今回私がご紹介するのは「hectopascal(ヘクトパスカル)」というピッツェリアです。
本宿インターを出てすぐのところにあります。
道路を挟んで反対側にいなげやがあり、よく利用していたので、訪れるたびに、何のお店ができるのかしらね〜?と家族と話していました。
近所の方から、お店がオープンしたとの情報をキャッチしたので、さっそく行ってみることにしました。
「hectopascal」は電話、WEBでの予約はおこなっておらず、Instagramのみで予約を承っているそう。
メッセージを送ったのは当日の午前中でしたが、日曜日ということもあり、ランチもディナーも予約で満席でした。
テイクアウトが可能との事だったので、マルゲリータ(税込み1500円)を予約しました。
まるでペンションのようなステキな外観!
お店には積まれた木材、壁がけのランタン、店の横には石造りの噴水があり、まるでペンションのような雰囲気があります。
作り込まれた空間を眺めているだけでもワクワクしますね!
内装には古材を使用しているそうで、環境への気遣いが感じられます。
店内を照らすシャンデリアは、オーナーご自身がオークションで探し当てたものなのだとか。
壁に飾られた雑誌や人形などのインテリアも古材の雰囲気とマッチしており、細部までこだわりが感じられますね!
「hectopascal」には沢山の意味が込められていた!
店名でもある「hectopascal」は気圧の単位のことを指します。
二俣川という土地に、いろいろな風が巻き起こっていくような店にしたいという願いが込められているのだそう。
お店を出てから気づいたのですが、ピザの箱に描かれた風見鶏が屋根に飾られていました。
女性オーナーがお一人で切り盛りされているそうで、オーナーは有名なピッツェリアで腕を磨き、過去にオープンしたピッツェリアは人気を博したのだとか。
オーナーは気さくな方で、人柄の良さを感じました。笑った顔がとってもチャーミングです。
オーナーにお話を伺ったところ「hectopascal」ではピッツァ生地の粉に、神奈川県と福岡県のオーガニック小麦を使用しているそう。
福岡県の小麦は臼で挽いたものを使用することで、より小麦の甘みやうまみを感じられるようにしており、生地には一切の砂糖を使用していないのだそう。
私がピッツァの生地を作るときはお砂糖を入れていたので、このお話にはびっくりしました!
他にも、生地を発酵させるために天然の麹を使用しているなど、ピッツァへのこだわりがとっても感じられました。
こだわりがこんなに詰まったピッツァなら、絶対においしいに違いない!食べる前から期待がふくらみます。
できたてのマルゲリータを受け取り、急いで家路についたのでした。
モッチモチ!みみまでおいしいピッツァに大興奮!
ピザの箱を開けると、窯で焼かれた香ばしい匂いが鼻をくすぐり、思わずお腹が鳴ってしまいました。
実は私、1番好きなピッツァはマルゲリータなんです。
おいしいマルゲリータが食べたくて、イタリアンのお店で働いていたくらいです。
マルゲリータはトマトソースにモッツァレラチーズ、バジリコをのせた、ナポリでは代表的なピッツァの1つです。
シンプルな組み合わせだからこそ、素材のおいしさがより感じられるピッツァなんです。
すぐさま家族とテーブルに並び、いただきます!
お、おいしい〜!!!
噛むごとにトマトソースやチーズと生地が混ざってよりおいしい!
1番感動を受けたのは何もついていない「みみ」の部分でした。
みみの部分を食べたとき、小麦の甘みがダイレクトに伝わってきました。
生地の水分を多めにしているのでしょうか。とーってもモッチモチなんですが、子どもでも食べやすい位の柔らかさです。
あまりのおいしさに夢中で食べてしまいました。
大きなマルゲリータが、わずか10分で完食です。
テイクアウトで冷めてもこんなにおいしいのであれば、出来たてはもっとおいしいに違いない!今度は事前に予約をして、店内で出来たてのピッツァを味わいたいと思います。
二俣川を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
hectopascal
住所:神奈川県横浜市旭区南本宿町39-3
アクセス:相鉄本線「二俣川駅南口」より相鉄バス乗車「南本宿インター前」下車徒歩1分
相鉄本線 二俣川駅から徒歩14分
※駐車場:有
営業時間:ランチタイム:11:30~14:00 ディナータイム:18:00~20:00ごろ(生地無くなり次第終了)
定休日:不定休