タイトルの「ベッカライ」という文字をみて、都内で有名なあのベーカリーを思い出した方は、パン好きですね。
そう、ここ弥生台には、世田谷の「ベッカライ ブロートハイム」での修業経験をもつパン職人 中川貴之さんがオープンしたベーカリーがあるんです。
なぜ、弥生台に?と思われた方も多いかもしれませんが、「ヒトサラ」のインタビューによると、「弥生台で降りた時に有名なパン屋の袋を持った方が多く、良いパンを求めているニーズが高いと感じた」とのこと。
泉区民の、パンに対する思いやポテンシャルを感じとってくださったようです。
区民にとっては、なんとも嬉しいお話ですよね。
気分はパリの街角の小さなブーランジェリー
ではさっそく、おいしいだけではない、そのかわいらしい店内からご紹介していきたいと思います。
赤い壁が印象的なこじんまりとした店内には、パンがならんだ棚がいくつかあり、奥にはイートインスペースも設けられています。(現在はコロナウィルス対応としてイートインは使用不可となっています。)
そのかわいらしい雰囲気は、まるでヨーロッパの街のパン屋さんにきたよう。
おまけにやさしいパンのよい香りがただよっているので、パン好きなわたしは、一歩足を踏み入れた瞬間にテンションがあがってしまいました!
ここでしか買えない、カリッふわ~なシュークリーム
お店の方におすすめを聞くと、まず、最初におしえてくださったのがこちら。
「トーンガルテンのシュー」という、お店の名前がついたシュークリームです。
ちなみにこちらは、ただのシュークリームではなく、なんと、生地にはクロワッサン生地を使っているとのこと。そのため、カリッ、ふわ~ッとした食感をたのしめるのだとか。そして、生地の軽さとは反対に、中のクリームは、しっかりずっしり。とにかく他ではいただけないこの店ならではの仕上がりになっているそうです。
お話を聞いただけでも、すごく気になりますよね…!
ただ、私は無類のハードパン好き。そして本日の目的は、「朝食にたべられるハード系パンを買うこと。」だったので、シュークリームは次回のお楽しみにとっておき、今回はハードパンをいただくことにしました。
優しい硬さの滋味深いハードパンたち
私がいただいたのは、こちらの「ちぎりパン」と栗とあずきがはいった限定のバケットです。
ハードパンといえども、ハードすぎず、むしろやさしい硬さで毎日のパンにはピッタリ。それでいて、噛めば噛むほど味がでてくるハードパンならではの滋味深さは健在で、はっきり言って大好きな味でした!
さて、先ほど「限定の」とお伝えしましたが、こちらのお店では、曜日によって限定で焼かれるパンがあるんです。
私がうかがったのは木曜日でしたが、金曜日にはドイツパンとして知られるプレッツェルの限定商品があるようでした。
専門的に焼いているお店がまだまだ少なく、なかなか手に入れることができないドイツパンが、ここにくれば買えるんだと知れたのは、それだけでもかなりの収穫でした。ちなみに限定パンについては、お店の外にかわいい貼り紙がしてあるので、店先からも確認できますよ!
パンと一緒にジャムや雑貨も楽しめる
ほかにもパンは、サンドイッチや総菜パンなど多種多様!
また、パン以外にはジャムや雑貨類も販売されているので、パンと一緒にお買い物も楽しめます。
弥生台でおいしいパンに出会いたい方は、ぜひ、「ベッカライ トーンガルテン」さんへ行ってみてください。おいしいだけでなく、その佇まいのかわいさにも胸をうたれてしまうこと間違いなしのパン屋さんです。
ベッカライ トーンガルテン
住所:神奈川県横浜市泉区弥生台26‐2 Vell House1F
アクセス:相模鉄道いずみ野線弥生台駅より徒歩4分
TEL:045-443-6338
営業時間:9:00~20:00
定休日:月曜日