相鉄線「二俣川」駅から徒歩5分の場所にある「二俣川宮沢公園」は、意外な穴場公園です。
どんなところが穴場なのかというと、駅から近いにも関わらず広くて空いています。
いつ訪れても先客は居ないか、少数の比較的静かな公園です。
相鉄線「二俣川」駅の南口(免許センター方面ではない方)を出て、駅前の自然公園通りを真っ直ぐ歩きます。
西友の駐車場を過ぎた曲がり角を左に曲がると、宮沢公園の入り口が見えてきます。
暖かい季節なら西友でお弁当やモスバーガーを買って、ベンチで食べるのもピクニック気分で楽しいです。
二俣川駅は、南口を出てしまうとコンビニが無かったのですが、先日とうとうセブンイレブンがオープンしました!
新しいセブンイレブンでお昼を調達しても良いでしょう。
階段がつなぐ2つのエリア。行ったり来たりもまた楽しい
宮沢公園は、2つのエリアに分かれています。
まずジャングルジム・ブランコがある低いエリア、鉄棒と滑り台、広場がある高いエリア。
階段で2つのエリアを行き来することができます。
子どもが歩けるようになったタイミングでは、その階段で足を鍛えたり、だんごむしを探したりしました。
階段を行ったり来たりするだけで、小さな子は楽しそう。
追いかける方は大変ですが、良い運動になります。
また、低いエリアに手洗い場があるので、ピクニックの際にも困りません。
トイレは無いので、近くの西友を使うか、駅ビルまで戻っても良いくらい駅近で便利な公園です。
また、宮沢公園には駐車場はありません。
ブランコなど遊具のまわりは草がおい茂っているので、探検ごっこにも最適なようです。
一点注意するなら、この公園から新幹線の姿を見るのは難しいです。
音が聞こえますが、新幹線を見ようとして、無理に茂みに入りすぎると危険なので気をつけましょう。
遊具は全部で4種類。広場での遊び方は無限大
低いエリアには、ジャングルジムがあります。
身長130センチの娘は、高く高く登ったり、おうちごっこの拠点に。
95センチの娘も迷路のようにくぐったり足をひっかけてみたり(すこし怖いので要監督です!)年齢問わず遊ぶことができます。
ブランコは4基あるので、4人、2人乗りなら8人同時に楽しめます。
ただ、8人も人が居るこの公園を未だかつて見たことはありません。
ブランコ、ジャングルジムの周りには桜の木が生えており、春には私たちの目を楽しませてくれます。
4月上旬、簡単なお花見会場としてもとてもおすすめです。
階段の上、高いエリアには鉄棒・滑り台があります。
砂場が無いので、お砂場大好きな未就園児より、少しお兄さんお姉さんに人気がある印象です。
高いエリアの広場では、サッカーなどのボール遊びをしている子も見かけます。
縄文時代の足跡がここに。もう一つの魅力「宮沢遺跡」
宮沢公園は、実は大人に人気の散歩スポットでもあります。
その理由は「宮沢遺跡」です。
公園の入り口に「宮沢遺跡」と書かれた指標が立っています。
設置された看板によると、発掘調査は昭和44年、45年、56年の3回おこなわれました。
そこで、およそ4500年前の縄文時代中期の堅穴住居跡、その他多数の縄文上器や若(やじり)・石皿などの石器が発見されたとのこと。
はるか昔、縄文時代にここ二俣川で生活していた人々が居たなんて、歴史好きにはたまりません。
旭区役所の地域振興課に問い合わせてみたところ、
宮沢遺跡で発掘されたものは、栄区にある「埋蔵文化財センター」に現在保管されているそうです。
展示はされていませんが、事前に申請をおこなうと見ることができます。
興味のある方はぜひ見に行って見てください。
何度も来ている宮沢公園ですが、今回記事にするにあたり、初めてこの立て看板に目を通しました。
4500年前の人々の暮らしに想いを馳せながら、ゆっくりと散歩するのもおすすめです。
二俣川宮沢公園
住所:神奈川県横浜市旭区二俣川2-41-4
アクセス:相鉄線「二俣川駅」下車徒歩5分
(参考:横浜市ホームページ「旭区の公園」)