みなさんは、「一箱古本市」ってご存知ですか?
調べてみると、全国各地で開催しているイベントなのですね。
恥ずかしながら、私は最近まで知りませんでした。
「一箱古本市」とは、自分の好きな本を一箱につめ、本を通じたコミュニケーションを楽しむイベントとのこと。
イメージは、古本のフリーマーケット。
南万騎が原では、「一箱古本やさん」として、なんと4年間開催されてきたそう。例年は駅前ひろばで開催されていたんですって。
青空の下の古本市も楽しそうですよね。
今回はそんな古本のフリーマーケット「一箱古本市」をご紹介いたします。
今年の「一箱古本やさん」は4ヶ月間!
昨年の「一箱古本やさん」はコロナ対策のため「みなまきラボ※」にて6日間の開催だったそう。
そして今年は、日常化の試みとして10月31日から3月19日までの4ヶ月間にわたり同場所にて開催中です。
※「みなまきラボ」南万騎が原相鉄ライフ内にある地域の魅力を発見し、地域の未来を考え、創り出し、発信していく、開かれたまちづくりの拠点。
今年の「一箱古本やさん」は、数組ずつの店主さんが1ヶ月ごとに交代で出店しています。
第1期から第4期まであり、さまざまな店主さんによるイチオシの本と出会うことができますよ。
思いの詰まった本から感じる癒しの効果
ちょうど買い物に出掛けて、「一箱古本市」の旗が目に留まったので、立ち寄ってみることにしました。
「みなまきラボ」内にある木製の机や棚に、4組のオーナーさんが、それぞれ思いの詰まった大切な本を並べています。
お隣のテナント「みなまきTRY STAND」で出店中のパステルアーティストさんの作品もディスプレイしてあり、華やかだけど、やわらかく暖かみのある空間になっていました。
第1期「一箱古本やさん」の店主さんのお一人が店番をされていて、「自由に手にとってご覧くださいね」と、とても親切に声をかけてくださいました。
店主さんは楽しそうに机の上の本をディスプレイしながら、「一箱古本やさん」や並べられた本について、いろいろとお話をしてくださいます。
とってもいきいきとしてらして、本当に本が好きなんだなぁと伝わってきました。
「見てくれるだけでうれしい」と、お気に入りの本をオススメしてくださったり。
その時いらっしゃらなかった他の店主さんのラインナップなども教えてくださったり。
私もすっかり楽しくなって、本を通じて話も弾みました。
明るく優しい空間で、新品の本とはまた違い、誰かの思いがこもった本に囲まれていると、不思議と心が安らいで癒されます。
期間中は新発見!な本に出合えるチャンス!
かわいらしい絵本が気になって、いくつかパラパラとめくってみました。
なかには一本の木の四季をうつした写真だけの絵本があったり。
普段、自分では手にとらないような本も紹介してもらえて、新しい発見がありましたよ。
こんな出会いやコミュニケーションが「一箱古本やさん」の魅力なのでしょうね。
南万騎が原駅周辺には本屋さんがないので、ふらっと本屋さんに立ち寄りたい人には、うれしい4ヶ月間になりますね。
みなまきラボの「一箱古本やさん」1人でゆっくり、じっくり本を選んでみても、お子さまと一緒に訪れてみても楽しく過ごせる場所だと思います。ちょっとした出会いや発見があるかもしれませんよ。
私が訪れた第1期は11月27日までで終了しています。
第2期は12月25日まで開催中。第3期は1月23日からです。期間内は不定期オープンとなります。
オープン日程など詳細についてはみなまきラボFacebook及び、公式HPでご確認くださいね。
一箱古本やさん
住所 : 神奈川県横浜市旭区柏町127
相鉄ライフ南まきが原内 みなまきラボ
アクセス : 相鉄いずみ野線南万騎が原駅下車 徒歩1分
開催日程については公式HPでご確認ください