夏休みに子どもたちに体験してもらいたいのが、セミやカブトムシなどの自然の中での「虫捕り」。
自由研究の課題としても、とても人気がありますね!
私が子どもの頃は、夏になると近所のあちこちでセミやバッタの姿が見られ、アミと虫カゴをもってたくさん虫捕りをしたものでした。
けれども今は都市化が進み、自然の残された場所や虫がとても少なくなっていると聞きます。
相鉄線三ツ境駅からバスで20分ほどの旭区「横浜若葉台」は、もともと山であった場所に居住区をつくった自然と人が共存している地区。
夏になるとセミが一斉に鳴きだし、地元の子どもたちはセミ捕りやカブトムシ捕りをしているんですよ。
今回は、夏休みの自由研究にもおすすめの「横浜若葉台」での虫捕りについてご紹介いたしますね。
自然と人々の暮らしが共存!旭区「横浜若葉台」
「横浜若葉台」はもともと山であった場所に大規模住宅地をつくった、自然と居住地が共存している地域。
旭区の広大な山地を開発してつくられた、自然に囲まれた高層住宅や公園、学校や病院、ショッピングエリアがそろった一大居住エリアなんです!
若葉台地区で見かけるこちらの案内図には、そんな地区の全体が分かりやすく示されています。
案内図を見ると1丁目から4丁目まである住宅棟をつなぐ小道は、ほとんどが緑の木々の間を通っており、どこを歩いてもまるで山のハイキングコース。
セミの大合唱を聴きながら、夏でも木かげで涼しくお散歩することができますよ。
夏の若葉台はセミたちの楽園!「抜け殻」もたくさん!
若葉台のさんぽ道は、ほとんどがこのように背の高い木々に囲まれています。
日中は、セミたちのものすごい鳴き声に囲まれて歩くことが夏の若葉台の日常。
そして日の落ちる夕方頃には、ヒグラシの風情ある鳴き声が夕空にひびき渡ります。
ふと木の幹を見上げると、このようなセミの抜け殻があちこちに。
同じ木に何個も抜け殻があると、ここでたくさんのセミが巣立っていったんだなと感慨深い気持ちになります。
このセミの抜け殻、ふつうなら貴重に思うものかもしれません。
けれどもここ若葉台では木々の手の届くところにたくさん見つけることができます。
これなら、小さいお子さんでも簡単に捕ることができますよ!
夏の終わりはセミ「ゲット」のチャンス!?
8月には、アミと虫捕りカゴをもった子どもたちが木々を見上げながらセミを探している様子をあちこちで見かけます。
私もウォーキングの途中で木の幹にさっそくセミを発見!
これは関東に多く生息すると言われている「アブラゼミ」でしょうか?
アミが届く高さの木にこうしてじっととまっているセミは、捕獲できる確率が高いんですよ!
けれども普段は高い位置にいることが多く、このように捕りやすい状態のセミは、実はなかなか見つけることができません。
これは私の個人的な感想なんですが、夏の終わりが近づくと今まで高い木の上にとまっていたセミが、低い位置に移動している気がしています。
8月の後半から9月の初めは、セミ「ゲット」のチャンスが多い時期なのかもしれません!
ペットボトルのしかけで、カブトムシやクワガタ捕り!
若葉台ではセミのほかにも、子どもたちの大好きな虫を捕獲することができます。
それは、早朝の木々の幹に集まる「カブトムシ」や「クワガタ」。
このように居住区のすぐそばに、木々が生い茂る深い森の地区がある若葉台。
少し前までは、朝方歩いていると子クワガタやカブトムシが目の前を横切る、なんてこともたまにありました!
地元の小学生たちの夏休みの遊びは、簡単なしかけをつかったカブトムシやクワガタの捕獲。
方法は簡単。このようなゼリー状のカブトムシのエサをペットボトルに入れて、夜に木々の根元に置いておきます。
翌日早朝に見に行くと、運が良ければカブトムシやクワガタが入っていることも!
遠くへ行かなくても横浜市内の地元で自然の中での「虫捕り」が楽しめてしまうなんて、ほんとうにぜいたくですよね!
夏休みの自由研究の題材にもよさそうです。
中央「ふれあい広場」で休憩や商店街でお買い物
虫捕りのできる「横浜若葉台」には、住民でなくてもだれもが気軽に訪れる事ができます。
中央広場周辺には大型スーパーや商店街、飲食店があり、虫捕りの休憩やお買い物にも便利。
また、それらの駐車場が利用できますので、車でのアクセスも安心ですよ!
旭区の本格的な自然を満喫できる「横浜若葉台」。
みなさんもセミやカブトムシ、クワガタに会いに、ぜひ気軽に訪れてみてはいかがでしょうか?
若葉台まちづくりセンター
住所:神奈川県横浜市旭区若葉台3-5-2
アクセス:相鉄線三ツ境北口より神奈中バス約20分「若葉台中央」下車
TEL:045-921-3361
営業時間:8:30-17:30
定休日:水曜日、祝日、12月29日~1月3日