南万騎が原の障がい者地域活動ホーム「サポートセンター連」をたずねて

みなさんは障がい者地域活動ホームってご存知ですか?

在宅の障がい児・者及びその家族等の地域生活を支援する拠点施設として、横浜市が独自に設置しているものです。

詳細は横浜市のホームページなどをご確認いただけたらと思いますが、主に障がいのある方の日中活動事業のほか、生活支援事業などを行ってる場所です。

今回はその中のひとつ、南万騎が原にある「地域活動ホーム サポートセンター連」さんをご紹介したいと思います。

「地域活動ホーム サポートセンター連」さんは、南万騎が原駅徒歩5分ほど。
西口を出て、南万騎が原駅前の交差点を左に曲がります。
住宅街の中を進み、中田さちが丘線につきあたった角にあります。

手づくりパンの「こんがり工房」には馴染みのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

文化祭!「連ギャラリー コミニュティとアート展」

訪れた日は、「連ギャラリー コミニュティとアート展」を開催中でした。

連で活動している利用者さんのほか、地域の方や近隣の特別支援学校や事業所の方たちの作品を展示していて、ちょっとした文化祭のようでしたよ。

感染予防の手続きをすれば、だれでも見学することができました。

入口には、地域の事業所の方々の作品や、近隣の方の作品が展示されていました。

おもちゃ文庫には連の羊毛フェルトアーティストさんの作品も!

ふだんは小さなお子さま連れのご家族が利用できる「おもちゃ文庫」の中にも、たくさんの作品がステキに展示してありましたよ。

連さんが誇る羊毛フェルトアーティストの方の作品も並んでいました。
羊毛フェルトで作る小さな動物たちが本当にかわいいんです。

こちらは、「こんがり工房」さんでキーホルダーを購入することもできます。
私も以前あまりにかわいくてアマビエ風のキーホルダーを購入しました。

ちなみに「おもちゃ文庫」は、現在も一度に3組までの親子連れが、自由に利用できます。
雨の日など、赤ちゃん連れで訪れることができる貴重な場所です。

利用者さん合作の作品と缶バッジ!

階段下の展示スペースには、連のみなさん合作の大作が!

連さんでは、缶バッジ作りにも力を入れていて、利用者の方の作品を缶バッジとして販売したりもしています。
色使いが多彩な画伯なんだそうですよ!

ご自分でデザインした絵や、写真を缶バッジにしてくれるサービスもありますよ。

2階には地域交流室 毎週木曜日には育児相談も!

階段を登り、2階にある地域交流室にも、さまざまな作品が展示してあり、利用者さんをはじめ、みなさんのステキな作品を見ることができました。

こちらの地域交流室もふだんは近隣の方々に開放していて、手芸やヨガ教室を行っているそう。

毎週木曜日の10時15分から11時15分までは、毎回4組まで、子育て支援者による育児相談を行っています。

子育てに関するどんな小さなことでも気軽に相談できるそうです。
小さなお子さまをお持ちの方には、うれしい場所ですね。

地域活動ホームは、障がいのある方と近隣の方が自然に交流できる場所です。

日中活動として、アルミ缶つぶしの作業もあります。ご近所さんもアルミ缶の提供など協力してくださるそうですよ。

こんがり工房では連さん自慢の逸品の数々が購入できます!

1階の「こんがり工房」では、「あさひの逸品」に認定されたあさひくんパンのほか、工房自慢のおいしいパンや、クッキー、パウンドケーキを販売しています。

今回のイベントでは、クッキーをいただけて、優しい甘さのクッキーがおいしかったです。

日中活動で製作した作品も販売していて、羊毛フェルト作品はじめ、アロマキャンドルなどとってもかわいくて、センスの光るラインナップです!

利用者さんには、「こんがり工房」の看板をデザインしたイラストレーターさんもいらっしゃいます。

ご自身でホームページもお持ちで、企業からの依頼も受ける大活躍のイラストレーターさん。

クッキーのロゴや、折り紙のデザインも!
とってもかわいくて、私は一目でファンになってしまいました。

「サポートセンター連」さんは、楽しくやりがいを持って生活や仕事をしている利用者の方たち。さまざまに工夫しながら利用者さんと活動するあたたかいスタッフさんたちのいるステキな場所です。

地域活動ホームサポートセンター連
住所 : 神奈川県横浜市旭区柏町59-2
アクセス : 相鉄いずみ野線南万騎が原駅徒歩6分
電話 : 045-360-9778

「こんがり工房」
営業時間 : 11:00-16:00
営業日 : 月〜金

営業日及び営業時間は変更になることがあります。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。