みなさんは子どもの頃、行きつけの商店はありましたか？
私も小学生の頃は近所に小さな商店があって、数十円から買えるお菓子やアイス、ちょっとした文具などを購入した記憶があります。
高校時代は、やはり学校の近くに商店があって、学生たちの御用達でした。友人や部活の仲間とジュースやアイスを買いに行った懐かしい思い出です。
商店の店主さんはみんな気さくで、親でも先生でもない身近な大人として、小さな悩み事なんかも気楽に相談できる存在だった気がします。
そんな商店が、今年5月泉区に開店しました。
まるで宝探し！ワクワクしながら選べる品揃え
今回ご紹介する「和泉商店」さんは、今の子どもたちにも商店で買い物をしたり、おしゃべりしたり。私たちが体験したような経験をしてほしいと、泉区にお店を構えたそう。
Instagramでお店を発見し、投稿される情報を日々見ていると、駄菓子を売っていたり、工具を販売していたり、何かものづくりもしているよう。
休日にはお店に入りきれないくらいの子どもたちでにぎわっている様子。
一体どんなお店なんだろう？
好奇心がわいてきました。
実際お店に足を運んでみると、カウンターに少々コワモテな男性が2人。
でも、話してみたらとても気さくで話しやすいお2人でした。
写真撮影にも、マスクをはずして快く応じてくださいました。
お店には、数十円から買える駄菓子がたくさん並び、どれも懐かしく全部買いたくなってしまうほど。
近隣の農家さんをまわって仕入れてくるという新鮮な朝採れ野菜も並んでいます。
店主さんが惚れ込んで仕入れているという、福岡柳川市の椛島氷菓のアイスキャンデー。
お米や果物を栽培する農家が営むアイスキャンデー屋さんで、自家栽培した果物・こだわりの食材を使った安心でおいしいアイスキャンデーを作っているそう。
どれもこだわりの商品でありながら、お子さまでも気軽に買える価格で販売しています。
地域で目指す昔ながらの商店
いいもの・おいしいものを手に取りやすい価格で販売しているのは、地域の子どもたちのため。
店主さんが目指すのは、地域の子どもたちとつくっていく、昔ながらの商店です。
駆け込み寺にもなるような、いつも顔馴染みの店主さんがいてくれる場所。
子どもたちがいつか大人になった時、自分の子どもも連れて来られる商店を目指しています。
お店のInstagramには、店主さんたちの決意が投稿されていますよ。
【「楽しい・おもしろい・うれしい」と思う風景を作り出すために仲間が集まりできた「小さな5坪」の商店です。小さな笑顔が人と人をつなぎ、その笑顔がやがて街にもたらす大きな笑顔になる。そんなきっかけがうまれる商店を目指します】（@izumishoten の投稿より）
小さな常連さんの御用達
そんな熱い想いで立ち上げた商店には、すでに小さな常連さんたちがいます。
慣れた手つきで小さなカゴにお気に入りのお菓子を入れたり、待望のアイスをお母さんにねだったり。
店主さんたちも一人前のお客様として、とびきりのおもてなしをしてくださいます。
コワモテだと思ってしまいましたが、お子さんを持つパパでもあるという店主さんたちは、本当に優しくあたたかい接客をしていて、小さなお客様もママたちも、とても楽しそうでした。
「はじめてのおつかい」の体験もしてほしいとのこと。
こんな商店ならお店の外からそっと我が子の成長を見守ることができそうですね。
ちょっとしたお家の困りごとも気軽に相談できる場所
そのほかお店に並ぶ工具や雑貨はパパやママ向けに。
大工もしているという店主さんが、DIYやものづくりのサポートもしてくださるそう。
お店の常連のお子さんの紹介から、組み立て家具を一緒につくるサポートなどを請け負ったこともあるそう。
「電球を替えたいなどの地域のみなさんのちょっとした困りごとも解決して行きますよ！」
と、お話しくださいました。
我が家の困りごとも相談したところ、サッと来てくださり、パッと解決していただきましたよ！
本当に助かりました。
泉区に新しく誕生した昔ながらの商店。
地域に根付き新たなコミュニケーションがうまれる場所として、これからが本当に楽しみな商店です。みなさんもぜひ一度訪れてみてくださいね。
和泉商店
住所 : 神奈川県横浜市泉区和泉中央北2-10-2
アクセス : 相鉄いずみ野線いずみ中央駅徒歩12分
地下鉄立場駅駅徒歩5分
お問合せはInstagram @izumishotenのDMまで
営業時間及び定休日も毎月変更があります。Instagramでご確認の上お出かけください。
※新型コロナウィルス感染拡大の影響で、営業日に変更があります。
8月1日現在休業中です。再開の情報はInstagramでご確認ください。
