体力作り!鶴ヶ峰駅バスターミナル前「見晴らし階段」をのぼってみた!

鶴ヶ峰駅からにぎやかな商店街を抜け、徒歩3分ほどの場所にあるバスターミナル。
横浜駅や中山駅方面、オカピがいる動物園のズーラシアなど、多方面に向かうバスが出ています。

このバスターミナルの出入口である国道16号線沿いの交差点の前に、まっすぐ頂点に向かってのびる階段があるのをご存知でしょうか。
左手にはAOKI、右手にはファミリーマートがあります。
鶴ヶ峰に住み始めた頃から、「どこにつながっているんだろう?」とずっと気になっていました。

先日、子どもの習い事の帰り道。
階段がアスレチックのように見えたのか、子どもたちが「どうしてもここをのぼって帰りたい!」と言い出しました。運動不足の私は「ひえっ」と絶句。
しかしのぼった先の景色に興味があったので、遠回りして帰ることにしました。

今回は、この階段とその周辺を紹介したいと思います!

健康みちづくりのスタート地点、見晴らし階段

交差点の信号を渡るとすぐ左手に看板があります。後日改めて読んでみると、いろいろな発見がありました!

看板には、鶴ヶ峰駅からズーラシアを通ってJR横浜線の中山駅にいたるハイキングコース「健康みちづくり」のルートが書いてあります。
旭区らしい、自然がたくさん感じられそうなコースです。
「ここは見晴らし階段下」との記載があり、ふるさと尾根緑道への近道であることがわかりました。

見晴らし階段をのぼりはじめる

いざこの階段を目の前にすると気後れしてしまいますが、気合を入れてのぼり始めます。

しかし勢いよくのぼり出したものの、20段も上がると子どもも私も、次第に口数が減ってきます。かわりに息があがり、背中がホカホカしてきました。

ここまで階段は約60段。途中3歳の次女に「抱っこ〜!」と言われるのではないかとヒヤヒヤしながら、トトロの「さんぽ」や「アンパンマン」のうたを歌いながらなんとかのぼりきりました。

ここが見晴らし階段の頂点のようです。

視線をあげると、バスロータリーに向かう橋や鶴ヶ峰駅ビル併設の高層マンションが見えました。
眼下の階段を見下ろしのぼりきった達成感と、晴れ渡った空を見て、清々しい気分に。

キツい・・・実はまだ階段が続く

階段下から見えていたのはこのあたりまで。
でも実は、ここから二手に分かれてまだ階段が続きます。

今回は左側の階段を選びました。


ゼイゼイ息がきれていたので、一旦呼吸をととのえてから出発します。

のぼりきると、鶴ヶ峰配水池の南側にでました。
ふと左手をみると、山並みの横から雪をかぶった富士山が見えました!階段を上がった分、遠くまでよく見渡せます。

手前左には、鶴ヶ峰本町第二公園が。


第二公園は、広い砂場やすべり台がある複合遊具、ぶらんこや鉄棒が揃っていて、ボール遊びもできる大きめの公園。
公園を見つけた子どもたちは元気が戻り、少し遊んでから帰宅しました。
ちょっとした散歩でしたが、私にはとてもいい運動になりました!

一方今回は行きませんでしたが、右側の階段をのぼると鶴ヶ峰本町第三公園の隣にでます。

比較的小さめですが、幼い子でも安心な小さめの遊具とブランコがあり、こちらも楽しい第三公園。
奥に行くと西谷方面が一望でき、旭プールがあるゴミ焼却所の高い煙突や、みなとみらいのロイヤルパークホテルまで見渡せます。

畠山重忠の史跡 駕籠塚への寄り道がおすすめ!

第二公園から鶴ヶ峰配水池沿いに5分ほど歩くと、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも活躍した畠山重忠の史跡である駕籠塚に着きました。
坂がきついので、第三公園から歩いた方が道が平坦でおすすめです。

今日は旭区の健康みちづくりのスタート地点である、見晴らし階段近くを紹介しました。
出掛けるのが億劫になりがちな冬ですが、いざ散歩してみると冬ならではの澄んだ空気が気持ちよかったです。
気になった方は体力作りや気分転換に、ぜひ行ってみてくださいね!

健康みちづくり 見晴らし階段
住所:神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰本町2-44-2付近 AOKIとファミリーマートの間
アクセス:相鉄線「鶴ヶ峰駅」より徒歩7分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。