まだまだ寒い日が続きますね。
寒い日の朝はベッドから抜け出すのも一苦労ですが、ベッドから抜け出せた後は朝のひそかな楽しみがあります。
それは出勤前の冬の朝散歩!
冬の朝の冷たい風を感じながらのお散歩は、1度知ったら病みつきになる気がします。
身支度を整えて、防寒着をばっちり着込んで、朝散歩へ出発です。
この日向かったのは西横浜駅から歩いて15分ほど、横浜駅方面まで石崎川沿いに延びている「石崎川プロムナード」です。
江戸時代に用水路として整備された石崎川
今回お散歩をした石崎川は江戸時代に新田開発がおこなわれていた際、用水路として整備されていた全長1.6kmと長さの短めの川です。
川沿いが遊歩道として整備されています。
遊歩道だけではなく、橋や交通事情に合わせて歩道橋もあります。
少し高くなっているので、ここから川を眺めるのもいいですね。
石崎川プロムナードは、もう1本行くと国道一号線があるものの、大通りとは打って変わって喧騒を忘れたお散歩ができます。
実は横浜の歴史をたどれる遊歩道
川沿いを歩いているとこんなスポット解説を見つけました。
裏を見てみると平沼新田とあります。
「帷子川下流地域の新田開発のうち、江戸時代末期に開かれたのが平沼新田です。」と横浜の新田開発が歴史が書かれています。
この川沿いは西区の魅力再発見を目的とした「温故知新のみち」のなかでも、「新旧東海道の温故知新のみち」という江戸時代の新田開発から横浜駅周辺の歴史がたどれるルートの一部です。
ただお散歩をするだけでなく、横浜の歴史を身近に感じながらのお散歩ができるのは、親子のお出かけにもおすすめのスポットです。
ほかにも、それぞれ川沿いの柱などに横浜にまつわるモチーフのタイルがはめ込まれています。
こちらは「かじ」。
これは「バラ」、市の花です。
ほかにも川でみられる生き物のタイルも見られました。
お子さんを連れての散歩であれば、これも一つ一つじっくり見ていくと親子の会話が弾みそうです。
実はひそかなお花見スポット
手入れされた川沿いには花壇だけでなく、桜並木が並んでいます。
花壇の草木も季節に合った花が咲き、どんな時期にお散歩をしても鮮やかで楽しめますが、桜の季節のお散歩は格別です。
今はまだ木々たちは寒々しい様子ですが、これから少しずつ春に近づいてくることを想像しながら歩みをすすめてみます。
桜並木に沿って桜を眺めながらのんびりお散歩するもよし、川にかかる橋の上から、川にかかる桜を眺めるのも最高です。
今回お散歩にやってきた石崎川プロムナードは、普段の生活エリアの延長にありながらも、都会の騒がしさを忘れてのんびりとお散歩ができる場所です。
川沿いをずっと歩いてもよし、一部分だけ楽しむのもアリですね。
まだまだ寒い日が続きますが、2023年のお花見先としても、石崎川プロムナードを検討してみるのはいかがでしょうか。
石崎川プロムナード
住所:神奈川県横浜市西区平沼2丁目13
アクセス:相鉄本線西横浜駅から17分