天王町駅近くの「今井川」下流で、冬の朝の水鳥観察!

保土ケ谷区の川と言ったら「帷子川」を想像する人が多いと思いますが、その「帷子川」に合流する「今井川」は、天王町駅付近を流れていて、裏保土ケ谷的なスポットでもあるんです。

今回は「今井川」を散策して、生き物観察をしてきました!

寒い冬の日が続きますが、生き物たちの元気な姿を見ると心がポカポカ温まりますよ。

「今井川」は今井町から岩間町を流れる二級河川

今井川は、保土ケ谷区今井町にあるゴルフ場「横浜カントリークラブ」付近から相鉄線天王町駅近くにある岩間町まで流れています。

川はJR東海道線、横須賀線の線路や国道1号を並走する形で流れ、保土ケ谷橋付近でカーブして天王町へと向かいます。

合流地点はこちら。
下の写真の手前が「今井川」、横切っているのが「帷子川」です。

私の行動範囲は今井町付近まで広がっているのですが、今井川の上流から下流まで、自然が溢れていてお気に入りスポットの1つです。

もっとも、国道1号に出れば交通量も多く、都会的な雰囲気は漂うのですが、川に接近するとそこはもう横浜の自然の景色。

年間を通していろんな生き物に会えたり。

また、5月にはこいのぼりが飾られていたり、夏には祭りが行われていたりと、四季折々の様子が楽しめるのも、「今井川」の特徴の1つです。

今井川沿いを散歩!5つの橋を巡る

今回は「今井川」と「帷子川」の合流地点である河口橋付近から天王町駅を横切り、JR保土ケ谷駅方面までまったりと歩いてみました。

下流には「西横浜駅」から「天王町」を結ぶ相鉄線の列車が通っており、その高架下をくぐってスタート!

最初に見えてきた「南北橋」では、鯉が群れを作って泳いでいました。

以前、「帷子川」で散歩したときも鯉の群れを見つけたのですが、おそらく「帷子川」と「今井川」を行ったり来たりしているのでしょうね。

もう少し進むと「逗子橋」、「大門橋」、「田町橋」と見えてきます。

ここから水深が一気に浅くなって、肉眼でも川底が見えるくらいに!

ゴツゴツした岩場がまた雰囲気がありますよね。

コサギにカワウ!水鳥観察にもぴったり!

川が浅くなってきた辺りからぼーっと川を眺めていると、フワ~っと1羽の白い鳥が飛んできました。
足の指が黄色いので「コサギ」かな…?

近くには「カワウ」という水鳥もいて、良いタイミングで続々と集まっていました!

泳いでコサギに近づいたり、スイスイと泳いだと思ったら、すばやく潜ったりと、いろいろな動きを観察することができました。

川沿いを通る人たちが次々とスマホを取り出して鳥たちの様子を撮影していたのも印象的でした。
この日は天気が良いこともあり、そのあとも鳥たちがにぎやかに飛んでいました。

この「今井川」のある場所は、メインストリートでもある環状1号から一歩脇に入った、民家や集合住宅が立ち並ぶ場所に位置しています。
なので、交通量も少なくお散歩にもピッタリ。

運が良ければかるがもの親子や、亀にも会うことができます!
カワウの捕食も見れるかもしれませんね。
気が向いたらぜひ観察してみてはいかがでしょうか。

今井川
住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区岩間町3丁目付近
アクセス:相鉄線天王町駅徒歩2分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。