地産地消の取組みは地元小学校の教材にも!いずみ野「ど根性キッチン」

泉区の情報紙で「いっずんハロウィン」というイベントを見つけました。

泉区商店連合会に加盟している飲食店が泉区のキャラクター、いっずんをデザインしたスイーツを10月31日までの期間限定で販売しているとのこと。

今年は待望のスイーツ企画ということで、泉区内の4店舗がいっずんスイーツを販売していました。

「ど根性キッチン」さんのいっずんスイーツとは?

今回ご紹介するのは、その中のひとつ、いずみ野駅前徒歩1分の「ど根性キッチン」さんの「いっずんマリトッツォ」です。

最近、いろいろな場所で見かけることが多いマリトッツォ。
イタリアのローマ発祥という、パン生地に生クリームをたっぷり挟んである見た目のインパクトが大きなスイーツです。

「ど根性キッチン」さんならではのマリトッツォとは?
ワクワクしながらお店に行って来ました!

店名に込められた思い

「ど根性キッチン」さん。こちらもとってもインパクトのある店名。
名前の由来が気になって、ついお店の方に聞いてしまいました。

すると、お店の中のお座敷スペースの「書」を案内してくださいました。

土(ど)
当店のお料理は地元いずみ野の新鮮な農畜産物 風土に支えられています。

根(こん)
ここいずみ野にしっかり根を張り日々心を込めてお客様をもてなします。

生(じょう)
そこから生まれる出会いを大切にしいずみ野に「食」を通して恩返ししていきます

とのこと。「そういう意味だったんだなぁ」と理由がわかって納得です。

というのも「ど根性キッチン」さんは、とても地産地消にこだわっているから。
横浜市で1番の農地面積を誇るという泉区。
地元で採れる新鮮な食材を使用して、お客様に提供することへのこだわりです。

地元の生産者さんの写真がズラリ

また、店内には各食材の生産者さんの写真が飾られています。

以前ご紹介した「かながわハーブナーセリー」の笛木さん。
「つぼみの家」や「るあな」で販売している干し野菜の野菜も提供している「永島農園」さん、「横山いろどり畑」の横山さん。
「オーガスタミルクファーム」の「相澤良牧場」さん。
親近感がグッとわきました。

泉区は小松菜の横浜市第1位の生産地

店内では小松菜を使用したソーダ、サワー、カップケーキなどのメニューが目につきます。
店員さんに教えていただいたところ、泉区は小松菜の生産が横浜市で1番なのですって。
長年泉区に住んでいたのに知りませんでした!

お目当てはいっずんマリトッツォでしたが、お昼時だったので日替わりのお弁当も一緒に注文。

できあがりまで少し時間があったので、店内を眺めていると…

「ど根性マルシェ」の案内が。
次回は11月6日、7日にいずみ野野菜の販売があるそう。
新鮮ないずみ野野菜を購入できるチャンスですね。

季節のご馳走は「ど根性キッチン」さんにおまかせ!

お店の方からクリスマス用料理のチラシもいただきました。

小松菜ショートケーキ!
横浜産の小松菜ピューレを混ぜ込んだきれいな緑のスポンジ生地だそう。
とっても気になります。

さらに、私がすごく食べたいと思ったのが、「横浜農場おせち」です。
毎年、おせちをどうするか悩むこの時期。
新鮮な横浜の野菜や食材を新鮮なまま届けるために、12月31日朝に調理するとのこと!

通常、冷凍商品の多いおせち。
地産地消の食材で、できたてをいただけるとは!うれしいですよね。
さっそく家族と相談しなくては!

などとお店の雰囲気を楽しんでいる間に、お弁当とマリトッツォができあがったので、受け取って帰ってきました。

お弁当は野菜がたくさん食べられる!

自宅で袋から出してみて、お弁当のボリュームにビックリ!

なんと850円でたっぷりの新鮮サラダ付きなんです。

シャキシャキの野菜が本当においしい!
薄切りのさつまいもも甘くておいしい〜!

日替わり弁当の、「やまゆりポークのみそ漬け焼き」も甘辛い味噌味のポークがご飯の進むおいしさ!

ポークの下にも青菜が敷かれています。
茄子などの付け合わせ、ハーブが香るポテトサラダなど、野菜がたっぷりなんです。

こんなに野菜がたくさん食べられるお弁当ってすごい!と感動してしまいました。

泉区産卵を使用!かぼちゃクリームたっぷりのマリトッツォ!

おやつはもちろんいっずんマリトッツォ。

そう!
「ど根性キッチン」さんならではのマリトッツォとは。

かぼちゃのクリームたっぷり。泉区産卵を使用したとってもおいしくてかわいいマリトッツォでした!

地産地消にこだわる「ど根性キッチン」さん。マリトッツォを食べながら小学生の息子と話していたら、偶然にも社会の授業でオーナーの椿さんの取り組みや、農家さんを勉強したそう。

「僕も行きたかった!」と息子。
お弁当は一人で食べちゃったけど、マリトッツォはとっておいてよかったと思った母でした。

ど根性キッチン
住所 : 神奈川県横浜市泉区和泉町6214-1
アクセス : 相鉄いずみ野線いずみ野駅徒歩1分
電話 : 045-410-8466
営業時間 : 11:00-15:00(L.O 14:30)
     17:00-21:00(L.O 20:15 ドリンクは20:30)
     テイクアウトL.O 20:00
定休日 : 月曜日 (月曜日が祭日の場合、火曜日が定休日)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。