みなさんは、毎日の暮らしの中で「ホッと癒される瞬間」はありますか?
相鉄いずみ野線の南万騎が原駅の周辺エリアは、緑が豊かで落ち着いた住宅街が広がり、ファミリー層からも人気の街ですね。
今回は、そんな南万騎が原駅近くで見つけた、地域の温かさと小さな癒しがギュッと詰まったステキなスポット「メダカの寄り道」さんをご紹介します。
「中田さちが丘線」沿いの無人直売所
雨上がりの日曜日、小学生の息子と一緒にメダカの無人直売所「メダカの寄り道」さんを訪れました。「中田さちが丘線」という大きな道路沿いを歩いていると、たくさんの水槽がズラリと並んでいる不思議な場所があります。

パッと見た印象はお店という感じではないのですが、のぼり旗が立ち、「改良メダカ無人直売所」の看板がありました。お店の前には、きれいに整えられた「ビオトープ(野生の生きものが暮らせる小さな生態系)」があり、思わず足を止めて見入ってしまいました。
水草の間を気持ちよさそうに泳ぐメダカたちの姿がとってもかわいらしく、しばらく時間を忘れて眺めてしまったほどです。
オーナーの「メダカ愛」と販売スタイルのこだわり
直売所をのぞいていると、ここを営んでいるオーナー・昆野(こんの)さんがいらっしゃいました。思い切って話しかけてみると、とても温かい人柄で、メダカのことをたくさん教えてくださいました。
昆野さんは大のメダカ愛好家で、なんと約80種類ものメダカを大切に飼育されているそうです。現在は、地域のみなさんにメダカの魅力や育てる楽しさを知ってもらうために、ご自身が我が子のように育てたメダカを譲ったり、飼育のサポートをしたりしています。
通り沿いにあるビオトープを、地域の方が毎日楽しみに眺めていることから、自然と「メダカの寄り道」という名前がついたのだとか。まさに街の小さなオアシスですね。

「写真を撮ってもいいですか?」とお尋ねすると、昆野さんは「いいよ!こうやって撮ると、きれいに撮れるんだよ!」と、メダカをきれいに撮影するポイントまで親切に教えてくださいました。その表情からは、メダカへの深い愛情がひしひしと伝わってきました。
驚いたのは、昆野さんのこだわりです。他からメダカを仕入れて売ることは一切せず、自分で卵から育てたメダカだけをお分けしているそうです。屋外の自然環境の中で、雨や厳しい季節の移り変わりを乗り越えてきた「たくましく強いメダカ」の販売を心がけているとのこと。

直売所の水槽の下にあるバケツには、元気な赤ちゃんメダカがたくさん泳いでいました!
地域のコミュニティと、初めてでも安心のサポート体制
実は、我が家では以前、夫がこちらでメダカを分けていただいていました。
昆野さんのアドバイスのおかげで、我が家のメダカたちもたくさん卵を産み、今ではたくさんの赤ちゃんが元気に育っています。メダカを飼うのが初めてという初心者さんでも、すでに飼育を楽しんでいるベテランさんでも、昆野さんは親身になって相談にのってくれます。
私が伺った日も、常連さんらしき男性がやってきて、「昆野さんの育てたメダカは、本当によく卵を産むんだよ!」とうれしそうに話してくださいました。ここは単にメダカを買う場所ではなく、飼育者同士が情報交換をする温かい交流の場にもなっているようです。
今の時代、飼い方はインターネットで簡単に調べられます。でも、やっぱりリアルな場所でプロの工夫を見て、直接お話を聞くのが一番わかりやすくて安心できますね。

「メダカの寄り道」さんでは、事前に問い合わせをすれば、飼育場の見学や実演(デモンストレーション)も見せてもらうことができます。「これから飼ってみたいけれど、どうすればいいのかな?」と思っている方は、ぜひ一度相談してみてくださいね。
ライフスタイルに合わせて楽しめる!メダカ飼育の魅力
メダカ飼育の素晴らしいところは、広いスペースがなくても、安価で手軽に始められることです。
我が家では屋外で飼育していますが、メダカたちが元気に泳ぎ回る姿はもちろん、いっしょに育てている蓮(はす)のきれいな花が咲く様子にも癒されています。
もちろん、お家の中で楽しむこともできます。室内で水草や照明、水槽のデザインにこだわり、インテリアの一部としておしゃれに観賞するのもステキです。自分のライフスタイルや住まいに合わせて、自由な環境を選べるのがメダカ飼育の大きなメリットです。
毎日エサやりなどのお世話をしていると、メダカたちが人の顔を覚えて、エサの時間になると水面に近づいてくるようになります。そんな姿を見ていると、どんどん愛着が湧いてきます。
小さなお子さんがいるご家庭にとっては、命の大切さを学ぶ素晴らしい経験になります。卵から孵(かえ)ったばかりの小さな稚魚(針子・はりこ)が、少しずつ大きくなっていく過程をすぐそばで見守ることは、大きなやりがいと感動があります。
また、子どもが自立して静かになったご家庭で、ご夫婦の新しい共通の趣味として始めるのにもぴったりです。
水の中でゆらゆらと気持ちよさそうに泳ぐメダカや、青々とした水草をただ眺めているだけで、日々の疲れがすーっと溶けていくようなリラックス効果やストレス解消が期待できますよ。

南万騎が原駅周辺のエリアには、自然が豊かなだけでなく、このように人と人、人と生きものが温かくつながるスポットがあります。
もし「おうちに新しく生きものを迎えてみようかな」と思ったら、ぜひ「メダカの寄り道」さんを訪れてみてください。そこには、小さな命が教えてくれる毎日の新しい感動と、温かい出会いが待っていますよ。
「メダカの寄り道」改良メダカ無人直売所
住所:神奈川県横浜市旭区柏町58-7
アクセス:相鉄いずみ野線「南万騎が原駅」から徒歩約7分
TEL:080-7681-5607
営業時間:12:00-17:00(電話受付)※飼育道具とエサは24時間無人販売
定休日:なし
駐車場:なし






























