横浜市内には全部で4つの環状線があります。
有名なのは磯子~新横浜方面を結ぶ環状2号線、通称「環2」。
さらにその外側を、「環状3号線」「環状4号線」と通っています。
けど「環状1号線」がイマイチどこにあるのかわからない…という人は地元民でも結構多いのです。
実は、その「環状1号線」は知る人ぞ知る天王町駅付近の、あの道なんです!
今回は「環状1号線」天王町付近を巡っていました。
環状1号線は天王町駅前のあの道路!
そう、天王町駅前にあるこの車通りが実は「環状1号線」なんです。
以前、天王町駅前の「帷子川橋モニュメント」や、ラグジュアリーな空間のカフェ「Peel Off」の記事を書きましたが、まさにこれらの目の前の道が「環状1号線」。
この道をずーっと東に向かうと横浜駅近くの交差点「青木橋」に向かいます。
「青木橋」が環状1号線の起点。
「青木橋」から「洪福寺」の交差点を通り過ぎ、天王町駅前、そして保土ケ谷駅前まで向かうと、車はここでUターンをする必要があります。
ここで一旦「環状1号線」が途切れるのですが、今後は国道1号にある「保土ケ谷橋」交差点から今度は南区にある井土ヶ谷駅方面へ向かい、さらにまっすぐ進むと鎌倉街道に突き当ります。
ここまでが「環状1号線」の全体像となっています。
環状線と言いつつも、道が途中で途切れてしまっている、かなり珍しい環状線なんです。
環状1号線沿いには買い物スポットがたくさん!
「青木橋」から車で走っていると、気軽に立ち寄れるようなお店はあまりないイメージですが、天王町付近にある「洪福寺」あたりからは買い物スポットが多く出現します。
ここが「洪福寺」の交差点。
国道1号から車線がつながっていて、交通量が多い場所です。
「洪福寺」と言ったら、横浜のアメ横として知られている「松原商店街」。
ここは常に活気に溢れていて、とくに年末年始はテレビ取材も頻繁に行われているくらい、超有名な場所です。
洪福寺の交差点を過ぎると、「YCVテレミン商店街」。以前は「天王町商店街」という名称でした。
ここは地域密着型のお店が多く、またイベントも多く行われています。
「フリーマーケット」や「商店街プロレス」は、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
マルエツもあったり…。
さらに進むと天王町駅前に。
ここで冒頭の「環状1号線」の看板を見つけることができます。
ここから先の、保土ケ谷駅前のバスロータリーまでは旧東海道ということもあり、ところどころに歴史を感じさせるスポットもあります。
チェーン店あり、、古くから親しまれているお店あり、ゆったりした雰囲気のある旧東海道のエリアです。
横浜駅方面に通勤・通学で向かう人たちにとっては、ここ保土ケ谷に帰ってきて心がホッと落ち着くような街並みになっていて、私の周りでも癒されるって人が多いんですよ。
「帰ってきた~!」って感じですかね。
私もこの前、車で久しぶりに遠出をしたのですが、環状1号線の洪福寺を過ぎて天王町駅周辺に着いたあたりで心がホッとしていることに気づいて、「あ~やっぱ保土ケ谷は好きだな~」と思いました。
お寺も多いのが見どころ
天王町付近の環状1号沿いにはお買い物スポット以外にも、お寺も点在しています。
まずは有名な「洪福寺」。
現在はコロナ禍で行われていませんが、「坐禅会」や「写経会」なども行われている、お寺です。
門は荘厳な雰囲気が漂っていますよね。
少し先を歩くと「順仁寺」があります。
こちらは葬儀を執り行う寺院です。
周辺には「橘樹神社」や「神明社」もあり、環状1号線の中でもこの天王町辺りは神社や寺院が多く、日本の文化や歴史に触れられるエリアとなっています。
車で走っていても、「青木橋」から「洪福寺」までは交通量も多く普通の道路といった感じですが、「洪福寺」を過ぎるとどこか下町感が残る街並み…
歩くのはもちろん、車で走っていても、心が落ち着く「環状1号線」の天王町エリアの紹介でした。
環状1号線(洪福寺~天王町駅前)
住所:神奈川県横浜市西区浅間町5丁目付近、神奈川県横浜市保土ケ谷区天王町2丁目付近