旭区「若葉台公園」でバードウォッチングと散策を楽しもう!

動物のかわいい動画や写真、気持ちがいやされて、ついつい見入ってしまいますよね♪

先日、近所にある「若葉台公園」遊水地で、鳥たちの飛来が見れるという案内を発見。

久しぶりに『バードウォッチング』してみようかなと思いたちました!

よく考えたら、野生の生き物を、おうちの周りで見ることができる環境ってなんだかぜいたくです♪

『バードウォッチング』という言葉にも、久しぶりにワクワク。

近ごろ出番が無かった望遠レンズを背負って、いざ出発です!

ここ旭区の横浜若葉台は、もともと山地であった広大な土地に、自然環境をのこしたまま高層住宅を作り、ショッピングエリアや学校など生活施設を配置した、ひとと自然が共存しているまち。

中心地には、大型スーパーのイトーヨーカドー、商店街やレストランがあり、休憩やお手洗い、お買い物に便利。それらの大型駐車場もあるので、車での来訪にも便利ですよ。

「若葉台公園」は、そんな若葉台の中心地に隣接してひろがっている、大きな複合公園です。

横浜市の旭区「若葉台公園」とは?

相鉄線三ツ境駅北口から、相鉄(神奈中)バスで約20分ほど、終点「若葉台中央」で下車すると、そこはもう若葉台の中心。

自然いっぱいの広大な敷地に、高層住宅地がひろがる横浜若葉台は、このようなつくりとなっています。

居住地の周りに、森のウォーキングコースなどもたくさん。「横浜の軽井沢」などとも、言われているそうですよ♪

中央の「ふれあい広場」下の部分に、大きなグリーンの範囲でしめされている「若葉台公園」。

となりのグラウンドと調整池(遊水地)もふくめて、総称で「若葉台公園」と呼ばれています。

こちらが、広々とした芝生エリアと、砂地の野球場の「若葉台公園グラウンド」。

ここでは、子どもたちが幼いころからサッカーをしたり野球をしたり、芝生で段ボールすべりをしたり。

若葉台の大運動会やお祭りも行われ、私もジャージを着て、がんばって走りました!

大人はまわりの散策コースをウォーキング。

運動不足になりがちな今日この頃ですが、ここには住まいのそばに、自然と一体になって運動やリラックスできる環境が、たくさん♪

このウォーキングコースの隣には、たのしいアスレチック遊具や健康器具が、無料で利用できる「若葉台公園アスレチック広場」もありますので、ぜひ訪れてみてくださいね。

大人も子どもも楽しめる!旭区の森の中「若葉台公園アスレチック広場」

グラウンドの向こう側には、柵でしきられ、立ち入り禁止になっている「若葉台遊水地」があります。

池といっても通常は水位はそんなにはなく、植物のガマが一面に広がり、一見草地のように見えてしまっています。

※2022年2月から、野鳥などを守るため、横浜市でガマを撤去する作業にはいるそうです。

水鳥たちが集う「若葉台遊水地」

大雨の時、雨水をため下流に少しずつ流し、河川の氾濫を防ぐ役割をする「若葉台遊水地」。

たしかに大雨の時は、ここはまるで大きな湖のように水をたたえ、風景がガラリと変わることがありますよ!

住宅地の中心にありながら、人が入れないためか、水辺には自然の野鳥たちがたくさん飛来しています。

中には入れないんですが、このように周りの散策道から、バードウォッチングをしたり、野鳥の撮影をする人も♪

池の周りでは、遊水地や若葉台で見ることができる野鳥や動物を案内板で紹介していました。

若葉台に鳥や動物が多いことは知ってはいたのですが、こんなに野鳥の種類が多いことにとても驚きました。

予備知識をちょっぴり頭に入れて、若葉台遊水地のバードウォッチングへいざ出発です!

遊水地のまわりをぐるり!「若葉台遊水地散策道」

野鳥たちは、夕ごはんの時間に遊水地にあらわれるのでは?

夕方近くのまだ明るい時間帯をねらって、ふたたび遊水地を訪れてみました。

クワクワと野鳥の鳴き声が一帯にひびいており、どうやら予想は的中したようです!

池にできるだけ近づくには、こちらの「若葉台遊水地散策路」を利用します。

ここは、夜間(街灯もなく真っ暗です!)や雨天時は閉鎖され、入れなくなりますので、案内版の注意事項を守って安全にご利用くださいね。

「若葉台遊水地散策路」は、遊水地のまわりをぐるりと散策できるつくりになっています。

植物が両側に茂った、ちょっと迷路のような雰囲気ある小道♪

ところどころに休憩用の椅子と、遊水地が見えるよう、植物のないスペースがもうけられています。

野鳥との出会い!バードウォッチングを楽しもう

水鳥の声をたよりに、散策路の途中、池を見渡せるスペースからガマの茂みに目をこらしてみると、、いました!

ガマの茂みの間をスイスイとじょうずに泳ぎ、ときおりもぐっては、また浮かんでいる水鳥の姿が数匹♪

カメラをかまえて、すかさずパチリ!

これは、カモの一種でしょうか?

あとで詳しい方に聞いてみると、あの「皇居のカルガモ親子」で話題になった「カルガモ」だそうです♪

なんだか、ちょっと笑っているようなカワイイ表情をしていますね。

若葉台遊水地では、このカルガモのほかに、毎年やってくるオカヨシガモ、コガモも今年確認されたそう♪

遠いシベリアから飛来してくる彼らに、これから毎年会えるのかなと思うと、若葉台公園のバードウォッチング、なんだか楽しい!

ちょっとおすまししながら、ガマの茂みからみえかくれしていたこの鳥は、おそらく「ダイサギ」ではないかとのこと♪

すごくゆっくり、優雅に移動していたので、私の中で野鳥の「女王様」のイメージがついてしまいました(笑)。

ヒラリと翼を広げて、かっこよく飛来してきたのは、「アオサギ」。

近づいてもびくともしません。まるで気品あふれる「王子」のようです♪

今まで何の気なしに見ており、名前も知らなかった若葉台遊水地の水鳥たち。

野鳥を観察していると、かわいいだけでなく、それぞれいろいろと個性のある、とても興味深い生き物たちであることに気づきました♪

野鳥の楽園!旭区若葉台でバードウォッチングを楽しもう

帰り際、私の足元にピョンピョンと近づいてくる小鳥がいました♪

近づいてもまったくにげる様子をみせず、あまりのかわいらしさに写真をまたパチリ。

まるで、ポーズまで決めてくれたように見えますよね♪

白地に黒い模様から、「セグロセキレイ」かなと思ったのですが、詳しい方によると、お顔が白いので、「ハクセキレイ」ではないかとのこと。

またひとつ、野鳥の豆知識を身につけることができました!

若葉台の野鳥たちは、人間が近づいても、あまりあわてて逃げる様子を見せない気がします。きっとここの人間が、怖くないからではないでしょうか?

ひとと動物、自然が共存するまち、若葉台。

遊水地以外にも、森林の木々には、さまざまな種類の野鳥がたくさん暮らしています。

バードウォッチングを通して、これからも若葉台の自然や動物とふれあえたらうれしいな。

地元での小さなたのしみがまた一つ、増えました♪

若葉台公園(若葉台遊水地)
住所:神奈川県横浜市旭区若葉台3-1
アクセス:相鉄線三ツ境駅北口よりバス約15分「地区公園」バス停下車徒歩約1分
TEL:045-921-3361(若葉台まちづくりセンター)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。