みなさんはおいしい豆大福が食べたいとき、どこで購入しますか?
最近では手軽に有名店などのおいしい大福や和菓子が手に入るので、わたしはもっぱらスーパーで買っていました。
先日、希望ヶ丘の旧厚木街道ぞいを散歩していたら、昔ながらの雰囲気のあるまちの和菓子店「盛光堂」を発見。
目からうろこの絶品大福!
そこで出会った、できたての豆大福(1個130円)と草大福(1個130円)のおいしさに目からうろこ!
この名物の大福、一口食べると、自然の甘さのあんことできたて餅のもっちりツルリとした食感がたまらないおいしさなんです。
そして豆大福のお豆の濃い味や、草大福のよもぎの香りが口いっぱいに。
できたてならではのおいしすぎる大福、わたしはすっかり心ときめいてしまいました♪
希望ヶ丘の住宅街にある人気和菓子店「盛光堂中尾店」
希望ヶ丘駅北口を出て、坂を上り、住宅街を歩くこと約15分。
旧厚木街道の車道沿いにグリーンののれんがひょっこりとあらわれます。
こちらが地元で人気の和菓子店「盛光堂中尾店」。
外から見えるショーケース下には、大福、だんご、わらび餅などの品物名がならび、和菓子好きにはわくわくするようなお店の外観です。
わたしがケースをのぞいている間にも、車がすっと横づけされ、お客さんが店内に。
現在は感染対策を考慮して、店内は一度に二組までの入店規制がかかっていました。
弘明寺の本店からのれん分け、創業40年の老舗
調べてみると、「盛光堂中尾店」は弘明寺にある老舗の和菓子店「盛光堂総本舗」からの「のれん分け」でできた創業40年ほどの老舗店だそう。
やはり豆大福がいちばん人気で、地元の方はもとより、遠方からのお客さんで、午前中にはほとんどなくなってしまうそうなんです!
店内は昔ながらの老舗の雰囲気なのに、支払いはPayPayなどのキャッシュレス決済やクレジットカードの対応が可能。
購入するのに小銭をわざわざ用意しなくていいことも、このお店の人気の秘訣なのかもしれません。
「和菓子を撮影させてください」とお話しすると、親切な店員さんが、ケース内の和菓子を外に出してくださいました。
季節を感じる手作り和菓子も
大福のほかに、暑さが本格的になってくる時節柄、今日は「水ようかん」や「わらび餅」、「抹茶プリン」などが涼やかにショーケースをいろどっていました。
夏の和菓子はいいですね!
むし暑い道中だったのですが、見ているだけで暑さがふきとびました♪
さっそく「水ようかん」をいただきましたが、くどくない上品な小豆の甘さが、これからの暑い季節に重宝しそうなおいしさ。
真夏には、よ~く冷やして、冷えた抹茶とともにいただきたいです。
プルプル、フルフルの食感がここちよいわらび餅は、やさしい甘さでこちらも絶品♪
まわりにかかったきな粉が、風味がよく香り高くて、深みのある逸品でした。
一人分づつ、プラスチックカップで販売されており、和菓子屋さんならではのアイデアと感心です。
おいしさの秘訣は、店内で手作り
たれがキラキラとひかる、串団子「みたらし」も、ぜひできたてを食べたいもの。
いまどきはコンビニで買える大福やお団子。
けれども、素材にこだわったできたての和菓子店のそれらは、やはりひとあじもふたあじも違います♪
店の奥には、調理場があり、職人さんが丹精を込めて、おいしい和菓子をつくっていました。
現代では、店内で手作りの食品をつくり、作り立てを食べられるお店がとても少なくなってきました。
そんな中で、できたての和菓子をいただける希望ヶ丘の「盛光堂中尾店」さんは、とても貴重ですね♪
できたてでなければ味わえない、手作りならではのおいしいお餅とあんこの「盛光堂中尾店」さんの大福や和菓子。
若い世代や子どもたちにもぜひ食べてもらいたいな、とつくづく思ってしまいました♪
内祝いの餅やお赤飯も
「盛光堂中尾店」では、横浜市内ではめずらしい慶弔の商品、手作りの内祝いの餅やお祝い用のお赤飯を購入することもできます。
見ていて、季節の行事やお祝い事を心を込めておこなう、日本古来の心意気をひさしぶりに思い出しました。
そうですね、いそがしい毎日に追われて、こうした気持ちを忘れたくないですね。
希望ヶ丘の住宅街、さんぽ道の途中でであった和菓子店「盛光堂中尾店」さん。
できたての和菓子のおいしさとともに、わすれかけていた季節のうつろいや日本人らしい心まで、何だかあらためて思いださせてもらいました♪
盛光堂中尾店
住所:神奈川県横浜市旭区中尾2-25-9
アクセス:相鉄線希望ヶ丘駅北口から徒歩15分
TEL:045-364-5975
営業時間:9:00~18:30
定休日:毎週月曜日定休