三ツ境駅から徒歩8分、白い狛犬がいる「二ツ橋神明社」

以前こちらのブログでご紹介させていただいた「白姫神社」のある三ツ境駅。
今回は以前行ったのとは反対側の西側へ向かいます。

駅を出て、厚木街道を7~8分歩くと、こちら側にも神社がありました。
以前の「白姫神社」は小さくて可愛らしい神社でしたが、
こちらの神社にはしっかりとした参道があり、重厚感が感じられます。

参道を進むと鳥居が見えてきます。

まずは手水舎(ちょうずや)に、と思い近づいて見ると、
こちらの手水舎の吐水口には龍神様が…!

今は新型コロナウイルスの感染対策でお水を止めていたり、
柄杓を置いていない神社が多いですが、
こちらもそうした対策を取っていました。
いつかこの龍神様のお口から水が出ているところを見て見たいものです。

 「神明社」って何だろう?

こちらの神社は、「二ツ橋神明社(ふたつばししんめいしゃ)」という名前なのですが、
「神明社」というのは、なかなか聞き慣れない言葉です。
何か他とは違う神社なのだろうか?と思いネットで調べてみました。

なんと、千年以上の歴史のある、横浜市内では由緒の深い神社の一つなのだそうです。
市内にはたくさんの「神明社」があって、その数は38社にもおよぶそうです。
ちなみに横須賀線、保土ヶ谷駅から徒歩10分のところにとても大きな神社がありますが、
そちらも同じ「神明社」なんだそうです。

祭神はお社によって変わってくるのですが、
こちらの「二ツ橋神明社」は、天照大神(あまてらすおおみかみ)と
素盞嗚尊(すさのおのみこと)とのこと。
古事記に出てくるあの神様たちですね。

境内の看板によると、元々は榊(さかき)の古木を御神体として、
村の鎮座を祈っていた神社だったそうです。
江戸時代の享保10年(1725年)に、伊勢神宮より御神体を受けて祀るようになったとのこと。

 はたしてこちらにいるのはどんな狛犬さん?

さて、以前「白姫神社」にお参りした際に、
小さくて可愛らしい狛犬さんと出会い、
すっかり狛犬の魅力にはまってしまった私です。
今回はどんな狛犬さんがいるのかな?と期待が高まります。

ドキドキしながら会いに行った狛犬さんは、
またまた珍しい、白い石で作られた狛犬さんでした。

右側の阿形狛犬さんは「玉取り」というタイプです。
玉を押さえているのですが、鞠(まり)で遊んでいるようなご様子。
運気が良く転がるように、ということで、
家運隆盛と言って、家族みんなが幸運に恵まれますようにとの意味があるそうです。

そして、左側の吽形狛犬さんは「子取り」です。
こちらは、前足で子供をあやしていて、子孫繁栄の意味があるそうです。

今まで狛犬のポーズに種類があることを知らなかったので、
ここにきて勉強になりました。
奥が深いので、気がついたら狛犬マニアになってしまいそうです。

 神社といえば、気になる行事!

私だけでしょうか…
神社があると、「どんな行事があるのかな?」「お祭りはやるのかな?」
と気になってしまいます。

そこでさっそく調べてみたところ、こちらの神社では、
1月14日にはどんと焼き(お正月に飾る門松やしめ縄などを集めて焚きあげる行事)、
節分の際には豆まき大会、秋にはお祭りが開催されるとのことです。
豆まき大会はとっても盛り上がるそうなので、
ぜひとも参加してみたいものです!

二ツ橋神明社
住所:神奈川県横浜市瀬谷区二ツ橋町298
アクセス:三ツ境駅北口から徒歩8分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。