歴史・電車マニアも必見!子連れで楽しめる三ツ境の穴場「楽老南公園」

以前こちらのブログで「瀬谷市民の森」をご紹介しました。
横浜とは思えない大自然にびっくりしつつ、そこを後にした帰り道のこと。


帰路にかかる時間は、瀬谷駅と三ツ境駅、
どちらに向かってもあまり大きくは変わりません。
行きは瀬谷駅を利用したため、帰りは散歩がてらに三ツ境駅を目指しました。

もうすぐ三ツ境駅に着くぞ、というあたりで公園を発見。
少し小高くなっていてきっと景色も良さそうだ。
ちょっと寄ってみようかな、と軽い気持ちで立ち寄ってみることに。

ちなみに、三ツ境駅からこの公園に向かう場合は、
北口を出て歩道橋を右に進むとすぐで、
駅から歩いて3.4分と、とても近い場所にあります。

こちらの公園、「楽老南公園」というようですが、
なんと読むのかわからずスマホで検索。


どうやら「らくろうみなみこうえん」と読むようです。
読み方を調べていると、この名前がついたことに関わる
有名人がいることがわかりました。

あの幕末の偉人もこの地を踏んだ、ゆかりの場所!

ふらっと立ち寄ったこの公園、なんとあの徳川家康が
訪れたことがある土地なんだそうです。


江戸時代、徳川家康が中原街道を利用した際に、
駿河に行く途中でこの辺りで休憩し、
地域住民が差し出したお茶を飲みながら見晴らしのいい景色を
楽しんだと言われているそうです。

この公園の周辺は小高い丘のようになっています。
現在は、団地の建設によって低く崩されてしまっていますが、
以前はもっと高くて、今よりもっと見晴らしがいい地域だったそうです。


そんなこの地域は「楽老峰」と呼ばれていたようです。
この「楽老峰」という名前をつけたのは、
徳川家康であるという言い伝えがあるそうです。

この公園からは、天気がいいと丹沢と並んで富士山が見えるとのこと。
徳川家康もその景色を楽しんでいたのでしょう。
時は違えど、歴史的な人物と同じ地に立っているのだと
考えると感慨深いものがありました。

子ども連れで楽しむのにも最適!

こちらの公園、グラウンド部分がかなり広いです。
この日は休日だったこともあり、このグラウンドでかけっこをしたり、
キャッチボールをしたりしている家族が2組ほどいました。

小さな公園だと、2組も遊んでいるとちょっと窮屈な感じがしてしまいます。
ですが、この公園はまだまだ余裕がある感じがしました。

グラウンドから丘を越えると、少ないですが遊具があります。
丘をうまく使って滑り台が設置されているため、
よくある滑り台と比べると足がかなり短いです。


こんなに足の短い滑り台は初めて見ました。
なんだか可愛らしく思えてきて不思議な気持ちになりましたが、
これって私だけでしょうか?

滑り台の向かいにはスプリング遊具がひとつ。
小さいころ、この遊具が大好きでよく遊んだことを思い出しました。

ちなみにグラウンドと遊具の間にある丘の上は、
簡単な展望スペースのようになっていて、屋根付きのベンチがあります。

ただ、今回は先客がいたため、そこからの景色は確かめられませんでした。

少し残念な気持ちになりながら駅の方に戻ろうとすると、
思いもよらぬいいものを発見しました。

電車好き必見の穴場スポット!

こちらの公園、なんとなんと!
公園内から相鉄線の電車が走っているのが見えちゃうんです!


しばらく見ていましたが、10分に2〜3本くらいの間隔で電車が走っていました。
三ツ境駅の歩道橋から電車が見られるのは有名かと思いますが、
こちらはなかなかの穴場スポットです。


電車好きなお子さんと遊びに連れて来てあげると、とっても喜ばれると思います!

楽老南公園
住所:神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境5-5
アクセス:三ツ境駅北口から徒歩3分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。