相鉄線に乗っていると西横浜駅から平沼橋駅の間で、それはそれは大きなガスタンクが見えます。
場所的にも横浜駅やみなとみらいが目と鼻の先に見える位置でもあり、「こんな場所にガスタンクがあって大丈夫なの?!」とちょっとヒヤッとしませんか?
今回はこの気になるガスタンクを見てきました。
大きな4基のガスタンク
ガスタンクの近くへ行くには、相鉄線西横浜駅もしくは平沼橋から歩いていく必要があります。
道路状況的に、平沼橋駅のほうが若干近いです。
ガスタンクに向かって「沼野橋」を渡ると…
ありました!大きなガスタンクが!
と思ったら、目の前にはステキな戸建が並ぶ「TVKハウジングプラザ横浜」や、「横浜イングリッシュガーデン」がありました。
なるほど。お隣だったのですね。
ガスタンクは全部で4基ありました。
近くで見ると、本当に大きくて圧巻!
このガスタンクは「東京ガス」が所有しているもの。
なんとここから横浜市内の各家庭にガスを供給しているのです。
つまり、私の家にも、これを読んでくださっているあなたの家にも、ここからガスが届けられているのです。
そう考えると、なんだかすごくありがたい気持ちになりますね。
この入口の奥に東海道線や相鉄線の線路が見えますが、行き止まりとなってました。
ガスタンクの周辺を散歩!すると…
せっかくなので周辺を散歩してみました。
「横浜イングリッシュガーデン」が隣にありますが、少し離れると、以前紹介した「サミット横浜岡野店」が見えてきます。
近くの橋からは「横浜そごう」などベイエリアの風景を見ることができますよ。
ガスタンクの前を流れる「帷子川」を歩いていくと、何やら橋を発見!
渡ってみるかな…と近づいてみると、あれ?これは歩道橋ではない…!
これはガス管でしょうか…?
ここから市内にガスを供給するのでしょうか。
管の先はガスタンクのほうへ向かっています。
ガスタンクのある場所は東京ガスの敷地内となっているため、残念ながら間近で見ることはできませんでした。
それでもやっぱりこのガスタンク、なんだか心がルンとするのは私だけでしょうか?(笑)
最近では工場の景色が人気だったりしますが、同じような感じでこのガスタンクに萌える人も多いのではないかと思います。
定期点検の時にはガスタンクの変わった姿が見れる!
現在はなんの変哲もない通常のガスタンクですが、このガスタンク、10年に1回のペースで定期点検を行っているそうです。
その時はガスタンクの塗装が剥がされるんです!
表面の塗装を剥がして、ヒビ割れなどがないかチェックするのだそう。
内部の点検も行い、その時はガスが全部抜かれるそうです。
ガスタンクの中身、ちょっと気になりますよね。どうなっているんだろう…。
ちなみにこのガスタンクの点検、調べたところ一番最後に行ったのが2012年頃なので、もしかすると2022年の今年にガスタンクのその姿が見れるかもしれません!
その時が来たらまた、シャッターを収めてきたいと思います。
東京ガス平沼整圧所(平沼ポンプ場)
〒220-0024 神奈川県横浜市西区西平沼町5-55
相鉄線西横浜駅徒歩7分