あっという間に風が冷んやりして、温かいものが恋しい季節になりましたね。
そんなこの時期おすすめしたいのが、新横浜駅から徒歩約6分の、「本家 菓子舗 おおくに」さん。
今日はこちらに、美味しい壺焼き芋と和菓子をいただきに伺いました。
お店は新横浜駅の篠原口から徒歩6分ほど。
菊名第146号線沿いに真っ直ぐ歩いた左手にあります。
お芋とどら焼きの看板が目印、「おおくに」さんに到着
見えてきました、お芋とどら焼きの可愛いイラストの看板、そして腰の高さほどの壺。
お店を覗くと、ガラスケースにたくさんのお菓子が並ぶのが見えます。
とっても気になりますが、今日のお目当ての壺焼き芋をまずは確保したい。
カウンターの店員さんに壺焼き芋を頂きたいと伝えると、すぐに外の壺へ案内してくださいました。
びっしり詰まった壺の中から、マイお芋をチョイス!
外には壺焼き芋用の壺が3つ。
壺焼き芋とは、この縦長の壺の底で炭を焼いて、その熱で焼いたお芋のこと。
石焼き芋と違い、直接炭が当たらないので皮が焦げず、ゆっくり加熱されるのでしっかりと甘みが引き出され、美味しい焼き芋になるそう。
この日のお芋の品種は安納芋。
ツボを開けると、中には焼かれた小さなお芋がぎゅうぎゅうに詰まっていました。
好きなのどうぞ、とお声がけいただいて、好みの形をチョイス。
こちらのお芋はグラム売りなので、その場で選んだお芋の重さを測って、お会計です。
お伺いしたのは週末の14時頃、お客さんは他にいらっしゃいませんでした。
店内には3席ほどイートインがあり、買ったお芋やお菓子をいただくこともできます。
せっかくなので、温かいうちに店内でいただくことにしました。
ころんと可愛く甘み凝縮!安納芋の壺焼き芋
先ほど選んだお芋をお皿に乗せてくださいました。
ころんと可愛い形。
ワクワクしながら割ってみると、中身の水分が飛んで、皮との間に隙間がありました。香ばしく甘い、いい香りがします。
一口齧ると、皮は焦げ目がないので苦味なく、食べやすい。中身は水分が程よく残った干し芋のような、ねっとりとほくほくの間の食感。
濃厚だけど自然な甘みがぎゅっと詰まっていながら、後口はさっぱりとしています。
小ぶりながらもとっても満足感がありました。
壺焼き芋、ハマってしまいそう。
お芋のお菓子にどら焼き、生ドーナツも
お芋を食べながら、ガラスケースの中にずらりと並んだお菓子を眺めます。
この日、お芋のお菓子はスイートポテト、大学芋、安納芋とカスタードのお菓子など。大きなどらやきは、餡の味が11種類もありました。
和菓子屋さんには珍しい、「生ドーナツ」も発見。
こちらはおおくにさんの完全オリジナルで、北海道産の素材での手作りにこだわり、北海道産小麦粉と牛乳100%の生地で作った生クリームドーナツとのことです。
味は北海道メロンにカスタード、ココナッツ、ピスタチオなど。
和菓子屋さんが本気で作ったドーナツ、こちらも気になります。
その他、あんころ餅にみかんゼリー、「昭和のババロアw」なるものも。
種類がたくさんで悩んでしまいましたが、
どら焼きの中に「紫の安納芋餡」を発見。紫の安納芋、食べたことない…
せっかくならばお芋屋さんならではのものをと思い、お持ち帰りはこちらの「どら焼き 芋あん」に決定です。
大満足でお店を後にしました。
紫の安納芋使用、はちみつ香るふかふかどら焼き
持ち帰ったどら焼きは、翌日、温かい飲み物を淹れていただきました。
大ぶりのどら焼き、ふかふかの生地からはちみつが香ります。
中の餡は紫色。
あずきに見える色の濃いものは、荒く潰したお芋でした。
しっかりとお芋の食感が残っていて、程よい甘さ。
大きいけれどくどくなく、最後の一口まで美味しくいただきました。
寒くなる時期にぴったり、優しい甘さを堪能しに「本家 菓子舗 おおくに」さんへ
今日は新横浜駅からほど近い、「本家 菓子舗 おおくに」さんにお邪魔しました。
甘く濃厚な壺焼き芋は、寒くなるこれからの時期にぴったりです。お店にはたくさんの和菓子や生ドーナツもあり、どれも食べたくなってしまうはず。
公式インスタグラムでは、その日のお芋やおすすめのお菓子の情報がアップされています。ぜひチェックして、お店へ行かれてみてくださいね。
本家 菓子舗 おおくに
住所:神奈川県横浜市港北区篠原町1360-1
アクセス:東急新横浜線・市営地下鉄「新横浜駅」から徒歩約13分
JR「新横浜駅」篠原口から徒歩約6分
TEL:045-717-7011
営業時間:月曜日、木曜日~日曜日11:00-18:00
定休日:火曜日・水曜日(祝日等振替有)