フードロスと、地産地消を同時に叶え、豊かな共生社会を目指す活動をしている「夕方マルシェ」をご存知ですか?
毎週木曜日の横浜市役所庁舎でのマルシェをはじめ、二俣川や星川でも出店しています。
また、毎月第3日曜日には相鉄線沿線のいずれかの駅で開催される「旅するマルシェ」にも毎回POPUP出店されているんですよ。
どこかでご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
話題のマルシェの初店舗!
その「夕方マルシェ」が、2月23日なんと常設店として、いずみ野駅前の相鉄ライフ内にオープンしました。
オープン初日、さっそく出掛けてきましたよ!
いずみ野駅からは徒歩約1分。今年1月29日、惜しまれながら閉店した「ど根性キッチン」のあとに、地産地消の想いを引き継いで「夕方マルシェキッチン」はオープンしました。
「夕方マルシェ」は、地域で心地いい暮らしを続けていくためのアイテムとアイデアに出会えるマルシェです。
地域循環型というコンセプトのもと、3つの課題解決を応援するというテーマがあるそう。
フードロス削減もお得に楽しく!
ひとつはフードロスの削減です。
賞味期限・消費期限の近い食品や、一般流通できなかった規格外、生産過多の商品を買い取り、販売しています。
「SDG’sも楽しくお得に」が、「夕方マルシェ」のすごいところ。
オープン初日には店頭で、なんとよりどり3種類から選べる市内の農家さんの規格外野菜を、500円で販売していました。
私も選ぶ楽しさを味わいながら、3種類を購入しました。
バターナッツかぼちゃ、里芋、白人参!
普段の買い物では見かけることも少ないですし、見かけても私は手にとらないラインナップです。
なぜなら、調理方法がよくわからないから。
でも、「夕方マルシェ」では、お店の方から調理方法のアドバイスもいただけるので、会話を楽しみながらこういった馴染みの少ない野菜を購入できるのも、おもしろいです。
今回は白人参のおいしさが衝撃的でした。
さらに、POPUP出店時などのイベントでは、縁日も楽しむことができるんですよ。
お野菜収穫輪投げや番号くじなど、お子さまも楽しめる工夫が盛りだくさんです。
地産地消!知らなかった地元の加工品にも出会える!
もうひとつのテーマは、もちろん地産地消です。
ウッビースタイル(夕方マルシェの母体)のこれまでのつながりから集まった、地元横浜産の食材や加工食品の販売があります。
横浜の食と農の地産地消のエキスパートである「はまふぅどコンシェルジュ」の有志団体「横浜おいしんぼエンジェル」による地産地消製品の販売。
横浜の地域課題から生まれたアップサイクル製品の販売などをおこなっています。
以前ご紹介した農福連携の乾燥野菜商品も販売していますよ!
横浜市内でつくられたさまざまな加工品を扱っているので、まるで宝探しのように選ぶ楽しさがあります。
地元にこんな商品があるんだ!と、知ることもできます。
その上、ちょっとお得に購入できるなんて、私たちにとってはうれしいですよね。
さらに「夕方マルシェキッチン」では、地元のお野菜を使用したできたてのお惣菜を購入することができます。
「あの野菜と、この野菜をこんなふうに組み合わせて調理できるんだ!」
とか、
「やはりプロならではの味付けで、野菜がおいしい!」
など、新しい発見ができますよ。
日々忙しく過ごすママさんたちには、あと一品にうれしいお惣菜。
ご高齢の方にとっても食べきりサイズの手づくりのお惣菜は重宝しそうです。
しかも、地元の野菜がたっぷりです!
私ももちろん買ってきました。
優しい味付けで、野菜本来のおいしさを味わえるプロならではのお惣菜。おいしくいただきました!
調理は日替わりで、TSUBAKI食堂の椿シェフが担当したり、「おいしんぼエンジェル」のメンバーさんが担当するそう。
野菜も調理人も日替わりなので、どんなお惣菜になるのかは、お楽しみ。
きっと毎日でも訪れたくなると思いますよ!
イートインもできるので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてくださいね。
共生社会をめざし多様な働き方を応援!
3つめのテーマは共生社会を目指すこと。
育児や介護との両立、闘病やハンディ などを持ちながら働く人。そんな多様な働き方のみなさんが作るハンドメイド製品や加工食品の販売をおこなっています。
オシャレなハンドメイド雑貨は、どれも一点ものです。
ぜひ、かわいい作品たちを手にとってみてくださいね。
いずみ野にオープンした「夕方マルシェキッチン」。
地元の知らなかったアイテムやアイデアを探しに、ぜひぜひお出かけしてみてくださいね。
夕方マルシェキッチン
住所 : 神奈川県横浜市泉区和泉町6214-1
アクセス : 相鉄いずみ野線いずみ野駅徒歩1分
営業時間 : 11:00-19:00(L.O18:00)
定休日 : 木曜日