最近は外出する機会が増えてきたせいか、ニュースや情報番組で多くのお出かけスポットが紹介されるようになりました。
特に伊豆の河津桜は、テレビの映像でもその美しさが伝わってきて気分が高まります。
河津桜を見てみたいものですが、まとまった時間を取れそうにありません。
さっそく近くで楽しめる場所がないか調べてみることにしました。
ありました、ありました…今回は四季折々の樹木を楽しめ自然豊かな「鯉ヶ久保ふれあいの樹林」を紹介させていただきます。
入口は、長後街道の東原バス停から約5分くらいのところにあります。
立派な河津桜がお出迎え!!
入口付近にまで歩いていくと立派な河津桜が見えてきます。
その華やかな色合いは歩いている人の目を引きます。
近くには、ベンチがありましたのでそこに座って河津桜を楽しむことにしました。
桃色の花をつけ、とても愛らしいきれいな桜です。
休日の朝ということもあって人は少なく、のんびりと鑑賞できました。
何とも贅沢な時間です。
泉区で一番広い「ふれあいの樹林」
桜を楽しんだあとは、敷地内の散策です。
ちょっと歩くとたくさんの木々が見えてきます。
クヌギなどの広葉樹を中心に多くの種類の木々が植えられているようです。
足元には、どんぐりや松ぼっくりが落ちています。
車が多い長後街道から数分歩いただけなのに、まったく違う空間。
季節を感じる機会を与えてくれます。
散策しているといたるところに「自然保護区 立入禁止」が看板があります。
聞くところによると近隣住民のみなんで構成されている樹林愛護会の方々がきちんと管理しているそうです。
だから街中でも、貴重な自然がたくさん残されているんですね。本当にありがたい!!
奥に入っていくと分かれ道があります。
斜面にはコナラ、エゴノキ、ミズキなどの広葉樹の姿が見えます。
さらに階段を上がっていくと道路を挟んだ向こう側にも「ふれあいの樹林」が続いています。
調べてみるとここの敷地面積は1.4ha。
泉区内に3つある「ふれあいの樹林」の中で1番広いということがわかりました。
運が良ければリスに出合えます
道路を渡って奥に進むと、こちらでもたくさんの木々を見ることができます。
夏はカブトムシやクワガタも生息するらしく、子どもたちにとって昆虫採集の恰好のスポットになっているそうです。
これだけ樹木があるのですから、たくさんの昆虫がいても不思議ではありません。
さらに奥に行くと「ウグイスのためにササを刈りのこしています」と書かれた看板があります。
どうやらウグイスの生息場所にもなっているようです。
ふっと奥を見ると「ウグイスの宿」という看板が目に入りました。
ウグイスもいるのかぁ~、いい場所だなぁ~と心地よい気分にひたっていると手すりの上を動物が走っていきます。
なんと!!リスではありませんか。
河津桜に広葉樹、昆虫やリスもいて、ウグイスの声が聞こえる…ここは本当に横浜?
良いところに住んでいるなぁ~とつくづく感じました。
自然と接するだけでなくブランコや滑り台でも遊べます
敷地から出ようと入口へ向かう途中、小さな階段を見かけました。
上がってみるとそこには「中田第九公園」がありました。
意外に広い公園で、高めのネットが張られているのでボール遊びもできそうです。
砂場もあり、ブランコや滑り台などの遊具もそろっています。
これなら小さな子どもも十分に楽しめますね。
季節を感じ、大人から子どもまで楽しめる「鯉ヶ久保ふれあいの樹林」。
休日にぶらっと足を運んでみてはいかがでしょうか。
きっと家族で良い時間を過ごせると思います。
鯉ヶ久保ふれあいの樹林
住所:神奈川県横浜市泉区中田南1-21
アクセス:相鉄いずみ野線「いずみ中央」駅から自転車13分
横浜市営地下鉄「踊場」駅から徒歩6分