「ボーイスカウト」をご存じでしょうか?
1908年に、ロバート・ベーデン=パウエルによって創設された「ボーイスカウト」は、世界各国に広がり、日本でもたくさんの団が活動しています。
「ボーイスカウト」と聞くと、男の子だけの活動を思われがちですが、実は女の子も参加可能。
入団して5年、我が家の長女が参加している、「ボーイスカウト横浜第107団」の活動をご紹介したいと思います!
活動場所の「コムラズの森」はスカウトだけの秘密基地!
「ボーイスカウト横浜第107団」では、年齢により所属する隊が異なります。
一番下のビーバースカウトからスタートし、カブスカウト、ボーイスカウト、ベンチャースカウト、ローバースカウトと、順に上がっていきます。
活動は主に隊ごとになりますが、大きなイベントなどでは、ビーバースカウトからローバースカウトまで、全員で活動をすることも。
団の活動拠点となるのは、旭区金が谷にある森です。
「コムラズの森」と呼ばれるこちらの森は、スカウトだけが入れる、秘密基地!!
ニュータウン第6バス停から、徒歩2分くらいのところにあるコムラズの森は、入口からはまったく想像できない空間が、奥に広がっています。
細い道を抜けると、整備された広場があります。
森の整備も、もちろんボーイスカウトの活動のひとつ。
団の方や保護者、スカウトが協力して、きれいな森を保っています。
住宅街にあるとは思えない、自然たっぷりの森。
木の根っこがはびこる道は、歩くだけでも体幹が鍛えられそう。
たくさん木があるせいか、森の中の気温は、森の外に比べると、ほんの少し低いような気がします。
森の中にある、倉庫。
秘密基地感が漂う倉庫には、活動に必要な用具などが保管されています。
アウトドアが多いボーイスカウトの活動、火を熾す道具や、野外で料理ができる用具など、さまざまなものが揃っています。
こうした用具の使い方を学ぶのも、ボーイスカウトの活動では重要な活動。
学年が上がるごとにできることがどんどん増えて、娘もいろいろなことができるようになりました!
災害時に役立つような知識や、サバイバルな知識も身に付き、それらを、仲間と一緒に学べるのは、ボーイスカウトの大きな魅力ですね。
年度末は、団揃っての歓送迎会♪
活動を見学させていただいた日は、年度末ということもあり、すべての隊が集まっての合同歓送迎会でした。
まずは、セレモニーからスタート。
ボーイスカウトでは、挨拶や礼儀もしっかりと学ぶことができます。
ピリッとした緊張感のある雰囲気の中、全員でセレモニーを行います。
入団したての頃は、この緊張感にやや驚くお子さんもいるようですが、だんだんと年下のスカウトの見本になるような、しっかりとした姿を見ることができます。
歓送迎会は、準備から子どもたちが協力して行っていました。
買い出しには、徒歩で数十分かけて、皆で行ったそうです!!
遠い距離は、時として子どもにはきついこともありますが、年上のスカウトのリードや、同年代の仲間のパワーで、楽しく歩けるようです♪
元気いっぱい、ニコニコと、買い出しから戻ってきました。
それぞれの隊で準備を分担。
カブスカウトの5年生は、ピザを包丁でカットしていました。
野外活動では、料理をする機会もたくさん!
カレーやスープなど、いろいろなメニューを自分たちで考えて料理します。
料理が好きな子どもたちはもちろん、新しいことにどんどんチャレンジできるチャンスがたくさんあるので、初めは包丁を握るのすら怖いお子さんも、あっという間に料理上手になれるかもしれませんね。
年長のスカウトは、歓送迎会の進行について相談。
空気の澄んだ森の中で行う会議、頭もクリアになり良いアイデアが浮かびそう!
さまざまな活動を通して、準備から運営まで、小さな頃から何度も計画、実行を経験することで、将来役に立ちそうな貴重な経験ができるのも、とても良いと思います。
他のスカウトが追加の買い出しに行っている間、お腹が空きすぎたスカウトは先に腹ごしらえ。
こちらの団には、いろいろな小学校の生徒が一緒になり活動をしているので、他校の友達を作る機会にも恵まれます。
学校や、学年が違っていても、一緒に何かに取り組むことで、互いにたくさんの学びがあります。
歓送迎会が終わったのは、午後3時過ぎ。
丸1日、思う存分楽しんだ娘はくたくたになりながらも、「楽しかった!!!」と笑顔で帰宅しました。
こちらの団では現在、新しいスカウト仲間を募集しています。
公式Facebookページでは、それぞれの隊の活動を紹介していますので、興味のある方はぜひ見てみてくださいね。
自然の中で、仲間と大きな学びができるボーイスカウト横浜第107団、子どもたちの大きな力を培うチャンスになること間違いなしです♪
ボーイスカウト横浜第107団
主な活動場所:神奈川県横浜市旭区金が谷(金が谷広町公園近くの森)
アクセス:相鉄線二俣川駅より旭高校行きバス、ニュータウン第6バス停下車徒歩2分