いずみ中央には、知る人ぞ知る名品があります。
社会福祉法人いずみ苗場の会 「つぼみの家」・「るあな」で販売している「干し野菜シリーズ」です。
「干し野菜」というと、みなさんは何を思い浮かべますか?
干し椎茸などのきのこ類、干し芋、切り干し大根などが一般的なのではないでしょうか?
いずみ中央駅徒歩2分にある「つぼみの家」と、のどかな田園の広がる川沿いの道を歩いて20分のところにある「るあな」で販売している干し野菜は、今まであまり見たことがない画期的な商品です。
画期的!野菜たっぷり手間入らずでおいしい一品!
何が画期的かというと、写真のように乾麺と乾燥野菜などが一緒にパッキングされていること。
中身を全てフライパンに入れ、水と塩とオリーブオイルを加え火にかけるだけで、あっと言う間にパスタができあがるんです。
パスタを別で茹でたり、野菜を刻んだりなどの手間なく、無添加で体に優しい野菜たっぷりの一品ができあがります。
お米と一緒に材料を入れて、炊飯器で炊くだけのリゾットや炊き込みご飯シリーズもありますよ。
干し野菜を通して「できること」で社会参加
干し野菜は、「つぼみの家」や、「るあな」の利用者さんが、商品企画開発、フロデュースを担う「干し野菜研究家 澤井香予さん」や、スタッフの方たちと一緒に作っています。
利用者さんは野菜の皮をむいたり、並べたりして大きな電気乾燥庫に投入。
しっかり乾燥が終わったら、それぞれ商品ごとに計量してパッキングします。
障がいの特性に合わせて、それぞれが「できる」作業を担当しています。
商品づくりや販売を通して、地域の方たちに喜ばれることは、利用者さんにとって社会とつながり、貢献している実感になりますよね。
干し野菜づくりが好きな利用者さんは多いそうです。
農福連携!余剰野菜もおいしく変身
動物のかわいらしいパッケージで販売されている「はみだしものシリーズ」
こちらは、横浜中央卸売市場の藤岡食品さんから、まだ食べられるのに廃棄されてしまう予定のキャベツなど、新鮮でおいしい余剰野菜を仕入れ、利用しています。
障がいのある方は誇りをもって仕事をすることができるうえに、廃棄される予定の野菜を少しでも減らすことができる、とってもステキな取り組みです。
それぞれに特色ある商品が楽しい!
「つぼみの家」では主に、近隣の提携農家さんの野菜や、金沢区にある「永島農園」さんの「おひさましいたけ」を使用。また出川哲郎さんのご実家で有名な「つた金」さんの海苔も使用した商品を製造しています。
「るあな」では、自前の畑で採れた野菜や、スタッフさん差し入れの野菜、無人販売の野菜なども使用して製造していて、旬の野菜や、タイミングによって、一期一会の商品との出会いも楽しめます。
それぞれ特色のある商品を製造していますが、いずれも乾燥させた野菜の天然の出汁が、余計な調味料が必要ない深い味わいをつくっています。
「干し野菜」はいざ!という時の備えにもなります
「干し野菜シリーズ」は、常温で半年以上日持ちするので、野菜不足になりがちな災害時への備蓄にもいいですよね。
調理もとても簡単なので、在宅ワークでの昼食や、これから始まるお子様の夏休みのご飯にもとても重宝しますよ。
私も献立に困った時、何度助けられたことか…!
我が家のローリングストック必需品です。
無添加で安心安全な「つぼみの家」・「るあな」の干し野菜シリーズ。本当においしいので、オススメです。みなさんもぜひ、お手にとってみてくださいね。
「つぼみの家」
住所 : 横浜市泉区和泉中央南4-3-15
アクセス : 相鉄いずみ野線いずみ中央駅徒歩2分
電話 : 045-801-8667
営業時間 : 10:30-17:00
販売時間にドアが閉まっていることもありますが、お声がけすれば、対応いただけます。
「るあな」
住所 : 横浜市泉区和泉町2338-2
アクセス : 相鉄いずみ野線いずみ中央駅徒歩20分 ゆめが丘駅徒歩10分
電話 : 045-800-3362
営業時間 : 11:00-16:00
定休日 : いずれも土・日祝祭日及び事業所のお休み