まるで映画 「ハリー・ポッター」の駅のよう?!レンガ壁がお洒落な「羽沢横浜国大駅」

天井が高くレンガを敷きつめた壁が外国風景のようなこの駅。

相鉄線「羽沢横浜国大駅」の改札口です。

どこかで見た光景?!と思っていたら、映画「ハリー・ポッター」シリーズの主人公ハリーたちが、魔法学校ホグワーツに向かう時の出発駅に雰囲気が少し似ていませんか?

鉄道発祥の地イギリスの「キングス・クロス駅」をモデルにしている映画の駅。

通るたびに私にこの駅を連想させるのが、この「羽沢横浜国大駅」の駅舎なんです!

階段の壁もこのように一面にレンガを敷き詰めた美しい「レンガ壁」。

横浜には、こうしたデザイン性の高い駅舎は珍しいのではないでしょうか。

人気のフォトジェニックな「壁映え」写真も期待できそう♪

「ハリー・ポッター」の世界を連想させてくれる相鉄線「羽沢横浜国大」駅の内部を今回はご紹介いたしますね!

「相鉄・東急直通線」の開業も楽しみ!夏休みの見学にも

2019年の相鉄・JR直通線の開業と同時に誕生した「羽沢横浜国大駅」。

開業当時は、この駅舎のお洒落な感じや広さが、メディアなどでとても話題になりましたよね。

調べてみると、駅舎のデザインは、相鉄グループが取り組んでいる「デザインブランドアッププロジェクト」に基づいて、キーマテリアルの「鉄」「レンガ」「ガラス」などを用いているそう。

改札前のスペースは天井も高く、広い壁の一面にも赤レンガが敷き詰められています。

今はまだ人も少ない空間なので、アートのような天井や壁のデザインを楽しみながらゆったり過ごすことができますよ。

このスペースには、飲み物やお菓子などの自動販売機もあります。

すぐそばにベンチも設置されているので、駅利用の際のひと休みに便利です。

休憩スペースもあり、夏の陽ざしや暑さ、雨も避けられる広々ゆったりとした「羽沢横浜国大駅」。

横浜ではめずらしい広さを持つ、天井が高くレンガが美しい外国風な駅舎。

ハリーポッター気分で、夏休みにお子さんと駅舎や電車の見学に行くのもいいですね!

相鉄線?JR線?どちらのきっぷを買いますか?

相鉄線のJR直通線が西谷駅で相鉄線の本線から分岐、JR武蔵小杉駅へ向かう途中に位置する「羽沢横浜国大駅」。

乗車券の券売機はどうなっているの?と疑問に思いますよね。

羽沢横浜国大駅はれっきとした相鉄線の駅なので、券売機は相鉄線のもの。

そして、きっぷの選択は、

  • 相鉄線のきっぷを買う
  • JR線のきっぷを買う

を選んで購入するようになっていました!

JR線のきっぷは走行距離100キロまで自動券売機で買うことができます。

100キロまでってどのくらいの距離?と思った私は、たまたま居あわせた相鉄線の駅員さんに聞いてみました!

すると、こちらのJR線近距離きっぷ運賃表に出ている範囲とのこと。

JR東海道線だと「熱海駅」あたりまで、JR高崎線だと「熊谷駅」あたりまでとなっています。

また、ここではJRの「みどりの窓口」がないのでそれ以上の距離のきっぷや回数券、特急券などは買えません。

スイカやパスモの利用がほとんどになり、普段気にしていなかったきっぷや乗車運賃について、何だか勉強になった気がしました♪

レンガの壁がお洒落!フォトスポットにも

それでは羽沢横浜国大駅の改札をくぐって駅構内に入ってみましょう。

天井が高く、広々とした構内はあちこちに赤レンガの壁が配されています。

シックなダークグレーの建物の色合いにも映えてなんともお洒落な雰囲気!

改札そばのこの辺りは、まさにハリーポッターの世界。

イギリスの駅の雰囲気そのものですね!

日本の駅である事をつい忘れてしまいそうです。

最近ではカラフルな壁の前でフォトジェニックな写真を撮ることが流行っていますが、ここでも期待できそうです♪

そうそう、写真を撮るときは乗降客が少ない時間帯に気をつけて撮ってくださいね。

ホームは近未来的!安全性をかねそなえたデザイン

あたたかみのあるレンガ壁の改札階からホーム階に降りると、駅の雰囲気はまたガラリと変わります!

羽沢横浜国大駅のホームは、近未来的なダークグレー一色。

すっきりしていてとてもシャープ!

お洒落でかっこいい印象です!

新駅らしくホームドアも最初からしっかりと設置されていました。

一説によると、ここのホーム階がグレー一色なのは、ホームドアの開閉の黄色いラインや、車両や信号などの光が見えやすくなるからだとか。

安全と見た目の美しさをかねそなえた、鉄道ホームとしての最新デザインなのかもしれません!

ちょうどホームにすべり込んできた相鉄・JR直通線は、鉄道の明るい未来を乗せて走っているかのように見えました!

2023年3月には神奈川県としても待望の「相鉄・東急直通線」の開通が予定されています!

羽沢横浜国大駅から、新横浜を通過、日吉から東急東横線へ入ることができるようになるんです。

ハリーポッターの世界である鉄道発祥の地イギリスの駅と横浜らしさを漂わせるお洒落な赤レンガの壁、鉄道の未来を感じる最新のホーム。

両方ををかねそなえた「羽沢横浜国大駅」。

ここを中心に神奈川の鉄道路線の未来が広がっていくのを、これから楽しみにしていきたいと思います!

羽沢横浜国大駅   
住所:神奈川県横浜市神奈川区羽沢南2丁目44
アクセス:相鉄線羽沢横浜国大駅より徒歩約0分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。