天王町から近い、勾配が急で有名な「ビール坂」を歩いてみた!

横浜市は坂が多いと有名ですが、その中でもとりわけ保土ヶ谷区は勾配が急な坂がたくさん!

私の住む天王町には「ビール坂」という変わった名前の坂があります。

「ビールがおいしく飲める坂なのかな…?」という先入観があり、ちょっとワクワクしながら散歩してきました!

「ビール坂」の名前の由来って?

以前、「横浜ビジネスパーク」を散歩した記事を書いたのですが、その横浜ビジネスパークの目の前に「ビール坂」はあります。

交差点に「ビール坂下」と表記されているので、はじめて通る人は「え??ビール??」と思うかもしれません。私もそのうちの1人でした。

なぜ「ビール坂」という名前なのかと言いますと、遡ること明治時代。このあたりに湧水が出ており、その湧水を使ったビールを作っていた「大日本ビール会社」という製造会社があったそう。

工場は現在の横浜ビジネスパークにあったみたいですよ。

つまり「ビール坂」名前の由来は、昔このあたりでビールが作られたからなんですね。

「ビール坂」はかなり急!覚悟して歩こう!

「ビール坂」は横浜ビジネスパークのプレッツオ側にあります。
プレッツオの目の前にある「ビール坂下」の交差点を左に曲がると、坂がありますよ!

最初はなだらかな坂です。
上の画像の歩道は、少し進むと切れてしまいます。

ぐんぐん登っていきます!
車通りは少なめです。
狭そうに見えますが、対向車は問題なくすれ違うことができます。

坂の中腹にくると結構急になってきました!
それもそのはず、このあたりは急傾斜地に指定されています。

この日の気温は26度だったのですが、歩いていると、じんわりと汗…!
普段、自転車での移動ばかりで久し振りに本腰入れて歩いたので、いい運動になりそうです。

坂の途中で振り返ると、「横浜ビジネスパーク」が見えました。

さて、もう少しで頂上が見えてきました!
ここまで来るとあとちょっとなので、疲れも飛びそうです。あと一息…!

「もう少し!」…というところで「ビール坂」と書かれたポールを発見。

ポールの下には「ビール坂」の名称の由来が書かれていました。

冒頭でも解説した「明治・大正時代~昭和にかけてこのあたりでビールが製造されていたことが坂の名称の由来となっている」ことが書かれています。

頂上は月見台の交差点。
いや〜疲れた!!
てっぺんには桜ヶ丘の石碑がありました。

ビール坂はかなり急な坂道でしたが、地元のママさんが電動自転車で登ってるのを見かけました。
このあたりは道が細いので、自転車は重宝しますね。

ビール坂を登りきって、真正面の細道を下ると旧東海道へ。
車通りを道なりに向かうと保土ヶ谷駅へ着きます。
西に向かうと桜ヶ丘方面。
この通りから伸びている坂道は急な坂も多く、はじめて来る人は覚悟してかかったほうがいいかもしれません。

みなとみらいのビル群を発見!

さて、登りきったところで「横浜ビジネスパーク」のほうへ戻ります。
坂を下っていると、右奥の方にみなとみらいのビル群が見えました!

ほんのちょっぴり、ランドマークタワーも見えます!
画像の木の間から、ひょっこりとランドマークタワーが見えるのわかりますか?
坂を登るのは大変ですが、みなとみらいの景色が見えるのはステキですよね。

さて、横浜ビジネスパークに戻ってきました!
坂の下から頂上まで距離はおよそ390m。散歩の所要時間は片道7分ほど。
往復15分くらいでビール坂の散歩を堪能しました。

坂が多い保土ヶ谷区。その中でもここ天王町にある「ビール坂」は急な坂道としても有名です。

坂フェチの方にはとくにおすすめです!
これから涼しくなりますので、ぜひお散歩に歩いてみてはいかがでしょうか。

ビール坂
住所:〒240-0004 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町122付近
アクセス:相鉄線天王町駅徒歩7分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。