平日の雨も落ち着いた週末。秋の気温の変化に少し疲れ気味なので遠出をする気にはなれないけれど、近所で非日常を感じたいと思い、お散歩へ出かけました。
傘の出番を気にしなくていいお散歩はしばらくぶりかもしれません。
気のむくまま歩いて、たどりついたのは「ベリーニの丘」
天王町駅から徒歩5分の、横浜ビジネスパーク内にある公園です。
日常の行動圏内にありながらも、開放的な空間でのんびりと過ごせる場所です。ふとした時に息抜きや気分転換をするにはピッタリで、昔からのお気に入りスポットです。
水のホールで水辺に移るオフィスビルを眺める不思議な時間
ベリーニの丘は、イタリア人建築家マリオ・ベリーニ氏が設計。
「水のホール」と中心とした円形の構造をしています。
特徴的な構造の建築物のため、ミュージックビデオや映画での撮影に使われることもしばしばあったようです。
また、ホールというだけあって、コンサートにも使われています。
毎年横浜の街のあちこちでコンサートを行うジャズイベントでも会場に使われています。
階段状の客席に座ってのんびりと過ごすもよし。
ホール内のベンチに座って水のホールから周りのオフィスビルを眺めるもよし。
水を見ながらぼんやり過ごすと、気持ちがいやされます。
敷地内のたくさんのアートで感性を研ぎ澄ませよう
ベリーニの丘の周り、オフィスビルの敷地内にはアート作品がたくさん。
都会と芸術が溶け合った空間が作られています。
散策をして、お気に入りを見つけてみるのも素敵な時間の過ごし方ができます。
私のお気に入りはこちら。
「犬モ歩ケバ」という作品。
壁から出てきた犬がまた壁に入っていく。
なんとも不思議な気持ちになります。
動物がモチーフなので、犬だね、かわいいね、という会話だけでなく、
どんなストーリーが背景にあるんだろう?どんなストーリーだったら面白いかな?と親子で会話を楽しんでみるのもおすすめです。
アート作品ってすこし難しいと思いがちですが、身近にある彫刻や建造物から入ってみるのもいいですよね。
コーヒーを持ってのんびり自分時間に
大きなオフィスビル群の中に、静かな空間が作られており、小さな非日常を感じるには最適なスポットだと久しぶりに訪れて感じました。
周辺にはカフェやコンビニもあるため、好きな飲み物を買って、ほっと一息つきながらブレイクタイムを過ごす休日なんていかがでしょう。
また、パパ・ママさんたちは、お子さんとお散歩しながら、アートについて会話を楽しめる時間を過ごしてみるのもいいですね。
外に出たいけれど、遠出するには体力的にも時間的にも厳しいなと思った時は、近場で楽しめる非日常として、ぜひ足を運んでみてください。
ベリーニの丘やその周辺のアート作品を前に写真を撮影してみると、映える写真も撮影できます。日頃のSNSのネタ探しに困っている人にもおすすめです。
生活圏内の中でアートに触れられる場所、皆さんも探してみてください。
施設名:ベリーニの丘
アクセス:相鉄本線天王町駅徒歩5分
住所:神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134