息子と主人が、道の説明をしているときに度々出てくる、「あのベームベームのところを…」という会話。
何の疑問もなく、息子もその説明を理解しているようなので、「ベームベームって何?」と聞いてみました。
「ベームベーム」とは、アニメに出てくるキャラクターだそうですが、それに似た建物があり、息子と主人はその建物をそう呼んでいるそうです。
「アニメに出てくるような形の建物って、何だろう…?」
どんなものか気になり、2人の言う「ベームベーム」を見に行ってきました!
今宿団地にそびえ立つ大きな建造物
今宿小学校バス停から、今宿団地方面へ歩いてみました。
住宅街を進んで行くと、今宿団地が見えてきます。
すると、団地の屋上辺りにひょっこりと、丸い円盤型の白い建造物が見えてきました。
団地まではちょっとまだ距離がありますが、よく見えます!
団地の前に到着。
大きな棟がいくつかあり、広い敷地の団地です。
さらに先に進むと、どんどん近くに見えてくる円盤型の部分。
高さもかなりあるように見えます。
「ベームベーム」の画像を事前にネットで見ましたが、確かに似ている!!
息子がすんなり理解するのも納得です。
建造物の前に到着!!!
近くで見ると、思ったよりもすごく高い!!
団地の高さを、ゆうに超える建造物です。
建造物の正体は?昭和の遺産といわれる給水塔
この建造物は一体、何なのか…。
ネットで、いろいろと調べてみました。
そして、たどりついたのは「給水塔」という、聞きなれない単語。
給水塔、ご存知でしょうか?
給水塔とは、給水システムに十分な水圧を与えるために設けられた巨大なタンクだそうです。
高い建物の上階にまで、給水をするには十分な水圧が必要になるのですが、その十分な水圧を維持するために必要なのが給水塔。
昭和に建てられた団地には、この給水塔がよく見られたそうです。
ユニークな形状をしたものも多く、地域のランドマーク的な存在でもあったとか。
団地も年々少なくなってきている中、給水塔の数も減ってきているようです。
まさに「昭和の遺産」、いつか給水塔が見られなくなってしまう日もあるのでしょうか。
この今宿団地にある給水塔は遠くから見てもとても目立つので、近隣にお住まいの方には確かに良い目印になりますね!
給水塔の真下に来てみました。支柱部分もかなりの大きさ。
あれだけ大きな円盤部分を支えるには、しっかりとした支柱が必要になりますね。
まるで社会見学に来たかのように、辺りをぐるぐると見てみました。
めずらしい建造物は見ているだけでもおもしろいです!!
近くにはお子さんも遊べる公園も!
給水塔を見てから団地の入り口まで戻ると、道の反対側に公園を見つけました。
今宿団地公園は子どもたちが思いっきり走り回ってもOKな、十分に広さのある公園です。
滑り台やブランコ、遊具もいろいろありましたよ!
この地域に長くある公園なのか、ちょっとレトロな遊具も。
季節を感じる木々や植物もちらほら。
暖かくなってきたらシートを広げて、ピクニックも楽しめそう!!
給水塔を子どもと一緒に見たあとは、お弁当やおやつを持って公園で遊んでもいいですね。
大きな建造物に、子どもたちもびっくりするかも!?
大人でも初めて見る方は、ちょっと驚くかもしれませんよ♪
今宿団地
住所:神奈川県横浜市旭区今宿南町1972
アクセス:相鉄線「鶴ヶ峰駅」よりバスで今宿小学校バス停へ
今宿小学校バス停より徒歩5分