南瀬谷の住宅街の一角に、季節ごとに表情を変えるケーキが並ぶパティスリーがあります。
名前は、「レ・キャトル・サンク(Patisserie Les Quatre Cing)」。
扉を開いた瞬間、甘い香りに心がゆるみ、ショーケースの美しさに思わず立ち止まってしまう──そんな“小さなご褒美の景色”が広がるお店です。
甘い香りに誘われて
通りに面したガラス越しに見えるケーキの彩りが、この店が“特別なもの”を生み出しているとすぐに伝えてくれます。

お店に入ると、かわいいカエル店長がお出迎え。


扉の向こうに漂う甘い香りに誘われて足を運ぶと、そこには季節ごとに表情を変えるケーキたちが待っている──そんなお店です。
フルーツが輝くショーケース
レ・キャトル・サンクといえば、まず目に飛び込むのがショーケースいっぱいに並ぶフルーツタルト。
色鮮やかな苺や柑橘、ぶどうが美しく配置され、まるで季節をそのまま閉じ込めたような一皿です。
「瀬谷の逸品」と言われる「フルーツのタルト」は人気が高く、果物の瑞々しさと軽やかなクリームが絶妙に調和しています。

また、季節限定で登場する「丸ごと富士柿のタルト」や「いちごのタルト」は、思わず写真を撮りたくなるほどの華やかさ。

ケーキが揃うのは12時頃だそうなので、種類を選びたい人は時間を合わせての来店がおすすめです。
大人のご褒美・モンブラン
しぼりたてモンブランは、人気の“大人のご褒美”。

レ・キャトル・サンクのしぼりたてモンブランは和栗の香りが豊かで、甘さを抑えたクリームが品よく調和します。今年は茨城と熊本の栗をほどよく調和させた商品でした。
毎年選ぶ栗にこだわり抜き、季節限定で今年は11月で終売しましたが、また1月中旬以降に再開予定となっています。
メレンゲとのバランスもよく、ひと口食べるごとに心がふっとゆるむようなやさしいおいしさ。
いまは通常のモンブランを提供しています。
こちらも帰り道に思わず買って帰りたくなる、そんな一品です。
焼き菓子のあたたかさ
店内には焼き菓子も豊富に並び、バターの香りに心がほぐれます。
フィナンシェやケーク、マドレーヌ、ビスケットといった焼き菓子がそろい、どれも上質なバターの香りがふわりと広がる贅沢な仕上がりです。

素朴で親しみやすい味わいは、お友だちや家庭への手土産にもぴったり。ちょっとしたご挨拶にも選ばれています。
ひとつひとつの焼き菓子は飽きのこない味わいで、「また買いに来たいな」と思わせてくれる優しさがあります。
記念日を彩るホールケーキ
果物のフレッシュさを生かしたオリジナルのホールケーキは、誕生日や記念日など、特別な日にぴったりの華やかさ。

軽いクリームやフルーツの美しさが印象的で、飾られた果実の彩りがより一層際立つ仕上がりです。
ホールケーキは、すべて事前予約が必要となっています。
クリスマス限定ケーキ

レ・キャトル・サンクのクリスマスシーズンは、毎年華やかなラインナップで彩られます。
王道のショートケーキのシャンティーノエルやピスタチオが香るブッシュ・ド・ノエル、冬らしいチョコレートケーキのキャトルサンク、そして苺を贅沢に使ったいちごのタルトなど、どれも特別な夜を演出してくれる存在です。
さらに、シュトーレンやベラベッカといった伝統的なクリスマス菓子も登場し、季節の香りをご家庭へそのまま届けてくれます。
数量限定の予約販売での提供ですが、毎年楽しみにするファンも多い冬の風物詩となっていますので、早めの予約をおすすめします。
南瀬谷の幸せを照らす場所
春のやわらかな風の日も、夏の陽射しがきらめく午後も、秋や冬の澄んだ空気の中でも、この店の前に立つと不思議とあたたかな気持ちになれます。

季節が変わっても変わらないやさしいおいしさは、訪れる人の心にそっと寄り添ってくれるはず。
頑張った日の自分へのご褒美を探すなら、大切な人に幸せを贈りたいなら、その答えはきっとここのショーケースの中に見つかります。
レ・キャトル・サンク(Les Quatre Cing)
住所:神奈川県横浜市瀬谷区南瀬谷2丁目1-7 中央ビル101
TEL:045-304-9925
アクセス:相鉄いずみ野線「いずみ野駅」からバス「ひなた山第一」下車徒歩約3分 相鉄本線「瀬谷駅」からバス「ひなた山バザール前」下車徒歩約3分
営業時間:10:00-18:00(商品がなくなり次第、早く閉める事があります)
定休日:火曜日・水曜日・不定休(SNSで告知している店舗カレンダーをご確認ください)
駐車場:あり






































