先日、久々に忘年会に参加しました。
いろいろな話で盛り上がる中、横浜に住んでいる友人から「横浜にも滝がある」という話を聞きました。横浜に滝?なんだか面白そうです。
さっそく「横浜の滝」を見に行くことにしました。
今回は、まさかりが淵市民の森をご紹介いたします。
豊かな自然にたくさんの動植物!ここは観光地?
住宅地からちょっと脇道に入ると整備された遊歩道があります。
どうやらここから滝へ行けそうです。
横には川が流れていて、ジョギングやウォーキングを楽しんでいる方々とすれ違います。
清々しそうで、さわやかな顔をしています。
遊歩道を歩いていると、木製の橋が現れました。
まるで観光地に出かけたような気分です。
橋を渡ると、生息している動物や植物を紹介している看板がありました。
川にはコイやアブラハヤなどの魚もいるようです。
こんな自然が横浜に残されているとは驚きです。
川のせせらぎ、そして遠くから「ゴーッ」と滝の音が聞こえてきます。
ちょっとワクワクしてきました。
まずは森を散策♪
木々の間を歩いていくと今度は、木製のデッキが見えてきました。
ここから上へのぼれるようです。
川や滝からは少し離れてしまいますが、まずは散策です。
ここから森の中へ入ってみることにしました。
のぼっていくと森を探検している子どもたちに会いました。
「上には子供広場があるんだよ」と教えてくれました。
少しのぼっていくと道しるべがあります。
子供広場はこの先のようです。
ご家族でゆっくりと。広場も豊富です!!
やがて視界が開けて、明るくなってきました。ここが子供広場です。
この広さならボール遊びも十分に楽しめそうです。
調べてみるとこの森には、「淵の上広場」、「子供広場」、「殿山広場」の3つの広場があり、お弁当を持参して、ピクニック気分を味わっている方も多いようです。
さて次は、お待ちかねの滝に向かいます。
穏やかな川のせせらぎ、そして力強い滝の音
下までおりていくと、ゆったりと川が流れています。
師走の慌ただしさを忘れ、とても穏やかな気持ちになります。
川に沿って上方へ歩いていくと目的の「横浜の滝」がありました。
「ゴーッ」という力強い音からは、想像できない上品さを感じます。
ここにいるとマイナスイオンのおかげか、心身ともにリラックスできたような気がします。
謎の「まさかりが淵の伝説」
滝の上方に「まさかりが淵の伝説」と刻まれた石がありました。
要約すると…。
彦六という人がこの淵に「まさかり」を落としてしまいました。
すると淵からお姫様が現れ、「まさかり」によって滝の魔物が退治されたと言うのです。
お礼に三日間もごちそうされました。
帰る際に「私のことを誰に言うと命がなくなります」と言われましたが、口を滑らせて家族に話してしまったところ、その場で息を絶えてたということです。
どこかで聞いたような?この場所にはこんな伝説があったんですね。
不思議な伝説が後世に何を残したかったのか、考えながら帰ることにしました。
自然に囲まれ、広場もあるので、お子さんと訪れるにはピッタリです。
みなさんも「横浜の滝」を見に来てはいかがでしょうか。
「まさかりが淵市民の森」
住所:神奈川県横浜市戸塚区汲沢町671-25
アクセス:相鉄線いずみ野線「いずみ中央」駅から自転車で約19分