。
恵比須天(えびすてん)
大黒天 (だいこくてん)
弁財天 (べんざいてん)
毘沙門天 (びしゃもんてん)
布袋尊 (ほていそん)
福禄寿 (ふくろくじゅ)
寿老尊 (じゅろうそん)
という7人の神様をめぐるのが「七福神めぐり」。
瀬谷区でできる「八福神めぐり」は、
先ほどの7人の神様に加え、
七転八起で縁起がいいとされて祀られているダルマ大師(だるまだいし)の
八福神をめぐるものです。
毎年お正月には、新年の幸福を得ようと多くの人が八福神をめぐるとのこと。
みなさんのお正月休みに足を運んでもらう候補としてご紹介するべく、
今回は先取りして「瀬谷八福神」のひとつ、
「西福寺 (さいふくじ) 」の「布袋尊(ほていそん)」様に会いに行って来ました。
駅から「西福寺」に向かっている間に、
いくつも「横浜瀬谷八福神西福寺布袋尊」と書かれた赤い旗が立っていたため、
地図を見ながら初めて来ても道に迷わず簡単にたどり着けました。
正面の入り口の階段を登って行くとこんな感じ。
まだ紅葉も残っていてなんだかとってもお寺らしい雰囲気です。
写真に向かって右側のエリアに行くと、
まだまだかなりしっかりと紅葉が楽しめました。
![](https://blog.sotetsu-re.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/004_02.jpg)
黄色い葉と赤い葉のコントラストがとっても綺麗です。
紅葉を楽しみに行きたい方は、お正月よりも前の時期に行ってみるのもオススメです。
いつも笑顔を絶やさない神様「布袋尊」
こちらの「西福寺」、天文3年(1534年)に創立したと推定されているようです。
「西福寺」というお寺の名前の由来は、
極楽浄土があるとされる西を正面として境内の地形が広がっていたことから、
この名前がつけられたそうです。
「八福神」だけでなくお寺の名前の由来までご利益がありそうな感じがして
なんだかワクワクしてしまいます。
![](https://blog.sotetsu-re.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/004_03.jpg)
今日会いに来た「布袋尊」とは、
「弥勒菩薩(みろくぼさつ)」の化身と言われています。
モデルとなった中国の僧侶の「契此(けいし)」は、
「布袋尊」のイラストでよく見かけるように、
いつも笑顔を絶やさず人々に接していたそうです。
「契此」の背負っている大きな袋には施しを受けたものが入っていて、
信仰の厚い人に分け与えられたと言います。
そんな「布袋尊」の気になるご利益は、
・開運
・子宝
・良縁
・夫婦円満
・商売繁盛
・無病息災
・財運。金運向上
などだそうで、福の神として信仰されています。
この「瀬谷八福神」、しっかり御朱印もいただけるようなので、
集めている方はぜひ、八福神を巡ってみていただきたいです。
ご利益と御朱印以外にも気になるものが…!
![](https://blog.sotetsu-re.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/004_05.jpg)
境内を歩いていると謎の折りたたみテーブルがありました。
テーブルの上を見てみると、なんとスタンプが!
お寺にスタンプがあるのはなかなか珍しいです。
ついつい手帳に押してしまいました。
スタンプの柄はなんと「布袋尊」様!
![](https://blog.sotetsu-re.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/004_04-1.jpg)
どうやら「瀬谷八福神」にはそれぞれの神様のスタンプがあるようです。
これはご利益だけでなく、このスタンプラリーを目当てにして行くのも
かなり巡り甲斐がありますね。
八福神全て集めるととってもありがたい光景になりそうです!
今度のお正月には、お寺巡りが好きな方や、御朱印を集めている方はもちろん、
お子様と一緒にスタンプを集めに、ぜひ瀬谷で八福神めぐりをして見てはいかがでしょうか。
西福寺
住所:神奈川県横浜市瀬谷区橋戸3丁目21−2
アクセス:瀬谷駅から徒歩13分