「瀬谷の逸品」かぼちゃちーずをついに注文!オーダーメイド専門のお菓子屋さん「お菓子工房Keimin」

お菓子工房Keiminは、ずっとずっと気になっているお店でした。

基本はオーダーメイドで注文を受けた後に材料を仕入れて作っているそうで、店舗で定期的にカフェも開いています。

私はホームページの写真をながめては「おいしそうだなあ、いつか食べてみたい。」と夢を膨らませていて、今回初めてケーキを注文しました。

住宅街にあるかわいいケーキ屋さん

全てのケーキがおいしそうなのでまた迷うのですが、ここは「瀬谷の逸品」としても有名な、Keiminさんの代表的なケーキ「かぼちゃちーず」を1ホール注文しました。

「瀬谷の逸品」とは、平成19年度から地元で親しまれている名店や名品を公募によるモニターの評価などを参考に認定し、商店街の活性化を図るというものです。ちなみに旭区にも「あさひの逸品」があります。

ホームページからご連絡したところ丁寧なお返事をいただき、受け取る日時の予約をして、お店に向かいました。

天気が良かったので、道すがら小高い丘の上からきれいな山々が見えます。すると住宅街の一角に突然、ケーキ屋さんが現れました。

インターホンを押して名前を伝えると、すてきな笑顔の女性が迎えてくれました。この方こそKeiminさん、このお菓子工房をお一人で切り盛りするパティシエママです。お店の名前はご自身のお名前からとっているそうです。

「きんじょの本棚」は本が旅する小さな図書館

まずお店に入る前に、こちらが気になりました。

「きんじょの本棚」とあります。お話を伺うと、本を通じた人と人との交流を目指してつくられた、町田市を拠点に全国200ヵ所以上に広がっている小さな図書館とのこと。

「きんじょの本棚」で借りた本は、どこの「きんじょの本棚」で返しても良いことになっています。Keiminさんが町田で偶然見かけて、面白そう!と思い始めたそうです。

ここで借りた本がまたここへ戻って来るのか、はたまた知らないどこかに行くのか、本が読者と一緒に流浪の旅をするなんてとても面白いと思いました。

瀬谷区ではKeiminさんのみ、旭区にも「きんじょの本棚」があるとのこと。
興味のある方は「きんじょの本棚」ホームページやInstagramをぜひのぞいてみてください。

さっそく店内へ。温かみのある家具と本に囲まれて過ごすひととき

お菓子工房Keiminでは、毎月第2日曜日に「おうちぱんのブックカフェ」(完全予約制)、毎月最終土曜日(11:00〜15:00)に「スイーツのカット販売」をおこなっています。

その際にカフェとしてお客さんが利用している場所がこちら。

温かみのある家具やたくさんの本に囲まれて、落ち着いた時間を過ごすことができそうです。

スイーツカット販売の際には、ケーキだけではなく焼き菓子なども購入でき、アフタヌーンティーも可能とのこと。週末にアフタヌーンティーを味わう、なんてお洒落なのでしょうか。

こちらの白を基調としたテラスでは、ペットを連れた方などがお茶をするそうです。

写真にうつっているソファの外側をリサイクルしたベンチ、白い小屋もKeiminさんの手作り。また、先ほど紹介した「きんじょの本棚」にて、本が入っていたお家型の棚も手作りとのこと。
お菓子だけではなくDIYも得意なんて、素晴らしいです!

春になるとお庭の木にさくらんぼができて、お客さんにさくらんぼ狩りしてもらうこともあります、と笑顔で話してくださいました。

念願のかぼちゃちーず

そして私は念願のかぼちゃちーずを受け取りました。少しだけ見せてもらうと、もうもう今すぐ食べたいくらい、とてもおいしそうです。

お店を出ると西日がさしていました。

お店の前もブルーベリーやミントが植えてあって緑があふれています。
「たくさんあるから良かったら」と、ミントまでいただいてしまいました!ミントは水栽培でも根っこが生えてくるそうで、楽しみです。

そしていざ、かぼちゃちーず開封!

「瀬谷の逸品」シールが輝いています。

お菓子工房Keiminでは、2009年にかぼちゃちーず、2020年にデコレーションケーキが「瀬谷の逸品」として登録されています。デコレーションケーキの生クリームがとてもおいしいと人気とのこと。次回はぜひ、デコレーションケーキが食べたいです。

さっそく一口いただくと、もう本当においしいの一言。
かぼちゃのチーズケーキ部分はとてもしっとりしていてふわふわ、タルト生地はサクッとしており、かぼちゃとクリームチーズとタルト生地が三位一体となって口中においしさが広がっていきました。

「おいしっ!!」

子どもたちももりもり食べています。あの、、、もっとゆっくり味わって食べて欲しいのですが「だっておいしいから!」と、あっという間に完食です。

子どもには6カットあることを伝えていないので、あとの3カットは大人がゆっくりコーヒータイムにて楽しみたいと思います。

本当においしいケーキでした。

スイーツのカット販売は、事前に商品を予約してからの訪問がおすすめ!

たびたびになりますが、スイーツのカット販売は毎月「最終」土曜日です。
「第4」土曜日ではないので、訪問の際にはお気をつけください。

10月のカット販売は28日の土曜日でした。
また、12月のみ年末に重なるため最終土曜ではなく、第2土曜日の12月9日になります。

カット販売の際は、予約せずに店舗へ訪問しても大丈夫なのですが、並んだ末に売り切れになってしまうこともあるため、事前にお目当ての商品を予約しておくと確実だそうです。

予約は、ホームページ以外に公式LINEやInstagramのDMなどでも受け付けているそうなので、そちらから連絡をお願いします。

また、Keiminさんは地区センターで台湾のお料理やお菓子の教室をおこなったり、イベントなどにもたくさん出店されています。詳しいスケジュールは、公式LINEやInstagramで随時お知らせしています。

瀬谷区にある「お菓子工房Keimin」のおいしくて優しいお菓子を、ぜひぜひ食べてみてください。

お菓子工房Keimin
住所:神奈川県横浜市瀬谷区阿久和東2-37-19
アクセス:相鉄本線「希望ヶ丘駅」徒歩約15分
相鉄本線「三ツ境駅」南口よりバス「戸塚行き」約5分「谷戸阿久和」下車
営業時間:9:00〜19:00(受け取り可能時間)
TEL:090-5564-4285
定休日:年末年始、不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。