和田町|身も心も温まる蕎麦とうどんのお店「日下部 和平」

秋風が涼しく感じられる朝、温かいものが恋しくなることはありませんか?
今回オススメするのは、平日の朝6時から蕎麦とうどんが味わえる「日下部 和平(くさかべわへい)」さんです!

女性店主1人で営んでいる、こじんまりとしたお蕎麦とうどん屋さんです。

和田町駅約5分 座って食べる“立喰いそば”「日下部 和平」さん

お店があるのは、和田町駅北口を左に出て徒歩約5分の場所。
橋を渡って和田町商店街を抜け、「和田町駅前」交差点を右折し、国道16号沿いを進んだ右手にあります。

「立喰いそば・うどん」と書かれている黄緑色の看板が目印です。

お店の外観は、白を基調としたどこか懐かしい雰囲気の建物です。

入り口に掛けられた深い藍色の暖簾にも「立喰 そば・うどん」の文字がかかれていますが、よく見るとその下には「座って食べる」と書かれた案内が。

店内には席がありそうです。
なんとも不思議な“立喰い”ですが、座ってゆっくり味わえるというのはうれしいですよね。

隣には入口の案内も。

右下に『知らないドア開けるのって勇気いるよねぇ』と、ユニークかつ一見さんの気持ちに寄り添う言葉が書かれていて、入店するハードルを下げてくれます。
さりげない心遣いに癒されますね。

「かけ」が400円!リーズナブルな価格もうれしい

案内の上には、メニュー写真も掲示されています。

※2026年10月現在の価格
左から、かけ(400円)、きつね(500円)、月見(500円)、かき揚げ(550円)、肉(650円)と写真があります。サイドメニューとして「いなり」と「おむすび」も提供しているようです。

1,000円以内に収まる、お財布に優しいリーズナブルさです。

私は通勤で国道16号沿いを毎日歩いているのですが、前を通るたびに「どんなお店なのかな?」と気になっていました。
今回は、思い切って仕事前に立ち寄り、お蕎麦とかき揚げをいただくことに。

“女性客が気軽に入れる”を考えた内装

「知らないドア開けるのって勇気いるよねぇ」の言葉に背中を押され、扉を開きます。

扉を開けてすぐ目の前に、口を大きく開けたカエルさんが「いらっしゃいませ」とお出迎えしています。愛嬌のあるカエルさんです。

店内を見渡すとカウンター席が4つあります。案内通り、椅子に座って食べられることが分かります。

カウンター席の上には「いなり」と「おむすび」が置かれています。

大きさは小ぶりで、そばやうどんに追加するのにちょうど良いサイズ感。小さなお子様でも手に取りやすそうな大きさです。

カウンター席の反対側には、おひとり様用のテーブル席が2卓あります。座席の間隔は空いており、ゆったりと座れそうです。

テーブル席の隣のドアを開けてみます。なんとビックリ!スタイリッシュな洋装のトイレがあります。

かがみの縁の花柄がかわいらしいです。手洗い場とトイレはきれいで安心して使えます。
こちらのテナントの前のお店がイタリア料理屋さんだったので、内装を変える時にトイレだけそのまま残したとのことです。
トイレを出て左側に、両手に鈴を持ったまねきねこが店内を眺めています。

ほんわかしたニコニコ笑顔で店内を明るく照らしているようです。
見ていると「ゆっくりしていってね」といわれているような気がします。

やさしい味わいの出汁とサクッとしたかき揚げ

自宅で朝ごはんを食べずに来店したので、お腹はペコペコです。
さっそく、店長オススメのかけ蕎麦を注文しました。
かけだけでは物足りないと思ったので、かき揚げも注文しました。

その場ですぐ準備していただき、温かいうちにいただきました。

蕎麦の麺は細すぎず、スルッと食べやすいです。

かき揚げは、にんじん、たまねぎ、ねぎの3つの野菜を使用しています。
野菜の味そのものを残しサクッと揚げているので、朝一の揚げ物でも胃もたれせず、おいしくいただけました。

かき揚げとそばに染みる出汁が香る汁は、甘めの薄口しょうゆを使用しています。
初めて汁のみを味わった時、関西に住む祖母が作った年越し蕎麦の味を思い出しました。

店主に関西風の出汁を意識しているのか聞いてみたところ、関西を意識してはおらず、店長好みの薄口で甘めの出汁を作っているのだそうです。
出汁を味わい、ほっとこころが温まりました。

明るく気さくな女性店主 坂従さんにインタビュー

日下部 和平さんの営業は、平日は朝6時から。休日も7時から営業しています。
街中で早朝から蕎麦とうどんを提供しているお店は珍しいですよね。

店主にどうして早朝から営業を始めたのかお伺いしたところ、「早朝のドライブ中に朝6時〜8時ごろはお腹が空きやすい時間帯だと気が付いたんです」とのこと。
長距離トラックやタクシーなど、深夜や朝方に運転している人は、確かにこの時間に食事をとりたいかもしれませんよね。

それから「運転手が短い時間でも手軽に食べやすいものはなんだろう」と考え、思い浮かんだのが蕎麦とうどんだったそうです。
それが早朝から営業する立喰いそば・うどんを始めるきっかけだそうです。

朝早くから利用する人のことを考えて営業を始めたエピソードからも、店主の利用する人への思いやりが感じられます。
気さくで明るい店主の坂従さんは、取材中はお店以外の話も聞かせてくださり、自然と雑談が盛り上がってしまいました。

ちなみに「日下部 和平」という店名は思いつきで決めたとのことです(笑)。
落ち着いた響きのある店名だったので、由来を聞いて驚いたのと同時に、このユニークさとおちゃめな人柄が坂従さんとお店の魅力だなとも感じました。

話していると自然とこちらも笑顔になり「次は家族と一緒に来ますね」と伝えてしまうほど、また来たいなと思えるお店です!
お店を出る時に「行ってらっしゃい!」と声をかけていただき、これから仕事を頑張るパワーをいただきました。

明るく、楽しい話をするのが大好きな女性店主坂従さんが迎えてくれる「日下部 和平」さん。身も心もほっこり温まる蕎麦を食べて、気持ちよく一日を始めてみませんか。

日下部 和平
住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区和田1-11-20
アクセス:相鉄本線「和田町駅」から徒歩約5分
営業時間:平日6:00-14:00 / 日曜・祝日7:00-13:00
定休日:水曜日・土曜日
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。