東京ドーム9個分もの広大な緑地でみんなが楽しめるエリアがたくさんある「泉の森」。相鉄線相模大塚駅から徒歩約15分で、こんなに自然を満喫できる場所があるなんて!一度訪れてから家族みんなの大好きな場所となっています。
今回は我が家の子どもたちがよく遊んでいるエリアを中心にご紹介していきます!
泉の森ってどんなところ?
泉の森は、大和水源地を中心に広がっている森林や水辺のある自然豊かな緑地です。園内には「調整池」があり、大雨や台風の時に雨水を一時的に貯水したり、少しずつ放出したりしています。私たちの暮らしを守る大切な役割を担ってくれています。

園内にはたくさんの植物や生き物がいるので、草木や昆虫の観察、バードウォッチングなどいろいろな目的で利用される方が思い思いに過ごされています。
犬の散歩や子どもの遊び場、ハイキングにも最適です。もちろん特別な目的無く、ただぼーっとしに行くのもおすすめ!
森の香りを感じたり美しい自然を眺めたりするだけでもとっても癒されますよ。
子連れに1番のおすすめは「遊びの小川」!

「遊びの小川」はとてもきれいな小川で、暖かい季節になるとみんな靴を脱いでパシャパシャと水遊びを楽しんでいます。
子どもの足首~ふくらはぎくらいの深さなので、安心して見守ることができます。

時間帯にもよりますが、泉の森には日陰になるところも多く、ベンチや岩など座れるところがあるので、子どもの見守りも楽ちんです(笑)。

小川の上流の方にある水車小屋は趣があり、じーっと眺めている子どもや写真撮影をしている人も多く見かけます。大きな水車で迫力がありますよ。

小川のすぐ横にはテーブルとイスのあるエリアがあるので、おにぎりやパンなど簡単なお弁当を持ってくればピクニックができます。葉っぱの揺れる音や野鳥の鳴き声を聞きながら、外で食べるお弁当は格別ですよ。

小川から見える国道246号線の高架下にはこのような遊具もあります。日陰になっているので、夏の暑い日でも安心して遊ばせることができますよ。奥の緑の坂道はすべり台として遊んでいます。横に広いので、順番争いなどなく存分に滑ることができます(笑)。
「しらかしのいえ」は学びもいっぱい
自然観察センター・しらかしのいえは、園内に生息している生き物や植物の展示や飼育、みんなが自然を好きになれるイベントをおこなっています。自然観察会の企画や自然環境の管理をおこなうボランティアも募集していますよ。

野鳥のはく製展示を初めて見たときはびっくりしましたが、まじまじと観察できる機会は少ないのでとても勉強になりました。

池や小川にいるお魚は飼育されているものもあり、「さっき池でちょっと見えたお魚だよ~」などと話しながら楽しく学ぶことができます。

我が家の子どもたちが大好きなどんぐりや松ぼっくりを使った「森のクラフトコーナー」は、見ているだけでワクワクするような作品がたくさん並んでいます。どんぐり拾いの意欲も爆増します!
他にも遊べて学べるエリアが盛りだくさん!
子どもだけではなく大人も楽しめるスポットもたくさんありますよ!

こちらは江戸時代の古民家を移築復元した「大和市郷土民家園」。当時の生活や文化が保存されており、市の指定重要有形文化財となっています。

取材した日はこいのぼりや兜の展示がありました。

他にも昔の人々の暮らしを体験できるイベントも開催されていますよ。

こちらはデイキャンプができる「泉の森ふれあいキャンプ場」で、BBQなどが楽しめます(要予約)。炭や軍手などの購入も可能です。

散歩道で森の中に一歩踏み込むと、その大自然に圧倒されつつとても癒されます。自然の生態系を大切に保護していて、この街がもっともっと好きになれるようなステキな場所です。

駅から徒歩約15分という好立地で、駐車場が完備されているので車でのアクセスも良好です。子どもから大人までみんなが楽しめる「泉の森」に、みなさんぜひ足を運んでみてください。
泉の森
住所:神奈川県大和市上草柳1728
アクセス:相鉄本線「相模大塚駅」北口より徒歩約15分
開園時間:24時間
休園日:なし (自然観察センター・しらかしのいえは月曜日休館)
電話番号:046-264-6633(自然観察センター・しらかしのいえ)
駐車場:あり